おじいさんとゆかいな仲間たち 外伝

  パート1

 とんと昔、まだおじいさんがういういしかったころのこと、おじいさんはとても貧しい家にすんでいました。そして、そんなある日、おじいさんの家に女性がたずねてきました。「もしもし、誰かおりませんか」おじいさんは喜んで家のトビラを開けました。そこにはとてもうつくしい女性が立っていました。おじいさんは、はなの下をのばしてボーッとしてしまいました。「あのー私が何か?」と女性はいいました。おじいさんは、「この人、すげーセクシーだ!!」と思いました。「・・・あ。それでご用の方は・・・」とおじいさんは女性に聞きました。すると女性は、「ここは、とても貧しい家だと聞きましたので・・・」おじいさんはなんだ?とワクワクしながら次の言葉をまっていました。「どんなにみじめな生活をしているか見に来たんですv」おじいさんは胸に何かがグサッとささったのを感じました。そのきれいな女性はさらに「あらあら本当にきたないわね〜、よくこんな所でくらせるわね!」と強い口調でいいました。おじいさんはまたまた胸にナイフがささったカンジでした。そして女性はなぜか、「これからここに住むことにします」と言いました。「あらてのナンパかー?」とおじいさんは思いましたが、こんなうつくしい女性と一緒にくらせるのならとOKを出しました。というよりも女性がズカズカとあがってきたのでOKしざるをえなかったわけです。女性は家に入るなりそうじをしはじめました。するとつぼの中からエロ本が出てきました。「まぁ!こんな物をかくしてるなんて!」そう言いつついろりの中にぽいぽい投げ入れていきます。「ああ〜わしの人生の支えがぁ〜」おじいさんは泣きました。そしてそんなことおかまいなしでそうじをしている女性にききました。「あんたは一体何者なんじゃ?」とおじいさんが言うと、女性は、ニコッと笑ってこう言いました。「私は・・・」と言葉を切ってしまいました。そのあとも、もくもくとそうじをする女性。おじいさんはさっきの続きが気になって気になって・・・。

  パート2

 「おじょうさん、あんたは何者なんじゃ!」おじいさんはもう一度たずねました。「アイアムメアリー」女性は答えました。「OK!アイアムなんだったかのう」とおじいさんはボケてしまいました。そして女性は、「メアリーです」と言いました。「そうじゃったかのう」といってなぜか笑っています。女性は、「なんだ?コイツ」と思っているようです。女性の顔にイカリマークがついているように見えたのはおじいさんだけでしょうか。女性は、「ところであなたのお名前は?」とたずねてきました。「わしの名前は夏目漱石じゃ」すると、メアリーがギロッとにらんだ気がしたので「・・・と見せかけて平清盛じゃ」とつけたした。しかしまたギロッとにらんだのでおじいさんは「・・・と見せかけてメンデルじゃ」とまたまたつけたしました。でもまたまたまたまたにらまれたので、本当の事を言いました。「わしの、本当の名は、メーテルという」と言うとメアリーは、「それ銀が鉄どう999じゃん」と言いました。けれど、おじいさんは、本当の名前がなかったのです。メアリーにつっこまれてしまったおじいさんは、次は何にしようかとボケを考えていました。メアリーは、イライラしてきて、「もういいわ。他の話にしましょう」と案を出しました。何の話にしようかとおじいさんは考えました。「うーん・・・ではメアリーさんの3サイズは・・・」おじいさんが言いおわらないうちにメアリーのおうふくビンタがとんできました。「いててててて」おじいさんは半泣きしました。とてもいたかったのです。「まったく、ふざけた人ね・・・」とつぶやき川へせんたくに行ってしまいました。おじいさんはしょうがないので山へしばかりに行きました。夕がた、おじいさんが帰るとメアリーのごきげんはよくなっていました。おじいさんは「ホッ」といきをつくと、いっしょにご飯を食べました。

  パート3

 ごはんを食べおわると、女性は、部屋に入る時に「この部屋に入ってこないで下さい。もし部屋に入ってきたら・・・う゛!!」といって部屋にこもってしまいました。おじいさんは、着がえでもするんだと思っていましたが、女性が入っていった部屋の中から、『ドッカーン!!ガガガガ、バリン、ドッチューン!!』とものすごい音が聞こえてきました。「どうしたんだ、メアリー!」とおじいさんが部屋の扉をあけると、メアリーが機かんじゅうを持って部屋中をうっています。「うわぁやめてくれーわしの家がぁ!」メアリーは答えました。「フフフ、みたわねぇ〜みたわねぇ〜・・・まぁいいわ・・・フフフ」口もとはわらっていますが目はわらっていません。「そ・そうか」とおじいさんはとめるのをあきらめました。それからというものメアリーは家を出ると、いつもかえり血をあびてかえってきました。おじいさんはメアリーは人殺しじゃ〜!と心の中でさけびおびえていました。そして、そんなある日、メアリーは言いました。「おじいさんじつは私、あなたの気をひかせるためだったの」おじいさんは、これが乙女心なのかと思いました。「かわいいやつめ」と、おじいさんとメアリーは抱き合いました。「わしと結婚してくれ」とおじいさんはメアリーにプロポーズをしました。しかし心の底では・・・「メアリーと結婚すればこんな貧しい生活ともおさらば、×××(ピー)もやりほうだい。ハハハハ」と思っているのでした。「ハッ、今×××(ピー)もやりほうだいって思ったでしょ!」「なにぃ〜バレてる。なぜじゃぁ〜!!」メアリーはニヤッと笑いました。「実はわたし・・・」おじいさんはワクワクしました。そしてメアリーは「・・・まだ話すのははやいわ」といいました。おじいさんはきになってきになって・・・。

