思いつくままに詩を書いていこうと思います。

LOVE
  「流れ」 

 欠けていく月を
 誰も止めることはできないし
 沈む夕陽を待たせることはできない

 どんなにつらくても
 どんなにやりきれなくても
 止められない
 流れというものがある

 逆らっても
 もうどうしようもないのだ 
 
 流れに身をゆだねられる
 物分りのいいわたしをください
2004年05月09日 01時08分22秒

LIFE
   「とまどい」

 たくさんのことがあり過ぎて
 息がうまく吸えません
 浅い呼吸の中で
 目を閉じることさえできなくて
 思いがけない刃を向けられたことに
 とまどいとやりきれなさを感じる
 
 初対面の人間に
 決め付けられることの悲しさ
 交わる隙も与えてられなかった悔しさ

 言ってもしょうがないこと かもしれない
 分かろうとする気すらないのかもしれない 

 あたしにどうしろというのだろう?
 
2004年04月19日 23時04分17秒

LIFE
  「初日の出」
  
 何度一緒に朝日を見ただろう
 
 おしゃべりに夢中になって
 明かした夜もあったし
 課題に追われて
 お互いに励ましながら
 迎えた朝もあった
 
 半分眠りながらお互いに
 話をしたこともあったし

 泣きながら黙って一緒に
 過ごしたこともあった

 私たちは何度同じ朝日を見ただろう
 そこにあるたくさんの思い出
 あなたたちと出会えた幸運を
 これからも大切にしたい
 
 初日の出を見ながら思った

 −またたくさんの朝日を
   みんなと一緒に見られますように 
 
2004年01月14日 02時03分45秒

SEASON
  「秋の朝」  
 
 秋の朝は
 何だか新しい匂いがする

 深呼吸して目を開けたら
 すべてが生まれ変わった気がした
 
2003年11月27日 23時03分54秒

LOVE
  「夕ご飯」

 空を見上げると
 暮れかかる空に
 あなたの爪のような月
 
 あまりにそっくりだったから
 回り道はなしにして

 さぁ 早く帰らなきゃ
2003年11月27日 22時59分20秒

SEASON
   「歩く」     

 この強烈な人恋しさを
 ちょっぴり涼しい季節のせいにして
 心の震えに ゆらめきながら
 あたしは明日も歩くのだろう
2003年09月22日 23時41分57秒

SEASON
   「淋しさ」 
 
 過去を埋めたいんじゃない
 未来を埋めたいんじゃない
 現在を埋めたいだけなのです

 
2003年09月22日 23時39分21秒

SEASON
    「秋」

 淋しくて 淋しくて 淋しくて
 淋しくて仕方ない

 今週の予定がないわけではないし
 先週が楽しくなかったわけでもない

 なのに

 淋しくて 淋しくて 淋しくて

 
2003年09月22日 23時36分33秒

LIFE
    「光」    

 あの頃は光輝くガラスのよう
 ガラスみたいに透明で
 美しい反面に
 他人も自分も傷付けた

 痛みを忘れたわけではないけれど
 戻りたくなる時がある
 還りたくなる時がある
 
 けれど
 ガラスはそれだけでは光れない
 きっとあの頃を眩しく思う気持ちが
 過去を光らせているのだろう
 
 今はガラスよりは光らない
 眩しくないし綺麗じゃない
 でも、それだけで光ってる

 あの頃の眩しさに目がくらんで
 今を見失うわけにはいかないから
 過去を背に浴びて
 先を照らしていこう
2003年09月18日 16時24分10秒

LIFE
   「正しさ」

 あなたはいつも正しいことばかり

 けれど
 あたしが欲しいのは正しさじゃない

 たとえ
 その正しさがあなたの優しさでも
 
 たとえ
 その正しさがあなたを支えていても
 
 あたしが欲しいのは
 正しさじゃなくて―
 
2003年09月18日 16時04分58秒

LIFE
  「過ぎる」

 最近日々を短く感じる
 時が経つのがうれしいと思えるのは
 いつぶりのことだろう?
 もしかして初めてかしら?
 
