No11
トムとカルバはエゴを説得しようとしました。「エゴ、目を覚ますんだ!」「私は寝てないわ!」と言って切りかかってきました。するとトムは何やらブツブツと呪文を唱え始めました。するとエゴのふところからカノンが飛び出してきました。「あら!?カノン。ここに出てきては危ないわよ!!」と言ったエゴをよそにカノンはしゃべりました。「エゴ、トムとカルバは仲間じゃないか!」「ハッ、そうね」エゴはころっと態度を変えました。「覚悟、サダーコ!」エゴが切りかかってきました。「ちょっと待って!!」カルバが叫びました。「ところでエゴ、私のかわいいかわいいvvvクロとシロとグレイはどこ?」カルバがエゴにせめより問いました。「あ、ゴメン。その辺の荒野に置いてきちゃった」と言って、照れ笑いをしました。聞き終わらないうちにカルバは去っていきました。帰ってきたと思ったその時!「エゴがそんな人だとは思わなかった!」と言ってサダーコ側に付いてしまいました。「エゴ、許さないからね!!」と言ってサダーコと共にどこかへ行ってしまいました。トムはエゴをキッとにらんで「どーしてくれんのよ!!」と怒り始めました。「まさか、カルバがあんなのについて行くとは思わなかったんだよ」と笑いました。「とにかくエゴ、カルバとクロ、シロ、グレイを探そう」とトム。「トぉムぅ〜!エぇゴぉ〜!」なんと突然カルバが戻ってきて泣きつきました。「クロとシロとグレイがー!!」「どうしたんだ!?」とエゴ。「あう〜ひっく・・・わう〜」泣きじゃくっていて何を言っているのかわかりません。「カルバ、落ち着いてー!!」とトムがカルバにビンタしました。するとカルバはよけいに泣き出してしまいました。「な、なに?」トムとエゴが同時に言うとカルバは泣くのをやめました。そしてなぜか怒り始めました。「サダーコめ・・・ゆるさーん!!」そしてダッシュでサダーコの所まで行ってしまいました。「カルバ!?置いてかないでよ!!」とトムとエゴがカルバを追いかけます。でもカルバはエゴに「エゴ。私はまだエゴのこと許してないわよ」と言いました。エゴは謝ろうとする瞬間に「でもサダーコのせいよね」とカルバ。なぜかサダーコのせいにされていました。「サダーコってどこにいるんスか?」とトム。「あの山の頂上よっ!!」とカルバ。「えぇー!?」と二人。なんとその山は標高5000mの雪山だったのです!!
No12
「え〜〜!!寒いじゃん!」とエゴはグズつきました。「何言ってんの!!元はと言えばエゴのせいでしょ!」カルバは言いました。「そーかもしんないけどさー・・・」とエゴはぶつぶつ・・・。「私もイヤよ!!」とトムも言い出しました。「わがまま言わない!!」とカルバは言いました。三人は山を登り始めました。「寒いよーカルバぁー」「ハラへったー」トムとエゴは文句を言いました。カルバはあきれて二人をどつきました。すると二人はガケっぷちから落ちてしまいました。「わあぁぁぁぁ」「まったく二人とも、早く山を登れば何かあるわよ・・・って落ちちゃったの!?」とカルバはたった今『状況』を把握したようです。「トムー!エゴー!」カルバは泣き崩れました。「ま、いいか」とカルバは先を急ぎました。何しろクロとシロとグレイの為です。「トムとエゴのせいでクロとシロとグレイを助けられなくなったら、たまったもんじゃないわね・・・」ブツブツつぶやきながら山を登っていきます。そのころトムとエゴは・・・「しめしめ。うまくいったわねトム」「そうねエゴ。この寒いのに山登りなんかやってらんないわよね」どうやらこれは計画的だったようです。「これからどーする?エゴ?」トムはエゴに問いかけました。「帰ろう!」とエゴ。帰ろうとした瞬間!!雪崩が起きて、トムとエゴは流されてしまいました。「わぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」そのころカルバはホッカイロで温まっていました。「やっぱ寒いときはホッカイロね」カルバがどんどん進んでいくとそこに何かが転がっていました。