僕の連載は「読者が選ぶページ」ではありません。 「ページが選ぶ読者」という見上げた根性でやっていくつもりですから、 のっけにまず、あなたがどれくらいこの連載に適応できるか、という読者適性試験を行います。 まず鉛筆を用意してください。 よろしいですか? 用意できましたか? 別に使いません、気分の問題です。 気分が悪くなったら、青いビニール袋の中へ吐いて下さい。バスは好きなだけ揺れます。 チャックは閉めて下さい。この文章でマスはかけません。 − 野田秀樹「現代詩手帳」より '82年8月 −まさに野田文章・演劇を物語っている。 特に「バスは好きなだけ揺れます。」という台詞。 本当に、彼のバスは好きなだけ揺れる。 僕のページは原則的に人を選びません。 「資本主義者とキタキツネが、アルプスの国境を、転げながらセックスをする、 あのユーメーな美しい場面を見ながら、獣姦という性行為に偏見を持っていた自分に気づいた。 私も今晩から、勇気を持って、飼い犬に抱かれよう」(宇都宮恵・22歳・OL) 「愛の奇跡を知った」(叶百合子・21歳・ポルノ女優) 「わかんなかった」(鈴木知子・13歳・中学生) 「医学的におかしな事実もあったけれど、事実異常の姿が、そこにあったと思う。 私のカルテに新たな1ページが加わった」(常田富美・28歳・大学病院勤務) − 野田秀樹「ミーハー」より '84年10月 − 野田秀樹はこの手の「人格のある言葉」を好む。 「資本主義者」である野田秀樹を物語っている。 僕は資本共産主義者です。 はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい 僕達はなんとなく幸せになるんだ - 真島昌利「夕暮れ」 - ブルーハーツ・ハイロウズを見てると 年を取ること=妥協に思えてくるよ。 結局、ブルーハーツはトタン屋根の上から 飛び降りることは出来たのでしょうか?