 時間が経つのが早いのは
 あたしがどうにかここで
 やっていけている証拠

 相変わらず自信なんてないし
 夢見た未来を実際に歩く
 恐ろしさもあるけれど
  
 どうにかここでやっています
 何とかここでやっていけそう
2003年09月18日 16時01分28秒

LIFE
  「破壊」

 「変わらずにいるからね」
 そう約束したはずなのに
 もういっそ
 すべてを壊してしまいたい
 
 すべてを捨てて
 自分も捨てて
 どこまでもおちていこうか

 あなたが
 探しに来てくれるまで
2003年08月05日 00時57分03秒

LIFE
  「自由」

 自由すぎる世の中じゃ
 足がすくんで
 一歩も動けないよ
2003年08月05日 00時48分58秒

LIFE
  「誰か」

 誰かに遊んで欲しくて
 いろんな顔を思い浮かべる

 誰かと海に行きたくて
 携帯で名前をチェックする

 誰でもいいはずなのに
 誰でもいいはずなのに

 その誰かが見当たらない

 あたしは誰を探しているのだろう
2003年08月05日 00時43分28秒

LIFE
   「おもい」
  
 いろんな ひと がいて
 いろんな おもい がある
 おもいはやがて こうさくし
 からからまって
 からまわり
 こんがらがったいとは
 きってしまうしかないのだろうか
 ときほぐしていくのは
 あまりにも きのとおい さぎょうだ
2003年05月22日 00時28分34秒

LIFE
  「大丈夫」

 わかってる
 ちゃんとわかってるよ
 自分との戦いの中で
 少し疲れただけ

 わかってる
 ちゃんとわかってるよ
 今はそういう時期だということ
 ちゃんと知っている
 
 どうか大目に見てね
 今は全てを否定して
 かわいそうな自分に
 浸っていたいだけ

 どうか心配しないでね



 
 
2003年04月19日 00時13分40秒

LIFE
    「神話」   

 努力は必ず報われる
 幼い頃から唱えられていた神話は
 ほら、こんなにも簡単に崩れ去っていく

 どれだけ頑張れば努力になるの?
 努力の先に救いはあるの?

 報われないゴールに向かって
 あたしは今日も走る
 虚しさだけを握りしめて
2003年04月19日 00時05分25秒

LIFE
   「真実」


知りたかった真実は
結局何の意味もないもので
すべてはあたし自身だった

真実を知ったから答えがあるのではない
答えは最初からでていたのだ
結局あたしは
自分を正当化するために
真実を知っただけ
2003年04月19日 00時00分24秒

LIFE
  「おやすみなさい」
  
 言葉が溢れて仕方ない夜は
 おとなしく
 自分自身と向き合おう
 そしたらもう一人のあたしが
 あたしに語りかけてくれるから
 あたしは画面に向かって
 その話を聞くんだ

 納得できる時もある
 納得できない時もある
 でも自分の言葉だと思えば
 またあたしを見つけられる
 また少し自分が好きになれる

 言葉が溢れて仕方ない夜は
 ついつい夜更かしをしがちになる
 でも、もうそろそろ
 もう一人のあたしが眠い目を
 こすり始めたので
 今日はこの辺で
 おやすみなさい
2003年01月28日 02時29分26秒

LIFE
   「夜」

 夜がずっと恐かった
 目に見えない巨大な力に
 引きずりこまれるような気がして
 幼いあたしは夢中で目を閉じていた

 けれど今
 夜を手に入れる方法を学んだあたしは
 あの時の仕返しとばかりに
 夜をにらむ
 恐怖が再び訪れないよう 
 瞬きもしないで

 けれど
 どんなに楽しい時間を過ごしても
 気を抜けば夜は心に染みてくる
 どんなに夜を手に入れても
 やっぱりあたしは
 夜が恐くて仕方ないのかもしれない

 
 
2003年01月28日 02時24分31秒

LIFE
   「時計」
 
 持ち主に忘れ去られても
 時を刻みつづける時計
 
 大好きな人と同じ時は刻めないけど
 それでも自分の時間を動かしつづける
 そんな強い人になりたい   
 いつか
 あたしだけの音を聞きたい
2003年01月28日 02時19分13秒

LIFE
   「変化」

 ふと見上げた空に話し掛ける
 あたしは変わらずにいられるかしら?

 流れる雲に耳をすます
 あたしは目指す山までいけるかしら?

 変わりながら変わらずにいたい
 自分の好きな面影を
 いつだって残していたい
 大好きな人たちのために
 そしてあたし自身のために
2003年01月28日 02時15分55秒

LIFE
  「塗り絵」

あたしの色はあなたが
つければいいんだよ
あたしは何色でもないから
あなたの望む色になれる

あたしの色はあなたが
つければいいんだよ
塗り絵のように
いろんな色で
あたしをうめつくせばいい

でもでもね
あたしの色は
季節によって変えて欲しいの
そのままなんていや
そしたらあなたは
あたしに飽きてしまうでしょう?

