化け物か?このごろの若い奴ら

 若い奴らがおかしい。男ばかりか女もだ。まあ、小生が山手線の新宿ー原宿間を往復運動しているから日本で最もイカレた奴らが集中しているのは認めるが、やっぱりおかしい。まるで化け物のようなのだ。

 電車の座席に座って化粧をする女!この2〜3年で急に増えた。マスカラなんかを塗っている奴もいる。この間なんか、ドアに立ったまま化粧をしていた娘がいた。俺はそんな姿を見るたび、化粧の本質を考えさせられる。やっぱり、化粧って、「化ける」ことだよな、と。そう、奴らは化けていること、即ち自分が「化け物」であることを世間に隠さず、否、喧伝しているに違いないのだ。だから、何をしてもヘーキなのだ。

車内の飲み食い

 通勤電車の車内だぜ。かわいい女が缶コーヒーを飲んでいる。座って。これ、やっぱりおかしくないか。たったまま飲んでいる奴もいる。やっぱり女だ。電車がガクンと揺れて、コーヒーが周囲の人にかかるという想像力は、働かないのか?この異常なまでの想像力の欠如は少し前の若い人々には観察されなかった。俺の乗っている電車にはそうした生きていてもしかたのないような奴らがものすごく多い。ウォークマンの音漏れなんか、もう誰も注意しないし、聞いている奴も当然という顔だ。ソニーさんよ、儲かりゃなんでもいいのかい?
 ソニーは、途中からおかしくなった企業だ。昔は新しいテクノロジーを世の中の役にたてようとしたまじめな企業だった。盛田さんの軽薄にも見える要領の良さと、井深さんのまじめさがちょうどよくマッチしていたんだろう。いまは、どうだ。電車内で若い馬鹿があれだけ音をまきちらしている責任の一端は、ソニーにもある。本当にすごい世界企業なのか?トップの社用車は黒塗りでそれは上品だろう。しかし、そうした高級感の裏側には山手線内の品のないことおびただしい「シャカシャカ」が隠されていることを中に乗っている奴はわかっているんだろうか。
 プレイステーションだって、相当おかしい。あれのオープニングの音!不安な時代を象徴しているし、バックが真っ黒じゃないか!いかにも、暴走する自動車のソフトや、格闘技で相手を打ちのめしたり殺したりするソフトの前奏曲っていう感じだ。ゲームはトランジスタラジオのような「モノ」ではなく、「メディア」だ。だからメディアの送り手としての責任をソニーは負うべきだ。「モノ」にさえ製造物責任が生じる時代、なぜゲームソフトが若い人に及ぼす心理的責任をソニーは負わないのか?もちろんゲームメーカーが一義的な責任は負う。しかしそのゲームをプレステで走るゲームとして認可したのはソニーだ。だからソニーにも責任があるのだ。ずっとソフトを作らずにモノだけ作ってきた会社にはソフトの持つメディアとしての社会的責任の重さがわからないのだ。ソニーは所詮「メーカー」なのだ。
 昔のソニーだったら任天堂の後追いはしなかったはずだ。今はなりふりかまっていられない、っていう感じがする。プレステ2のソフト、売れていないし、タイトル数が思ったほど伸びない。ざまあみろ、っていう気がする。開発に以前にも増して金がかかるようになったから、零細企業が多い開発業者にとってリスクが大きすぎるんだろう。日本じゃベンチャーキャピタルもろくにないし。ソニーがベンチャーキャピタルになるっていう話も聞かないし。(企業じゃなく、「化け物」の若者を育成したけれど。)やっぱりバチは当たるものなんだと思う。

 話を元に戻そう。町村文部科学大臣が、高校卒業したら半年は社会奉仕活動をさせたい、と言った気持ちがわかるぜ。ちょっと前だったら左がかった連中から文相批判が起こったろうが、俺の知る限り、左も騒いでいない。左だってさすがに今の若い奴らがどうしようもない状態にあることを認識しているからだろう。

男より女の化け物がこわい

 女って、しつけを受けなくなったらただの獣になり果てる。男はまだいい。女は自分に批判的な男は排除する。女は言う。「やさしい人が好み」「わがままを聞いてくれる人がいい」ふざけるんじゃない。鏡を見てからものを言いな。いや、美しい女だってそんなうわごとを言うことを俺は許さない。父権の喪失が日本の将来を暗くしていることは確かだ。女をどうしてあんなにちやほやしたのか。のさばらせたのか。世間のモノ作りさんも同罪だ。可処分所得がいくら多いからと言って親がかりの女にこびるなよ。年頃の娘を持った親は娘から家賃を取ることで、変なブランドモノの鞄を容易に買えないようにしてもらえないだろうか。

大人もそうとう悪い

 若い奴らには自らを律する能力はない。ダメなのだ。だから大人がちゃんとしていなければならない。さっきのソニーに戻るが、ソニーがあんなにだらしないようではダメなのだ。俺が大学卒業するとき、ソニーは理工系では「全優」しか応募させなかった。それがどういう結果を招いたかは上に書いたとおりだ。優秀な大卒者を大量に採用してきた銀行はバブルで何をしたのか。エリートぞろいの外務省は何をしたのか。厚生省は血液製剤で何をしたのか。みんな!東京に住みたいか?「Yes!」だから上司の言うことは全部聞くのだ。それは否定はしない。大企業は、経営方針に批判的な奴らは皆地方勤務だ。あるいは、下手をすると海外の僻地勤務だ。日本は会社を辞めれば次の受け皿がないから言うことを聞かなくてはならない。個人的には「おかしいな」と思っていても立場でやらざるをえない。もしそんな思いをしながらも気に染まない仕事をして出世して、さあこれからは本来の志の高い経営をするぞといったところで、さらに上がいてまたぞろおかしな指示を出してくる。おかしな経営を批判する自浄能力を企業が持てないようになっているのだ。だから皆が「おかしい、おかしい」と思いながら最後まで突っ走ってしまう。第一勧銀なんかとんでもない額の負債をかかえている。そうしたどうしようもないメンタリティを持った日本企業を変える、健康になるチャンスが今目の前にあるのに、何も変わらない。企業が健康にならないと今の日本は良くならない。政治家や官僚もどうしようもない。だから、せめて企業だけは。

 企業が変わるには、人が変わらなくてはならない。ということは、やっぱり親がしっかりしていなくてはならない。なぜなら、人を育てることが出来るのは親しかないからだ。学校は読み書きそろばんを教えれば十分。

 

親がどうしようもない

 要するに親がダメなのだ。平凡な帰結だが、真実なのだからしようがない。親がダメな理由は、日本社会全体がダメだからだ。小生はきょうも満員電車に揺られたが、いったい、何のために皆そんなに忙しそうにしているのだ?休日だってそう。みな「必死に遊んでいる。」そして病気になって、病院でチューブだらけになって死んでしまうのだ。つまりは、「必死で働いて」「必死にマクドナルドで子供にハンバーガーを食べさせ」「必死に遊び」「必死に病気になって」「必死に死んでしまう」のが今の日本人だ。つまり、何も考えていないのだ。養鶏場の鶏と同じなのだ。鶏は3歩歩けばそれまでのことはみーんな忘れてしまうのだ。どんどん脱線したが、これでいいのだ。


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