No21
カノンも見つかったことだし、これからどうしようか?」カノンを大切そうに持ったエゴが言いました。するとカルバが狂ったように笑い出しました。「ケケケケケケケみぃんな忘れているようだけれど、グレイよ!!私のグレイがまだ見つかっていないのよ!!」「そんな事もあったねー、でも私、丸々二日間放心状態だったせいかねむい・の・・よ・・・」言い終わらないうちにエゴはその場でカノンを抱いたまま眠ってしまいました。「おい!!」みんなはエゴに向かって叫びました。「仕方がない。エゴはシロに任せてクロとカルバと私で探そう!!」とトム。「よし!」みんなは探しまくりました。けれど全然見つかりません。「どーする?」みんなで考えていると、そこにはなんと!エゴとシロがいました。「あれ!?なんでエゴとシロが!?」という質問にシロは「周りに周って同じ場所に戻ってきてしまったんだね」と言いました。「まったくみんなマヌケねぇ。やっぱ私がいないとダメね」と言ってエゴが復活しました。そしてみんなで話し合いをしました。「きっともうここら辺にはいないよ」とトム。「きっと海にいるわ!」とエゴ。「なんで?」とみんなが尋ねると「私が行きたいから」という答えが・・・。その答えにみんな沈黙。エゴは「え?私変なこと言った?」と全然空気を読めていません。「ねー海行かないの?」エゴは相当海に行きたいように見えます。みんなは、ため息をついて、「しょうがない。海に行きますか」とトムが言うとみんなも「考えてても進まないもんね」と納得して海へ行くことにしました。エゴはカノンを抱いてスキップしています。トムはゆずぽんを持ってスキップ。カルバは希望を胸に海に向かいました。海に着いたのは出発してから五週間後でした。みんなは海に着いたとたんに寝てしまいました。そして五日と二時間後。みんなは起きました。「あー、よく寝たねーv」とエゴ。「そうだねーvあっ!!ゆずぽん飲まなきゃv」とトム。「みんな!!グレイは?」とカルバ。「そーいえば・・・?」トムとエゴと二匹は声をそろえて言いました。そこから約三時間、みんなはグレイを探しましたが、残念なことにそこにはミュージシャンの『GLAY』しかいませんでした。「グレィ・・・」と言ってカルバはバタンQ!!
No22
「カ、カルバ!しっかりするんだ!!」「気を確かに!!」みんなが口々に言いましたがカルバは完全にノックダウン・・・。「グレイー戻ってきてよー!!グレイがいないとカルバが死んじゃうよ〜〜!!」とトムが叫んだそのとたん!「フフフフフグレイとはこの犬のことか?」とサダーコ出現!!その手にはグレイが!!ピクッカルバの手が少し動きました。「カルバが動いた!!」トムが喜んだのもつかの間、パタッ・・・。カルバはまた動かなくなってしまいました。「なんで!?起きよーよ!!」エゴが言います。カルバの意識は無くなりました。しかたがないのでとりあえずグレイを助けようとする二人と二匹。けれど作戦を立ててなかったのでどうやってサダーコに立ち向かうか困りました。一方、サダーコもグレイを捕まえたはいいけれど具体的な作戦は全然考えていませんでした。しまった、サダーコ!!そうと知られれば絶対バカにされると思ったサダーコはとりあえず攻撃を試みることにしました。なので攻撃するのに邪魔なグレイを開放しました。「って、ああ!!」サダーコは叫びました。つまり自分がグレイを助けてしまったのです。「アハハハハ、サダーコのバ〜カ!」結局バカにされるサダーコでした。グレイが開放されてもカルバは目を覚ましません。不思議に思ったエゴは少し考えて、ついにひらめきました。「あのグレイは偽者だ!!」エゴは叫びました。「マジ!?」とトム。が、何故かクロがとてつもなく怒りました。「オレの息子をよくもー!!」と。キャンキャンほえながら一人で(一匹で)サダーコに向かっていきました。「クロぉー!!」シロが泣き叫ぶのを背にクロは果敢に戦いを挑むのでした。サダーコにとってはうざいことこの上ない展開です。こんな犬なんかに用は無いといった表情です。クロがサダーコに飛びかかりました。「この犬めがー!!」サダーコは怒りました。そしてなんとシロまでがサダーコに・・・。サダーコは二匹を片手でパッパッとはらい落としました。「キャウン・・・」二匹は気絶してしまいました。「弱ッ!!」思わずツッコミを入れるその場の一同。クロとシロが倒れたことによりカルバの魂は完全に抜けてしまいました。「残りはお前ら二人だけだな」サダーコはトムとエゴにじりじりと近づいていきました。