いろんな色であたしを彩ればいい
心配しないで
変わるのは外側だけ
中身はいつだって透明でいるから
あなたの好きな色に染めればいい
2003年01月28日 02時12分01秒

LIFE
   「猫」

もどかしくてもどかしくて
月の輪郭を爪でなぞった
そしたらあたしは猫になった
2003年01月28日 02時06分06秒

LIFE
  「にらめっこ」
 
あしたあたしが笑ったら
あなたも笑い返してくれる?

あしたあたしが泣いたなら
あなたも一緒に泣いてくれる?

そういうの大嫌いだったけど

今はただ
一緒に笑って泣いて欲しい
そう思う瞬間にあなたがいることが
何よりも嬉しい
2003年01月28日 02時03分33秒

LOVE
   「安息の場所を目指して」

 あとどれくらいの優しさをあつめたら
 あとどれくらいの楽しさをあつめたら
 あなたは戻ってきてくれるのでしょう

 あとどれくらいの懺悔と
 あとどれくらいの涙をながしたら
 あたしは楽になれるのでしょう

 この瞬間にも
 あたしは未来を歩いているのに
 あのときには届かなかった場所にいるのに
 心が引力のようにひきつけられる

 あとどれくらい歩いたら
 あたしは遠くへ行けるのだろう?
 引力が届かないほど
 遠くへ もっと遠くへ

 負けたりなんてしない 
 この足で
 あたしは必ず
 逃げ切ってみせるから
2003年01月09日 02時37分55秒

LIFE
  「春夏秋冬」

 かたちのない未来に怯え
 その先に何があるかなんて
 知ろうともしなかった春

 不確かな物は
 すべてを不安にさせるから
 確かなものばかり欲しがった夏

 捨てられるものと
 捨てられないものの
 違いが分かった秋

 針の穴から見えた未来の
 かすかな光をたよりに
 歩き出そうと決めた冬
 
 あたしはただ
 あたしを生きていたいだけ
 あたしで生きていたいだけ
2002年12月15日 01時56分22秒

STORY
   「強さ」

 あたしが強いとあなたは言った
 その通りだとあたしは笑う
 決して弱いところをみせないし
 大声で泣いたりもしない

 あたしが強いとあなたは言った
 その通りだとあたしも笑う
 人に怯えつづけるのはもうたくさん
 自分のことは自分で守る

 だけど だけどね
 あたしの強さは
 他人に弱さをみせない強さ
 これは本当に強いということなのかしら?
 
 大声で泣いたり
 誰かに守ってもらいたいのに
 必死でふんばっているあたしは
 本当に強いのかしら?

