追いかけてくる死体今までの人生で見た悪夢の、ワースト3に入りそうな恐ろしい夢。私が見ている目の前で、男の人が貯水池に飛び込んだ。 もちろん泳ぐ為じゃなくて、自殺。 あっと思う間に男は沈んでいき、深みに消えたと思ったら今度は突然浮かび上がって来て、 死んだまま、ごろごろと岸に転がり上がってきた。 男は、「どうして止めてくれなかったんだ!」と私を責め恨み、 倒れたままの姿でゴロゴロと転がって来る。 すごい勢いで転がって、私に向かってくる。 私は逃げたが、死体はどこまでも転がりながら追いかけてくる。 行く手に立っていた大男に助けを求め取りすがったが、大男は無関心に立っているだけ。 私は大男によじ登り、肩まで上った。すると、死体も男の体をローラーのように転がり上がって来る。 私は飛び降りて家まで駆けとおし、間一髪で玄関扉を閉め、鍵をおろす。 ハッとして勝手口に走り寄ると、まさに死体が開いていた勝手口にまわりこんでいたところ。 きわどいタイミングで閉め、鍵をかける。 今度は2階へ駆けあがり、トイレの窓に駆けつけると、まさに死体が開いてる窓にとりつこうとしている。 また間一髪で窓を閉め、鍵をかけ・・・ それを、家中のドアや窓で繰返し、やっと全部に鍵をかけ終り、へたりこんでいると、 死体がカーテンの隙間から覗いている。 恨みの瘴気を発散させた恐ろしい顔で、私をずっと凝視している。 閉めても閉めても、どこかが開いてしまうカーテンの隙間から死体が見ている。 死体は、いつまでも家の外にいて入り口を探している。 |