2004年9月29日 (水) みちのく一人旅。〜序章〜  雨。肌寒い。台風接近中。  日記。  昨夜は早め(日が変わる前)には就寝したため、午前6時半起床。  悪夢で目が覚めた。ura参照。ただし雰囲気が上手く伝えられなかったので別にそんな に怖くはない。  午前中は旅の準備に費やす。とりあえず本屋に地図代わりのガイドブックを買いに行く 。ついでに予備知識も補充しなくてはならないし。  親からは「どうせすぐ帰ってくるんだから」と言われた。母親→【1泊2日】、父親→ 【2泊3日】の予想。ぜってー負けねー。意地でも。  旅の準備を済ませてから、ふとある事を思いつき、友人に連絡を取る。一緒に中国行く 予定の友人である。  そろそろパスポートが出来上がる頃のはずだ。――まだらしい。  とりあえず「地球の歩き方」を渡して、行ってみたい所などを考えてもらおうと思った ので、出発前に会うことにした。予定時刻の2時間前に行き、少しだべる。ついでにバウ ムクウヘンとりんごジュースをご馳走になる。おいしうございました。  さらにFFXIを中断してまで稲毛まで車で送ってもらった。ありがとう。でも土産は無い よ。たぶん。  外は相変わらずの大雨。なんでまたオレはこんな日に一人旅をしなくちゃならないんだ、 と無駄にキレる。自分に。  考えてみれば、「上海一人旅」の時もほぼ毎日雨か曇だった。正直泣きそうだ。ああそ うさ、オレさまは雨男さ。文句あんのか? あ? この雨はオレの魂の涙なんだよ!そう いう方向で。  電車に揺られ揺られて池袋を経由し、はるばる埼玉の秘境(オレ命名)こと、武蔵嵐山に 向かう。とおいっちゅーねん。東武東上線なんか初めて乗ったよ。しかも乗り場まで軽く 迷うし。  武蔵嵐山到着。午後6時40分。3時間弱の道のり。くりさん待ち。10分ほど待った ら来た。「デカ!」と、一応言っておく。もういう機会もそう多くないだろうから。  今日はくりさんの家で一泊。カレーをご馳走になる。昨日の晩飯もカレー。その事を伝 えたらめっちゃ凹まれた。ごめん。でも美味しかったです。一応。  デザートに、どっかの恵比寿で食べたことのあるような杏仁豆腐もついてきた。「やべ、 これ今まで食った中で一番うめー!」な味。  食後、くりさんはなんだか野暮用があるらしく、席を外す。その間に巨人−広島戦を見 ながら、勝手にパソコンを立ち上げて『駅すぱあと』で旅の道のりを辿る。  くりが帰ってきてもまとまらず、3時間以上もかけて旅の大まかな計画書を作り上げる。 メモ帳にしておよそ3ページにもわたる大作である。ある程度の値段と所要時間、乗り換 え駅をメモ。結構キツイ旅になりそうだ。  それから布団を敷き、夜食代わりに菓子をつまみながら大学時代の話や、くりのアレな 話(いずれ掲載予定。嘘です)などをたぶん午前3時くらいまでだべる。またまたごめん、 くりさん。仕事に差し支えないことを祈ってる。  以上。 ---------------------------------- 2004年9月30日 (木) みちのく一人旅。〜ブラックRX〜  曇。天気が良くなる見込みはなさそうだ。台風去ってくれ。  日記。  午前7時起床。くりは7時20分(を少しオーバー)に仕事に行った。社会人とは思えな い格好。イメージ台無し。  睡眠時間が少ないせいか、はたまた慣れない布団のせいか腰が痛い。無性に帰りたくな る。おとうさん、おかあさん、あなたがたの息子を見る目は結構確かです。でもさすがに ここで挫けるわけにもいかないので「せめて、せめて東北には行こう」と改めて決心し、 8時前にくりの家をあとにする。掃除くらいやっておいてあげようと思ったけど面倒だっ たので放置。うわ、最低だオレ。  迷った。  そういえば昨日はだべりながらくりの家に行ったし、夜だったので道の様子とかも全然 覚えてない。どうやって武蔵嵐山駅まで行けというのだ。まして稲毛や新検見川のような 都会とは違い、駅前にビルの一つすら無かった(と思う)。目印もない。マジで途方にくれ る。くりに電話しようにも仕事だし。しょっぱなからつまずき、また帰りたくなる。つー か駅に行かないと帰れねえ。  くりのアパートの前でぼーっと立っていると、運良く人が通り過ぎた。若い兄ちゃん。 呼び止めると軽くガンをつけられるが、普通に親切に駅までの道のりを教えてもらった。 ありがとう。  なんとか到着。さらに都合の良い事に、1時間に4、5本しかない電車も10分と待た ずと乗れた。  池袋到着。まず山手線で新宿に。着いたらすぐに新南口にある高速バス乗り場を探す。 今日の予定は高速バス「あすなろ号」で会津若松へ向かい、それから郡山、福島と行く予 定。