 誰も教えてはくれない
 誰も教えてはくれない
 だって誰にも聞けないもの 
 あなたにだって聞けない

 だってあたしの強さが
 あなたを守っているのだもの

 いつ崩れるかわからない
 不安定な積木
2002年12月01日 17時31分39秒

LIFE
  「記憶」

 忘れたい記憶
 忘れたとしても
 消せない過去

 人の歩く道はいつもこんな風

 過去は同じ過去なのに
 幸福の記憶はいつもぼんやりで
 不幸な記憶は時に
 真実よりも冷酷

 幸福な過去だって
 消せない過去のはずなのに
 あたしたちはいつだって不幸

 人間を満たすのは
 真実ではなく、記憶なのだろうか? 
2002年12月01日 17時01分49秒

LIFE
   「おちる」

 空にはきだしたため息の色で
 青い空は灰色になった

 もう嫌だと叫んだ声で
 透き通ったガラスは割れてしまった

 傷付けるのはもう嫌だと
 黙った体は沈んでいく

 平らな平らなこの世界
 裏側なんてあるはずもなく
 どこまでもどこまでも
 まとわりつく未来
 たどりつく場所なんてない

 幸福ほどもろいものなんてなくて
 不幸せなことほど日常に侵食する

 今はただおちていきたい
2002年11月08日 05時56分17秒

STORY
    「終止符」

 終わらせるはずじゃなかった
 終わりにする訳がなかった
 けれど口から出たのは
 サヨナラという言葉 
 
 その言葉はあまりにも簡単に
 僕の現実を巻き込むから
 感情がついていけない
 言葉に置きざりにされる僕
 
 認めたつもりなんてなかった
 だけど
 親しい人に打明けた時
 僕はいつの間にか
 過去形で話している自分に気がついた

 過去形で 語って終止符 打った恋

 もしかしたらあのサヨナラは
 僕が思っていた以上に
 本気だったのかもしれない
2002年10月27日 03時03分31秒

LOVE
    「やさしい嘘」
   
 あなたの嘘がやさしさだというのなら
 あなたのやさしさで
 あなたを信じられなくなったあたしは
 自分を責めなくてはいけないのでしょうか
 そうだというのなら
 あなたのやさしさに
 どれだけの想いが込められていたというのでしょう
 
 やさしさという名の嘘はいらないの
 そんな嘘は何の癒しにもならない
 あたしのあなたへの想いを
 薄れさせるだけなのです
2002年10月24日 02時03分29秒

LOVE
    「願い」

 あなたがあたしに近づくたびに
 あたしはあなたがどれだけ あたしのことを想っていないのか 思い知らされる
 そしてあたしがどれだけ あなたのことを想っているのかを 思い知らされる

 一緒にはいられないのに
 サヨナラをしないなんてズルすぎる
 
 せめてほんの少しでも
 あたしのことを想ってくれるのなら―

 あたしがあなたから去ろうとしていることに
 どうか気づいて
 
2002年10月19日 04時09分26秒

LIFE
    「答え」

 答えを出すのは好きじゃない
 決め付けることはしたくないから
 答えはできれば出したくはない
 何かを限定してしまうには
 あたしはあまりにも幼すぎる

 だけど
 だけど
 この考えだけはしばらく変わりそうにないから
 今出せるひとつの答え
 
 光でもなく
 影でもない世界があるとしたら
 それは、あたし自身
 
 光を見つめ
 影を見つめる
 「あたし」そのものが
 光でもなく
 影でもない 
 
 今出したひとつの答え
 あたし自身が
 新しい世界の鍵を握る―
2002年10月19日 01時10分10秒

SEAZON
  「蛍星」

 蛍が夜空に舞ったとき
 星とひとつになった
 もしかしたら
 この瞬間を目撃できる確率は
 奇跡がおきる確率と
 等しいのかもしれない
2002年10月17日 03時06分00秒

LIFE
               「光と影」

              影がついてくる
        明るい道を歩く僕の後ろから
            黒い影がついてくる
         僕が走ったらあいつも走る
       僕が止まったらあいつも止まる
          わずらわしいったらない

           そのうち僕は決意した
             影なんて知らない
          僕は影の存在を無視した

      けれども月が僕の背中を暖める晩
          ふとあいつと目が合った

               いつの間にか
         影を追いかけているのは僕
            目の前に広がるのは
           光と影が共存する世界
           
       何だか愛しい影を見守りながら
          僕は今 新しい世界ヘと―
      
2002年10月17日 02時45分44秒

SKY
   「距離」
 
 月に向かってすすむと
 月はどこまでもとおくって
 月を背にしてすすむと
 月はどこまでもついてくる

 あたしと月の距離は
 今どのくらいなんだろう?
2002年10月17日 02時22分22秒

LOVE
  「わがまま」

あたしのひねくれたわがままを
やさしさで包み込まないで
あたしがますますひねくれるから

あたしのひねくれたわがままを
どうかそのまま受け止めて
傷ついた目であたしを見て
だけど離れていかないで

あたしのひねくれたわがままを
やさしさじゃなく
あきらめでもなく受け止めて
そしてあたしのそばにいて
わがままを越えた
あたしの最高のわがままを聞いて
2002年10月09日 02時02分57秒

LIFE
 「あたし」

 あたしは
無意識なのか
 意識的なのか
わからないけれど
 その場にいない人格を
作り上げる
 おとなしい人がいたのなら
あたしは突然おしゃべりになるし
 おしゃべりな人の前では
あたしはとたんにおとなしくなる
 
 どれがあたし?
どれもあたし?

