落涙卯月 中編 Charlie&Lucy




「二人の恋は終わったんだね、許してさえくれないお前、サヨナラと顔も見ないで、去っていった女の心。」

「感情に自分がついていかないってのは面白いなぁ。」

「サントワマミー、夢のようなあの頃を思い出せば、サントワマミー、悲しくて目の前が暗くなる...」

「そりゃ、そんな矛盾ずっと抱え込んでればいつか壊れるよ。」

「もう壊れたんだよ。だからこんなんなってる。」

「あははは。そうだね。互いに限度超えてたんだろうね。」

「限度超えてた...」

「歌。」

「まだ歌?もうないよ...Yesterday,all my troubles seemed so far away. Now it looks as thgough they're here to stay, oh,I believe in yesterday...」

「あはは、ビートルズ出てきた。」

「.....Why she had to go I don't know she woldn't say.I said something wrong, now I long for yesterday.Yesterday, love was such an easy game to play.Now I need a place to hide away. Oh, I believe in yesterday.....」

「...たぶん、あちこちで自分は子供だとかもう大人なのにとか自称精神年齢の低い人とかそんなようなこと言ってる人たちより遥かに、超がつくくらい子供なんじゃないの?」

「誰が?僕が?」

「うん。」

「え〜...」

「え?一応褒め言葉のつもりで言ったんだけど。」

「そうなん?なんかそうは聞こえないんだけど。」

「大人は矛盾をあんまり許容しないもん。指摘して排除するか、無視するから。でも子供はそうはしないよ。受け入れるか苦しむか、またはそれに気づかないかだよ。」

「...なるほど。そうなの?」

「さぁ。知らない。受け売りだから。でも間違いではないと思うけど。」

「はぁ...自分の中のものが口から出たくらいで整合性が出るわけでもないからなぁ...矛盾を向こうに叩きつけてたんやなぁ。」

「いや、だからさっきのは褒め言葉のつもりだったんだよ。本当に。それくらい子供で良いんじゃないの?珍しいよ、なんか。」

「でももうなんか全ての関係性が怖いんだけど。ここまで酷い状態は過去に記憶ないし。1つの大きな樹みたいな関係が壊れたことでその周囲の枝の友達関係までヒビが入ってるような恐怖感あるし。っていうか、大樹が折れてるのに枝がどうとかいうのもおかしいような気もするけど。もう誰か好きになったりとかなってもらえたりとかそんなんもうないんやないかって気にもなってたりするし...受け入れてはもらえないよ、こんな人間。」

「歌え。」

「え〜...It's a little bit funny this feeling inside,I'm not one of those who can easily hide...」

「あはははは!!もう、なんかラジオだね。」




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