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1894年のブリューソフの詩集「ロシア象徴派」で口火を切れた象徴主義運動の次代は、ロシア詩の‘銀の時代’を招来するが、これは文化領域全体にわたるロシア・ルネサンスのはじまりであった。文学史的には象徴主義(ブローク、ベールイ、V.I.イワーノフら。盛期は1910年ころまで)、新古典主義的なアクメイズム(グミリョーフ、マンデリシタム、アフマートワ。1912年より)、未来派(フレーブニコフ、マヤコフスキーら。1910年より)、イマジニズム(エセーニンら。1919年より)と次々と流派が継起するが、全体としてモダニズム的潮流が第1次世界大戦、革命をつきぬけて1920年まで文壇の主流と占めた。ロシア・アバンギャルド、フォルマリズムはこの時代の所産である。
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