// 安穏-暗穏 //
爪の被膜が
剥がれていくように
砕けていく同一性
不条理に重なりあう旋律
ただただ泣いているだけでは
伝わらないものを
焦燥感と嫌悪、湾曲した謝罪
堂々回りの海を
もがいて沈んで乗り越えられない
はっきりと口にだすのが怖い
遠回しに語る事実を
受けてくれる人も知らない