そこまで行っちゃえば後戻りできないだろうし。  上手い具合に東北に入る方法がなかったのでいきなり荒技炸裂。電車の旅のはずだった のにいきなりバスかよ。ま、日本語通じるし金もあるのでなんとかなるだろう。  バスの時間までしばらくあったので、朝飯兼昼飯など購入し、食いながら待合所で待機。 これから始まる旅の事を想像したりして、緊張感が高まるばかり。  時間だ。一路、会津若松へ。  乗客が少ない。卒業旅行なのか、遅い彼岸休みなのか分からないが、4人組の女性軍団 とスーツ姿の若いサラリーマン2人組、そして自分だけである。少な!  案の定、出発直前に運ちゃんが「好きなトコに移動していいですから」と。  バスに揺られること2時間半ちょい、黒磯PAで運ちゃんの交代。アイス買って食った。 やや吐き気あり。寝不足だし、心配してたんだがやはり。しかも台風の影響か、横風が強 い為に小刻みにバスが揺れる。それも大きな原因だろう。  なんだかんだ言って到着まで1時間ほどは眠ることが出来た。定刻より15分ほど遅れ て到着。着いた早々に郡山行きの切符を買う。どうせ使うのだから早めに買っておくにこ したことはないのだ。  会津若松では見たいポイントは2つ。飯盛山と鶴ヶ城である。最初はチャリを借りよう と思ったが、それほど遠くもないだろう、と判断したため歩いて両ポイントを回ることに する。血迷ってました。  鶴ヶ城から見学。徒歩30分も歩かないだろう、と思ったが、40分くらい歩いた。 15分くらい迷って。人に道を聞きながらなんとか到着。――感動した。  すげー城だ。中も入る。千葉城のように中は博物館になっているのだが、なかなかうま く作ってある。展示は白虎隊や新撰組関係が中心。  30分程で一回りし、続いて飯盛山へ向かう。今度こそ迷わなければ40分くらいのはず。  まぁなんとか40分くらいで着いた。迷ったけど。この時点で既に「チャリを借りるべ きだった」と激しく後悔。こちらは白虎隊中心。自刃の地などを見て回る。軽く山登り。 いやありえないから、それ。はっきり言って、足が完全にむくんでいるのが分かる。 パンパンです。  帰りはバスろう、と思って時刻表を見ると……1時間に2本。次のバスまで40分。歩 いて会津若松駅まで行く。  迷った。(2回目)  もうね。言葉もないね。まっすぐ行けば着くんだよ、理論上。なんで二股の道で違うほ う歩くかなー。2kmほど余分に歩いた所でまた通りすがりの人に道を聞きつつ着た道を逆 戻り。予定滞在時間は3時間だったが、この時点で既に3時間経過。電車の本数はそう多 くないのでこの差は致命的。とにかく駅に向かうことにした。  駅に着いた。足が大変なことになっている。電車は20分後。快速は1時間に1本、各 駅は2時間に3本て。もちろん各駅で郡山に向かう。電車を待つ間、福島のホテルに電話 をかけ、ガイドに乗っていた最も安いホテルに電話し部屋を取る。シングルの素泊まりで 6000円。高! でも今日はハードスケジュールだったので、どうしても普通の所で休 みたかった。  そんなわけで会津若松から磐西線で郡山へ。しまった、入場券を買うのを忘れていた。 無念。  途中で猪苗代を経由するので、時間があれば是非行ってみたかったのだが、根本的に無 駄だった。もう夜だから。猪苗代湖沿いにある野口英世記念館に行きたくても、もう閉館 してるし。猪苗代スルー。  70分で郡山到着。当たり前だが、降りずにそのまま東北本線で北上し、福島に向かえ ば電車賃は少しは安くなるのだが、駅の写真を撮りたかったので下車。写真撮ってすぐに 本日の最終目的地、福島へ。うつくしま福島ですよ。  それにしても夜の電車つまんねー。なんも見えねー。「淋しい病」が発病しかかってる。 略しても決して「淋病」にはならない。はいすいませんネタですネタ。うるせーな。  福島到着。午後9時。とにかくホテル直行。ホテル最高。さっそくひとっ風呂浴びて、 洗濯したり日記を書いたり、メシを買いに行ったりする。メシの確保は大変だった。時間 が時間なので店は閉まってるし、ファミレスはないし、コンビニは往復20分だし。  明日の予定をある程度たててから寝ようと思ったのだが、意外に米沢、そして山形は、 自分にとっての見所が多くないことに気付き、出発前の予定だった山形一泊をスルーして 一気に秋田を目指すことにした。  運の良いことに、ここのホテルのロビーにはネット環境があった。時間的に既に日付も 変わっていたのでネットでルート検索を繰り返し、今後必要になりそうな電車の時刻表な どをプリントアウトしてから寝る。終了時刻午前2時半。睡眠時間が微妙。  以上。