No23
じりじり近づいてくるサダーコ。トムがエゴに「どーする?エゴ?」と言いました。その質問にエゴは「こうなったらサダーコの仲間になろう!」と言ってトムを裏切りました。「じゃあ私も!」と言ってトムまで。「おいっ!」カルバが息を吹き返しました。「やだなぁ作戦だよ作戦」トムが言いました。「作戦?」とカルバが聞き返すとエゴが「そうだよ。油断させといて後ろからドスッと」と答えました。「あっそうなんだぁ」カルバは納得。しかし、その会話は全てサダーコに丸聞こえ。サダーコは内心こいつらと戦っている自分って一体・・・と人生について考え込みそうになりました。と、「ねーねー仲間になってあげるーvv」エゴがサダーコに近づいて言いました。サダーコはさっきの会話が聞こえていたので、無防備に近づいてきたエゴに攻撃しました。「わぁ!!仲間になんてことすんのよ!!」エゴはびびりました。「エゴー!!」とトムが叫びました。「フフフ・・・この私にそんな甘っちょろい作戦は効かないわ!」サダーコは戦いにちょっと有利になったので得意そう。しかし次の瞬間サダーコの背中に鈍痛が走りました。骨中の辺りを手で触ってみるとそこには、いつの間にか復活したシロとクロがサダーコの骨中に噛みついていました。「この犬め!!」サダーコが振り払うとシロとクロはまた「キャウン・・・」と言って気絶してしまいました。でもそれが失敗でした。サダーコが二匹を振り払うのを、カルバはバッチリ見てしまったのです!「わ゛〜た〜し〜の゛〜」ゆらぁりとカルバが立ち上がりました。その殺気に満ちた目でにらまれサダーコは「う゛っ!!」とうめきました。その瞬間!!目にも止まらぬ速さでサダーコをムチで打ちました。久しぶりのムチです。サダーコは倒れました。フーッとカルバはスッキリした笑顔です。「なんだかSMみたい・・・v」トムがポツリと言った言葉でとトムまでカルバに攻撃されました。「ちょっとカルバ!!何してんの!!」とエゴ。「え!?あ!ごめんトム!」カルバは謝りました。でもトムはすごく怒っています。そしてトムはゆずぽんを5本、一気に飲み干し、サダーコを殴り飛ばしました。サダーコは500qくらい吹っ飛ばされました。と、そこには八戒人形が・・・。「サダーコの落し物ね」とエゴ。「とりあえずサダーコに届けよう!」とカルバ。そしてサダーコは・・・。
No24
「あ゛〜〜〜〜!!八戒が〜〜〜〜」とサダーコは大変な騒ぎをしておりました。あまりに混乱してマントも仮面も投げています。「くぅ!八戒を無くすなんて!もう死ぬしか!!」サダーコは自害しようとしました。と、そこへ「お〜〜〜い!サダーコ〜〜!」と3人プラス2匹がやってきました。カルバの手には八戒が。あわててマントと仮面をつけたのでマントはぐちゃぐちゃ、仮面の向きも違っています。それを見たトムたちは「なんだこいつ」「へんなのー」「こいつ絶対変人だ」などと言いました。エゴは「サダーコのコスプレよ」と決めつけました。「じゃー本物探しましょ。じゃなきゃこの人形届けらんないからね」とカルバはUターン。「ちょっと待ってー!!」サダーコは叫びました。「ん?」みんな一斉に同じことを言いました。「八戒を返して!」と言うサダーコに「何いってんのアンタ!これはサダーコの物なの!あんたのじゃないの!コスプレ野郎!」とカルバに怒られてしまいました。「うるさいっ!世界中の八戒は私のモノよ!」と言ってカルバから八戒人形を奪いました。