 あたしは
無意識なのか
 意識的なのか
わからないけれど
 その場にいない人格を
作り上げる

 あたしの正体も
わからないままに―
2002年10月07日 01時14分40秒

LIFE
  「冬生まれ」

 冬に生まれたせいか
 寒くなるとしゃんとする
 この時期に
 寒くなってくれてよかった
 おかげであたしは
 今日も何とか
 立っていられる
 冷たい空気を吸いながら
 何とか自分を保っていられる

 もうすぐ冬がやってくる
 その日が来たらあたしは
 もう一度 生まれ変われるのかしら?
2002年10月03日 02時15分01秒

SEASON
  「秋空」
 
 秋になると
 空を見上げてしまうのは
 きっと
 淋しい空の想いが届いているから
 ちょっとした光や 
 ちょっとした風が
 あなたの心を震わせたなら
 空があなたに話し掛けているのです

 見えないものを信じてください
 見えないものを聞いて下さい 
 空だって凍えるのです
 淋しくなるのは
 私たちだけではないのです 
 
 空が淋しいと
 気づいた木々たちは
 今年も空を慰めようと
 一生懸命色づくのでしょう
2002年10月01日 01時09分31秒

LIFE
  「決意」

 その場所だけの魔法は
 いつかは解けてしまうもの
 でも、解けた後に残った物は
 紛れもない真実
 
 否定なんてしない
 悪者なんていない
 きっとそういうものだから
 
 ただ、それを受け入れよう
 見つけた真実を
 大切にしよう
 今ある真実を
 幻にしないためにも
2002年09月29日 02時03分01秒

LIFE
  「生命」

 海に浮かぶと
 アタシはたちまち
 あたしになる
 聞こえるのは呼吸だけ
 あたしが生きている証拠
 そこには空しかいなくって
 懐かしい海の匂いを思い切り吸う
 空と海の間で今
 海に浮かぶ一つの生命 
 空に浮かぶ一つの生命
 ぷかぷか漂い流れ行く
 あたしという生命
 また、明日も
 あたしがあたしでありますように 
2002年09月29日 01時48分24秒

SEASON
  「秋」

 冷たい空気が
 ボクの足を撫でる
 秋が来たよと
 こっそりささやきながら
 くすくす笑って
 逃げていく

 秋が来たよ
 秋が来たよ

 知らぬ間に季節は移り変わって
 また、新しいうたが生まれる

 季節に言葉を重ねよう
 好きなうたに織り込んで
 自分だけの季節を刻もう

 そして いつかこのうたで
 僕を取り戻せますように
2002年09月21日 01時32分45秒

LOVE
   「ひとつ」

 月はなぜ  ひとつなのか
 太陽はなぜ ひとつなのか
 あなたと同じ光を浴びていることが
 こんなにも苦しい

 月はなぜ  ひとつなのか
 太陽はなぜ ひとつなのか
 あなたと同じものをみていることが
 こんなにもやるせない

 この世にひとつしかないものを
 愛してしまったがために 僕は
 光と影に挟まれて
 冷たい光に呼吸する
 凍ることも出来ぬままに
 
2002年09月21日 01時11分24秒

LOVE
  「約束」

 約束はいつの頃からか拘束となり
 ギリギリと僕の身体を締め上げる
 こんなに痛いのに何故何故
 苦しみに似た暖かさから逃げることが出来ず
 僕は地面にただ顔を押し付ける
 でもでも約束なんてしょせんは糸ようなもの
 拘束は僕の幻覚だった
 だってあなたはこんなにも簡単に
 それを切り刻んでしまうんだもの
 「さよなら」は糸を切る魔法の呪文
 解けた魔法はもう戻らない
 さよならさよなら
 せめて願いが叶うなら
 もう二度と会わない約束をしよう
 僕ももう自由になるから
2002年09月16日 03時30分10秒

