若い奴らの中に、年長者をさげすむ馬鹿がいる。傍若無人野郎である。みずからは老いないと確信している。あるいは、今の年長者のようにはならない、もっとマシな存在になるのだと、前をゆく中年のカカトを踏んでも謝らないのである。
イマの世の中を作った年長者が悪いのである。俺は悪くない。だから年長者をナメるのである。ポケットに手を突っ込み、大股に歩いては、前の者のカカトを踏んでもいいのである。これから、エスカレーターの追い越しでない車線に並ぼうという中年のカカトを、2歩も踏みつけ、踏みつけた後、追い越し車線に入って、エスカレーターを降りた馬鹿野郎がいる。こちらがゆっくりと歩きたいのを事前に知っていたくせに、わざわざ走行車線の中年のカカトを踏みつけ、そののち、自らはおもむろに追い越し車線に移ったのである。つまり、踏みつけるために踏みつけたのである。
そうした、年長者を何とも思わない若い奴らが増えているのは確かである。奴らに死を。そんな奴らはいらない。人口はずっと少なくていい。余計な奴らに死を。エネルギーや社会資本を奴らのために使うな。奴らは、自衛隊か、福祉施設か、原子力施設で働かせよ。少しはきちんとするだろう。
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