  パート4

 メアリーの言葉が気になって夜もろくに寝れなかったおじいさん。そんなおじいさんをよそにメアリーは、ごく普通に生活していました。「そういえば・・・」おじいさんは気付きました。「結婚をしようと言ったけど答えをきいていない!」さっそくおじいさんはメアリーにききました。「メアリー、わしと結婚してくれ!」そして、メアリーは、「・・・はい」と言いました。「おじいさん。×××(ピー)をしようとなんて考えないで下さいね」メアリーに言われおじいさんはがっかりしてしまいました。おちこんでいるおじいさんに、メアリーは「そういえば、あなたの名前を聞いてません。お名前は?」と聞きました。「そ、それは・・・うーんと・・・えーと・・・言えないのじゃ」おじいさんはごまかそうとしました。「なんで言えないんですか。理由を言ってください」おじいさんは決心して話しました。おじいさんの話によると実は、おじいさんはすて子だったのです。0才の時からずっと笑いだけをたべてきたのです。ですからみな気味わるがってひろってくれなかったのです。ですからおじいさんには名前がないのです。そう言ったおじいさんにメアリーは、「じゃあオイボレでいいですよね」といいました。「オ、オイボレ・・・?」「そう、オイボレv」とメアリーはニッコリわらって言いました。おじいさんはそのほほえみに勝てず、「オイボレ」と命名されました。めでたく名前も決まり、おじいさんとメアリーは結婚式はいつやるかという話になりました。「じゅんびには結こう時間がかかりそうじゃのう」とおじいさんがつぶやくと「なぜです?」とメアリーがきいてきました。「お金がないんじゃ」というとメアリーは「そんな心配しなくていいんです。そうだ明日にしましょう」と勝手に決めました。「しかし・・・」おじいさんはとまどいました。するとメアリーは「大丈夫です。すべて部下たちにやらせますから」と言いました。実はメアリーはお金持ちだったのです。それを知ったおじいさんはごうかに式をあげました。

  パート5

 けれども、その後、ずーっと“オイボレ”と呼ばれたので、いいかげんにおじいさんもキレました。そしておばあさん(メアリー)を殺す計画を1時間48分前に考えつきました。「わしもオイボレなんて名前、最初からいやだったんじゃ。もうウンザリじゃ」と決心しました。しかし、いつもいつも、殺そうとすると、メアリーは気づいて「オイボレ、今日の夕食は何がいいかしら?」というぐわいにチャンスを逃してしまうのです。「このままではヤツの思うツボじゃ。わしがダメになってしまう!!」おじいさんはさらに2時間3分考えました。そして思いつきました。「ニヤリ、これなら完ぺきじゃ!ホッホッホッ」おじいさんはさっそくじゅんびをしました。もちろんメアリーにはわからないようにしました。まずなやにいきつかえそうな道具をさがしました。なやにはノコギリ、カマ、ロープなどがありました。「それではイッツ・ショータイム!!」おじいさんはノコギリを出して、メアリー(おばあさん)に近づきました。ゆっくり近づき、ノコギリを大きくふりかぶって、いっきにふり落とそうとしたそのとき・・・!!メアリーがくるっとふりむき言いました。「それがあなたの答えなのね。残念だわ。さぁ殺しなさい。殺せばお互い楽だものね。」メアリーはおじいさんをあざけるように笑いました。おじいさんは、ためらいました。オイボレと言われつづけていましたが楽しいこともありました。それを思いだしたのです。しかしメアリーは、さらに言いました。「あんたみたいなオイボレジジィに殺されるなんてくつじょく的だわでもしかたない。殺すがいいわ!」おじいさんは“はっ”としました。メアリーを見ると涙を流していました。「あんなに強かったメアリーが」と思いました。けれどおじいさんは気がつくと手に血がついています。「わ・・・わしは・・・」おじいさんの下には血まみれで死んでいるメアリーがいました。おじいさんは立ちつくしました。(おわり)

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