LIFE
 「半月」

 欠けていくのか
 満ちていくのか
 知らされていない者にとっては
 この月が
 欠けていくのか
 満ちていくのか
 さっぱりわからず

 自分もまた
 半月のようなものかもしれないと
 思ったりして

 あたしの月はこれから
 どうなって行くのか
 思いを巡らせるけれども
 どうにも答えがでそうにない

 さて、この月は
 欠けていくのか
 満ちていくのか
 
 それとも存在自体
 消えていくのか

 夜空の下で
 そんなことを考える
2002年09月16日 03時14分21秒

SKY
  「あかちゃん雲」

 雲が生まれたよ
 青いお空に
 雲が生まれたよ

 でも空はあまりにもおっきくて
 ちっちゃい雲は無視された

 雲が生まれたよ
 大きいお空に
 雲が生まれたよ

 風が吹いて
 お母さんとはぐれてしまった
 
 雲が生まれたよ
 記憶を持たない
 ひとりぼっちの雲だよ
 
 けれど
 ちっちゃい雲は
 幸せそうに
 どうどうと浮かんでいるよ

 真っ白な 雲の赤ちゃん
 どうか、幸せに
2002年09月16日 02時59分39秒

LOVE
  「消去」

 歪んでいく景色
 泣いているのはあなた
 何がいけなかったというのだろう
 小さな小さなことが
 もうこんなにも大きくなってしまった

 見えなくなっていく景色
 消えていくのはあなた
 どうすることもできなくて
 僕はひとりたちすくむ

 すべてが消え去っていく
 すべてが見えなくなっていく
 すべてが思い出せなくなる瞬間に
 あなたは笑った

 消えても歪む僕の世界
 消えてもにじむ僕の視界
 
 あぁ僕は
 いつから壊れていたんだろう
2002年09月07日 15時35分03秒

LIFE
  「時計の休息」

 時計がいつも進んでなきゃいけないなんて
 だれが決めたの?
 時計だって休みたい時がある
 
 動きっぱなしの毎日は
 幸せを奪うだけだから
 僕らは自然と立ち止まるんだ
 その瞬間を
 否定しなくてもいいんだよ
 これはあなたのSOS 
 これはとても当たり前のこと

 いつもと同じでなくていい
 壊れたって
 暴れたって
 泣いたって
 みんなあなたの一部なんだから
 どうか 愛しく思って
 
 あなたなりのステップで
 エネルギーを充電したら
 空を見上げてみて
 優しく守られていたことに
 きっと気付けるから
 
 またあなたの速度で
 瞬間を刻めますように
2002年09月03日 01時34分36秒

LOVE
  「部屋」

 荷物は全部準備した
 忘れ物があるはずもない 

 (ゴミ一つ残さないつもりで片付けた)

 未練なんてなにもない
 残されたのはこの鍵ひとつ
 旅立つ時はあたし次第 

 (この鍵ももうすぐあなたの元へ)

 必要なのはあなただったの?
 あたしだったの?
 答えがでないまま
 あたしは今日にサヨナラをする

 (もう知ろうとさえ思わない) 

 さぁ、今立ち上がろう
 カバンにつめたのは明日から光
 過去の遺物はすべてこの部屋において
 
 (あたしはこの部屋ごと捨てるんだ)

 誰かに呼ばれた気がしたけれど
 多分気のせいだろう
2002年09月02日 01時49分59秒

LIFE
   「朝」

 闇が僕を置いていく
 時間が僕を追い越していく
 僕はまだここにいるのに
 闇は僕を置いていく
 闇のしっぽを捕まえたくても
 それはするするすべり落ち
 訳のわからない新鮮さと
 影をますます濃くする光が
 あっという間に身体をおおって
 僕は途方に暮れてしまう 

 眠れずに訪れた朝は
 どうしてこんなに
 僕を孤独にするのだろう 

 僕はまだここにいるのに
2002年08月26日 02時00分52秒

SEASON
  「センサー」

 風が耳たぶに触れたとき
 心が震えた
 あたしの季節を感じるセンサーは
 どうやら耳についてるらしい
2002年08月26日 01時52分05秒

LIFE
  「真昼の月」

 太陽の光はまぶしすぎて
 あたしはただひたすらに
 夜が来るのを待っている
 まるで
 真昼に浮かぶ月のように
 闇が来るのを待っている

 太陽の光はまぶしすぎて
 あたしはただひたすらに
 すきとおる
 異質な光 憧れの青
 混じることの出来ない世界

 太陽の光はまぶしすぎて
 あたしはただひたすらに
 あなたを捜して
 空を彷徨う
 まるで
 真昼の月が
 星を探し求めるように
 
 あなたを捜して
 広すぎる世界
 孤独の旅
2002年08月21日 02時53分21秒

LIFE
  「幸福な夜」

 みんなで過ごす夜が好き
 夜は途方もなく長くて
 なんだか素敵なことが起こりそうな
 ちょっとおもしろいことが起こりそうな
 そんなわくわくが嬉しくて
 ちょっとしたことが
 いつまでも語り継がれる事件になって
 