どこをどう見てもそれは雪のかたまりにしか見えません。しかしカルバはそのかたまりが気になったので『ゲシッ!!』一発蹴ってみました。それは何と!!人間の首でした。「きゃー!!首だー!!」カルバは喜び始めました。てっきりクロが人間を狩ったのだと思ったのです。「やったわ!!これは絶対クロが殺ったのね!ついに一人前になったのねー!!」あまりに興奮して叫んだ為、なんと雪崩が起きてしまいました。そのころトムとエゴは雪崩から脱出したところでした。「ふー、ひどい目にあったわ」とトムとエゴが話をしていたところに先ほどカルバが起こした雪崩が!!「わぁぁぁーーーー!!」カルバがこちらに降ってきました。なんと!!そのついでにサダーコまで流れてきました。みんなはあぜんとしました。
No13
「ここであったが100年目ね!!」トムが流されながら叫びました。「フフフ・・・覚悟なさい!!」エゴも叫びました。「フン!流されながらカッコつけても、マヌケなだけよ!」サダーコも言い返しました。「あんたもね」カルバがすかさずツッコミました。「う・・・!!」サダーコはカッコ良く登場する為に3時間もかけてカッコを整えたのにいざ来てみたら突然の雪崩で流されてしまったのでした。そんなことはお構いなしにみんなでサダーコに攻撃をしました。しかし!サダーコは分身の術を使って増えました。「何!?」三人はびっくらしました。「フッフッフッさぁ私の本体がどこにあるかわかるかな?」「そこね!」エゴが切りかかりました。ビンゴ!「ぐぁぁぁ何でわかったぁぁ」とサダーコ。「だって分身した人たちしゃべらないんだもん」しばしの沈黙・・・。まだまだサダーコには修行が足りなかったようです。そしてトム、エゴ、カルバが一斉にサダーコに攻撃をしました。が、サダーコはそれをヒラリとかわしました。「そんな攻撃で私が倒せるとでも思って!?」そう言っている間に上から雪だるまがサダーコの頭の上に『ボスッ』と落ちてきました。三人が落ちてきた方を見上げると、そこにはなんとグレイが!「あぁっグレイ!無事だったのね」カルバは泣き崩れました。「ああっ!でもクロとシロは!?」カルバの問いに答えたのはなぜかトムでした。「そーいえばあっちにいたような・・・」「えっうそ!!トム、エゴここは頼んだわ」と言い残してカルバは、はるか遠くへ走っていってしまいました。「よし!!エゴ、攻撃開始よ」と言ってトムとエゴは攻撃しようとしました。サダーコの頭上に落ちた雪だるまはこなごなになりました。しかしそこにサダーコの姿は見当たりません!!二人がキョロキョロしていると、突然、足をつかまれました。サダーコは地中から攻撃したのです!足をつかまれていたので二人は攻撃をまともにくらってしまいました。「これで終わりね」サダーコは油断しました。すると!!なぜだかトムは火竜の『崩』を使い、サダーコに攻撃しました。「なに!?」サダーコはびびりました。サダーコは逃げようとしました。しかし、クロ、シロ、グレイがサダーコの服を噛んではなしません。カルバもいつの間にか戻ってきていました。サダーコはまともに崩をくらってしまいました。トムとエゴとカルバはサダーコを倒したと大喜び。「やったー!!」みんなで喜んでいると、そこに居たはずのシロがいません。カルバはサダーコを見ました。すると、シロがサダーコに捕まってしまったようです。「シロ!!」カルバは叫びました。
No14
「シロを返せ〜!!」三人は口々に言いました。「フン、こうなったらコイツをゆずぽんで食らってやるわ!!」と言ってサダーコは消えました。「えっ!シロってゆずぽんで食べると美味しいんだ!」トムが何かひらめいたようです。「じゃあクロとグレイも・・・」トムはニヤリと笑いました。「おいっ!!」とカルバとトムにつっこみます。「ジョーダンだよジョーダン」とトムは言っていますが多分本気だったとカルバとエゴは思いました。「トムってゆずぽんの事になると人が変わるね」とカルバ。「崩でサダーコを倒したときはカッコよかったのに」とエゴ。「なに!」とトムは怒りました。「そんなコトを言っているヒマはない!!」