それで機嫌の良くなったサダーコはお礼を言って去ろうとしました。するとエゴがクラウドで攻撃してきました。「あんたそれ返しなさいよ。じゃないと斬るよ」とエゴはおどします。サダーコは「ちょっと待ってよ。何で斬られなきゃなんないのよっ!?」と怒ります。「なんだよ。ただのコスプレ野郎のくせに!!」エゴも負けずに言い返します。「だから私はコスプレ野郎じゃなくて本物のサダーコなのよ!!」と言って泣いてしまいました。困ったエゴはどうしようかとオロオロしました。「甘やかしちゃダメよ!エゴ!!」とシロ&クロの育ての親であるカルバは強い口調で言いました。「甘やかすとつけあがるんだから!」その言葉にサダーコはショッキング!「わ、わたしって甘やかすとつけあがるのか・・・知らなかった」サダーコは落ち込みました。でもしばらくして、「人間とはそういうものよ!!」と立ち直りました。「本性を現したわね!!」カルバ的にはサダーコは気にくわないみたいです。「とにかく!この八戒人形は頂いたわっ!さらば!!」とサダーコはすてぜりふを吐き、ダッシュで逃げていきました。「あぁっ、サダーコの八戒人形が盗られたっ!!」トムは1人、サダーコ本人だと気付かなかったようです。
No25
「チッ、逃がしたか…」エゴは悔しそうです。カルバはトムに必死にさっきのはサダーコだった事を説明しているけれど、トムは全然理解してくれません。「何で解んないの!」カルバは困りはてました。「解った。100歩ゆずってサダーコと認めるから…」何とかトムは納得したようです。「よし、サダーコを追いかけるぞ!!」エゴは1人で力んでいます。という事で偶然にもサダーコが残していった足跡をたどって行きました。足跡は山の中に続いていました。「また山ぁ〜〜!?」トムはイヤそーな顔をしています。「やれやれ。登りますか」みんなで登って行きました。するとそこにはサダーコのマントが!?「という事はサダーコは今仮面だけ!!」エゴは燃えています。先走ったエゴは1人山奥へ…。トムとカルバは「よく似てるけどこれはサダーコのマントじゃないわ!!」気付いたのが遅くてエゴはもう見えなくなってしまっていました。「ちょっとー!!エゴー!!」みんなは叫びました。けれど遠くの方でエゴが「アハハハハハ〜〜!!」と笑っています。みんなはエゴの所に駆け寄ってみました。「アハハハハみんな見てよコレ!」エゴが指さした先にはなんと!サダーコの仮面もどきとはらまきが!!エゴはそれをサダーコのものだとカン違いして笑い転げています。「これでサダーコはきっと裸!!そこを激写して雑誌の編集局の送りつければ…きっと100万はくだらないわ〜〜vvv」エゴは叫びました。叫んでいるのもつかの間そこにサダーコ登場!!「はっはっはー!サダーコ登場!!」すると突然エゴが怒り始めました。「ふざけんなテメー!何でマント着てるんだ!」
するとサダーコは「イヤンvそんなヤボなコト聞かないでよ!」とクネクネしています。「こんなもの脱がしてやるわ!」とエゴはサダーコめがけて走って行きます。「きゃ〜チカン!!」とサダーコは叫びました。エゴの目はもうヤバイ事になっていました。「止めなきゃ!」カルバは言いました。が、トムが反論しました。「いや、面白いからこのままにしとこう!」「それもそうだね」カルバも納得しました。さぁ!サダーコ最大のピンチ!!エゴがサダーコに飛びかかりました。サダーコはヒラリとかわしました。「く!こしゃくな!」エゴは言いました。「ほらほら、私を捕まえてごらんなさーいv」何故か身軽なサダーコ…「ちょっとアンタら見てないで手伝いなさいよ!」エゴは他人のフリをしているトムとカルバにツッコミました。「あ〜あ、もう飽きちゃった。それじゃあたし帰るわ♪」そい言うとサダーコは山を降りて行きます。「うん!じゃ〜ね〜v」エゴは笑顔で見送りました。「見送るのかよ!」カルバがエゴのツッコミました。「三村かよ!」すかさずトムもカルバにツッコミました。