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// 泣き雨の午後 //

どこかに残された
乾いた暑さを
冷たい床の隅に求めた

立ち上る冷気は踵を冷やし
空虚な心を満たしていった

誰も知らない
過ぎていた時間を
熱を発するブラウン管に求めた

木霊する笑い声は耳を満たし
毛細血管を駆け抜けていった