11/11

Vagabond

〜第八話 赤い悪魔〜







ブリテインに着いたヴルカン

街中で包帯補充や戦利品を預けるといった用事を済ませ

旅の疲れを癒すために温泉へと向かうことにした。










温泉には誰もおらず、貸しきり状態だった。



ヴェスパーから持ってきた酒を楽しみつつ、ゆったりとしたときを過ごす。










温泉にて、心身ともに鋭気を養い、次なる目的地を目指す。

次の目的地はトリンシック。

その美しい町並みは多くの旅人を虜にしてきた。

ヴルカンも期待に胸を躍らせ、ブリテイン-トリンシック街道を歩く。










しばらく歩いた頃だろうか、ふと何か大きなものが見える。



魔法によって作られたといわれる大迷路…

せっかくなので、奥へと進むことにした。















迷路の途中には多くのインプがおり、魔法による攻撃で進む邪魔をする。



うるさい子悪魔を片付けながら進むと、

どうやら迷路の中心に着いたようで、なにやら建物が見える。

建物を外から観察していると、大きな影がヴルカンを覆った。





その正体はデーモン…

魔界の住人である彼らは、すさまじい魔力を秘めており

並大抵の冒険者ではひとたまりもないであろう。



ヴルカンとて例外ではないのだが、ブリテインで買ったシャドウハルバードを装備し、

デーモン相手に果敢に立ち向かった。





初撃での手ごたえはあまりなかったものの、わずかながらHPを削ることが出来た。

「これなら勝てる…」

こつこつとでも、ダメージさえ与えることが出来たならいずれ勝つことができる。

そう信じて、戦った。



しかし相手の攻撃も、辺りにいたインプとは比べ物にならない。

爆発魔法のエクスプロージョン、灼熱の魔法フレイムストライク

これらの魔法はヴルカンのHPを大きく奪った。

しかし、包帯を巻きつつ、ヒットアンドアウェイを繰り返すことにより…












デーモンに勝利













その後迷路を脱出し、トリンシックへと到着したヴルカンであった。













-Skills-