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海
夢を見ていた。家族や仲間たちと海に行った夢。満たされた笑顔で、海のきらめきの中に立つ僕たちは、果てしなく自由だった。だけど、夢はいつしか終わってしまった。
何もない道を歩いてきた。海を探して歩いてきた。潮の匂いに辿り着くと、砂浜へ流れるたくさんの景色達が迎えてくれた。背中の荷物を全部おろして駆け出すと、時間は何の力も示さなくなった。押し寄せる波に身を任せ、青い情景を見つめていると、夢の中で揺れているような気がして、そっと目を閉じた。
気が付くと僕は砂浜に座り、海を眺めていた。傾き始めた日差しの中で、体が静かに疲れていた。
潮騒が遠ざかる。砂浜がアスファルトに変わるころ、日に焼けて乾いた風が吹いた。その心地よさに僕は自分がいた海を一度だけ振り返ったが、それからはもう振り返らずに歩いた。何もないこの道を、僕は行く。
Good−by
流れる時は多すぎて 過ぎ去る季節はまぶしくて
がむしゃらだった毎日を僕は いろんな夢抱えて過ごしてきた
いつも通ったこの道を 懐かしむように歩いてく
数え切れない思い出を 遠い空に浮かべたりして
海が見えるこの丘で 沈む夕陽を眺めていた
出会いと別れ繰り返した この町の暮らし思いながら
さよならを告げる時 何かが変わろうとしていた
水平線の向こうの果てしない未来見つめて
さよならを告げた今 抱きしめていたこの思いが
終わりのない明日に届くように あの日の涙の輝きを忘れない
育み続けた愛の中 僕は僕なりに生きてきて
それでもきっとあの頃は一番 輝いていたことに気付いた
やさしかった微笑みと 懐かしい声に励まされて
走り続けていくことを 約束した最後の夜
星が見える砂浜で 互いに夢を語り明かした
負けたくないとつぶやいた これからの暮らし見つめながら
Everyone has some precious memory in their heart.
そうやって生きていくんだね
Teenage dream 忘れないように
ずっとずっと笑顔でいたい 僕たちが僕たちであり続けるために
最後の夕陽
いつか見た夕陽と同じだと 歩道橋の上でたたずむ時
涙が溢れて止まらなかった 不確かな夢の前で
どんなに心を削っても 叶わないことばかりが
流されていく自分の胸に いくつもの傷を残す
時代が何かを少しずつ変えた 懐かしい場所までも奪い去って
広い空の下に放り出された 僕はこうしてここで生きていく
教えて 人はいつか安らかな眠りの中で幼い頃を思い出すの
何でもないことが幸せだった あの頃をどうか忘れないで
歩き出すことでこんなにもたくさんのものを失うなんて
知らずに時に押し流されて ここまできたのだけど
変わっていく現実に さらされたこの心に
「もう戻れない」という言葉が とても強く強く響いた
最後の夕陽が沈んでいって この場所を後にするそんな時には
一つの季節の終わりがとても 寂しすぎて切なすぎたけど
どこかに振り返ることのできる景色があると 信じていた それだけで
大切なものを失うことも 恐れずに生きてこれた
最後の夕陽に照らされながら あの場所へ向かう一人きりの道
過ぎ行く季節が残してくれた まぶしさを決して忘れない
答えは見つかるから 必ず見つかるから あの日描いた夢は捨てない
あきらめるだけの毎日に 訪れた希望の光
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