〔概念〕脳血流障害により脳に不可逆的変化が起こり、脳実質の壊死を生じた状態を言います。
脳のエネルギー代謝は極めて旺盛であるので、血流が低下すると酸素欠乏をきたし脳代謝が障害されます。
脳の動脈が詰まり、抹消の脳組織が血液不足から壊死状態となり、種々の神経疾患を示す状態を言います。。
脳血流量が正常の30%以下になると局所的な障害を生じ、20%以下になると脳梗塞になると言われている。
逆に言えば、脳血流量が20%以上あれば、麻痺などの症状は回復すると言われています。
脳は血液が来ない為、障害され浮腫を来たし脳が腫れる為に、外から触ると初めは石の様に硬くなりますが、
その後で脳組織が溶けて柔らなくなってしまいます。昔は“脳軟化症”と言われていたのは、その為とされています。
首を指で押さえると脈が触れますが、それは、内頚動脈と言い脳に血液を送る重要な血管です。
この動脈が左右に2本と椎骨動脈と言って首の骨を通る2本の血管の合わせて4本の血管が心臓から脳に向かっています。
これらの血管は脳に入ると木の枝のように何本にも分かれ、どの血管が詰まったかでも症状が異なります。
閉塞の原因により、脳血栓と脳塞栓に区別され、近年、わが国では高血圧治療の普及に伴い、脳出血は減少傾向にあり、
脳梗塞の脳血管障害に占める割合が増えている。
又、脳梗塞により二次性に起こる脳血管性痴呆は、大きな社会問題となっている。
脳梗塞の中では、脳梗塞の中にうっ血や出血を伴う場合がある。
これを赤色脳梗塞と言い、出血のない場合を白色脳梗塞という。
脳梗塞は、出血性脳梗塞が多い。
〔原因〕脳血管の大部分は脳血栓である。
@脳血栓:脳血管のアテローム性硬貨により内腔が閉鎖される。
A脳塞栓:主として心臓内に出来た血栓が流れて来て、脳動脈を閉塞する。
Bその他の原因:動脈炎、脳出血、くも膜下出血など。
C原因不明