グレイが口を出しました。しかしシカトされてしまいました。ブチッ!グレイがキレてしまいました。グレイはひとりで走っていきました。そんな時トムとエゴとカルバはまだギャーギャー騒いでいます。そしてグレイは三人の頭をめがけて雪だるまを落としました。「それー!!」とグレイは言いました。すると雪だるまは三等分になって三人の頭の上に落ちました。「思い知ったかアンポンタン!」グレイは満足そう・・・v「主人に手を上げるとは!!しつけのしなおしね!!」カルバがムチを取り出しました。ムチを見るなりグレイは猛ダッシュで逃げ出してしまいました。みんなシロの事なんて忘れてる・・・・?「私にまかせて!!」とトムは叫んで『円』でグレイの動きを止めて、『焔群』のムチでサダーコに攻撃して、そのすきにシロを助けました。円で動きを封じられたグレイは・・・・「こんな主人、こっちから捨ててやる!」と言って、サダーコの犬になりました。「ふっふっふっ、手下に裏切られるとはなんとおろかな・・・」サダーコは三人を完全に見下した目で見ました。「サダーコに見下されるなんて・・・」三人はブルーになり、何もやる気がおきなくなってしまいました。その隙にサダーコが攻撃をしかけました。「長年のうらみー!」と言って。その攻撃を防ごうとトムが『円』を出しました。「くっ!!」サダーコは苦しそうな顔をしました。しかし寝返ったグレイが攻撃を仕掛けて来ました。でも、攻撃は、はじかれてしまいます。サダーコは今度は雪に攻撃して雪崩を起こし生き埋めにしようとしました。うまく雪崩を起こしたサダーコでしたが、自分も逃げ遅れてしまい、みんな雪崩に流されてしまいました。グレイだけは流されなかったようです。
No15
グレイはためらいました。助けるか、見捨てるかを・・・。悩んだ結果、グレイは・・・近くの救助隊に連絡をしました。そしてグレイは雪山を去っていきました。「主人を裏切った以上ここにはいられません」という置手紙を残して・・・。10分ほどして救助隊の人が助けに来ました。「大丈夫ですか?」とやってきた救助隊にカルバは「なんであんたがここにいるの?」と言いました。「いや、グレイの色をした犬が急にしゃべりだして・・・」と言いました。「グレイーーー!!」カルバは叫び、泣き崩れました。すると、シロ&クロが「僕たちがいるじゃないか」というようにカルバの肩をぽんとたたきました。「シロ・・・クロ・・・ううっ!!私がふがいないばっかりに・・・」とカルバが泣き崩れていると、救助隊の人が「すいませんが雪崩で流されたのはあなたとこの犬2匹だけですか?」とカルバにたずねました。「えぇ!?トムとエゴは!?」とカルバが尋ねました。「まだ流された人が?」救助隊が言い終わると同時に雪の下から炎のレーザー砲が出てきました。トムが火竜の『虚空』を出したのです。「ちょっと!私たちも助けてよ!」トムとエゴはとても怒っています。「まったく最近の救助隊は頼りないったらありゃしない」エゴはブツブツと文句を言い始めました。「・・・今のレーザーちょっとズレてたら当たってましたよ」救助隊員は冷や汗を浮かべながらつぶやきました。まーそれはよしとしておいて、カルバがトムとエゴに「どーしよー!!グレイがいなくなっちゃったのー!」と泣きついてきました。「だってグレイはサダーコの犬になったんでしょ?」とエゴは言いました。カルバが、あれこれ話すとみんなでグレイを探し始めました。「グレイー!!どこにいるんだーだーだー(エコー)」と雪山を探しましたが何処にもいません。「ねぇ、もうあきらめよーよぉ」とトムが言い始めました。するとエゴも「そうだよ。もういないって」と言いました。「そんなー、グレイー!!」カルバはとうとう泣き出してしまいました。トムとエゴはどうしたらよいものかと困っていました。「カルバ。クロとシロは犬なんだし、2匹にグレイの居場所を探してもらおうよ」とトムが言いました。「うちらで探すよりも犬に探してもらったほうが・・・」とエゴ。「はっ、それもそうね」ということで、クロとシロの大活躍が始まるのです・・・。