 みんなで過ごす夜が好き
 ひとりじゃないって思える
 いつか夜は終わってしまうけれど
 みんなで見る朝焼けも
 捨てたもんじゃない
 
 みんなで過ごす夜が好き
 無数に過ごした夜は
 まるで月のようにキラキラと美しく
 経過していく時間が
 儚さにさらに磨きをかけていくのだろう
 
 たくさんの夜をありがとう
 たくさんの朝焼けをありがとう
 また明日会いましょう 
2002年08月21日 02時34分30秒

LOVE
 「もういいの」

 もういいの
 何がいいのかわからないけど
 もういいの
 これ以上かんがえたくなんかなくて
 もういいの
 すべてのことから逃げたかった
 もういいの
 あなたを想い続けること
 もういいの
 これ以上はつらすぎる
 もういいの
 すべてをゼロにしたら
 
 もういいの?
 あなたを苦しめずにすむのでしょうか
2002年08月21日 02時11分17秒

LIFE
「狂気」

その光は
切ないくらい力強く
やがては己の命すら
燃やし始める

燃やし始める
2002年08月16日 03時33分14秒

LIFE
  「別れ」
 
 「お元気で・・・」
 そう言って握手した
 
 たくさんのものを守ってきて
 これからも守っていく手
 この大きさを
 このぬくもりを 
 会えない日々の支えにして
 ただひたすらに
 待っていたいと思います
 
 一度繋がった手は
 どんなに遠く離れても
 また再開することを
 待ち望んでいるから
 
 「またね」と後姿を見送って
 あとはもう振り返らなかった―
2002年08月14日 00時55分09秒

SKY
「落ちる星よ」

落ちる星よ
落ちていく星よ
お前はどこを目指すのか

たくさんの星が
この空には 輝いているのに
私はお前の
お前のあの輝きが忘れられない

―お前の行く先が
どうか闇であって欲しい
その光が消えてしまわぬように
2002年08月12日 00時33分36秒

LOVE
 「塊と共に」

 伝えたかったのに
 タイミングを失った
 その言葉は
 いつの間にか
 重い塊に 姿を変えた

 この時期になると
 その塊は
 しっとりと
 涙を流す
 
 もうあなたはいないのに 
 お前は何を訴える?

 その時でなくては
 意味がなかったその言葉は
 今日も
 痛みを伴って
 その存在を知らせる

 もうあなたはいないのに
2002年08月11日 01時14分37秒

LIFE
  「隙間風」

 理由が分からない悲しみは
 理由が分からないゆえに
 解決できず
 理由が分からない悲しみは
 理由が分からないゆえに
 いつまでも僕を苦しめる

 あぁ誰か 理由を教えてください
 僕の悲しみに名前をつけてください
 嘘でもいいから
 嘘でもいいから
 僕の心をうめてください
2002年08月11日 01時04分38秒

LOVE
  「懺悔」

 あたしが欲しかったのは
 あなたじゃなくて
 新しいあたしだったのかもしれない
 だから
 こんなにも平気
 こんなにも元気
 ごめんなさい
 自分勝手で
 ごめんなさい
 本気で好きだと思ってた
 かつての
 あたしにも
 ごめんなさい
2002年08月10日 19時08分57秒

SKY
   「想い」

 雲から伸びる長い腕
 あなたの腕は誰よりもきれい
 泣きたくなるほど白くって
 どこまでも伸びる一本の腕

 誰を
 誰を求めているのだろう
 その腕は何に向かって伸びるのだろう
 想いが深いほど
 あなたの腕はどこまでも伸びる
 
 すすめ すすめ どこまでも
 
 いつか空に溶けようとも
 想いはきっと届くから
 
 すすめ すすめ どこまでも
 
 大切なあの人を
 抱きしめられる 
 その日まで
2002年08月10日 18時37分14秒

LIFE
 「オモイデに変わる瞬間」

 足の裏に突き刺さる小石は
 あたしの幼さを刺激する

 イマだと信じていたものが
 オモイデになる時は
 イタミが伴うものらしい

 大きな足
 戻れない時間
 広すぎる空

 舞い上がる心
 懐かしい声
 波の音

 イタイ イタイ
2002年08月10日 18時20分04秒

はじめに
「うたうたい」

言葉はいつだって
僕の両手をすり抜けて
気が付くともう
取り返しがつかなくなっている
そんな言葉を繋ぎとめたくて
僕は詩を書く
この瞬間の気持ちを
忘れないように
2002年08月10日 17時56分31秒

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