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もうほんとにひとってばいろんなことをやったり書いたり考えたり。どれもこれも面白そうすぎて とても一生では知りつくせないかも・・・! そんなことたちのうち林城がひょいと興味を惹かれたものたちについて、ちょいと接触しちゃあご 報告致します。 軽いのりで書きますので、あーそんなもんもあるんだーくらいにお読み下さい。それがあなたの興 味をつんつん刺激して、新しい趣味ができちゃいましたらそれもまた良哉良哉。 しかしほんと目眩がするほど世の中って豊潤ですわあ。

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****最後の謎**************

 この「フェルマーの最終定理(またはフェルマーの大定理、フェルマー予想)」らしき もの、「古畑任三郎」の中で、二回ほど話題になっていると思います。唐沢寿明さんの回 と陣内孝則さんの回。名前は違いましたがこのことかなーと。  350年以上の長きにわたり、数多くの優秀な数学者数学愛好者が挑戦し続けてなしえ ず、近年に至ってようやくイギリス生まれの数学者ワイルスによって証明されたひとつの 定理。フェルマーという人は1601年生まれ、本職は法律家で家庭も為し、平穏に一生 を送ったフランス人であります。しかし彼には数学の問題を解くという趣味があり、30 歳になってデファントス(ギリシアの数学者)の『算術』という本を手にしてから本格的 に数論を研究、以後数学の広い分野で残した功績はそれは大なるものであるのです。しか しこの彼、数学に関してはかなりの秘密主義者で新しい定理を発見したり証明したりして も結果だけを友人の数学者に手紙で知らせるだけで、詳しい証明法などは知らせることは ない。それでいて「でっちあげだ」などと言われるとその度に証明の一部やヒントを公表。 その後彼の「証明」は次々と正しいことが明らかにされ、以来、フェルマーが「証明でき る」と書いたものは必ず本当に証明できるのだと看做されるようになりました。で。  彼の死後、彼が熱心に読み込んで書き込みをたくさんしていた先述の『算術』という本 を息子が再出版、父親による書き込みを付録として付けました。それらの書き込みの中に 「自然数nが3よりも大きいかまたは等しい時、xのn乗+yのn乗=zのn乗を満たす x、y、zは存在しない(要約)ことをわたしは証明したがこの余白は狭すぎる(のでこ れ以上は書けない)」というものがありましたがこれが問題のフェルマーの最終定理であ ります。結論だけ、証明なし。のちの数学者たちが証明を試みますがこれがどうしても証 明できない。でもフェルマーができると言うんだからできるはず・・・・以後350年余。 挑戦は続き、その過程で大変な質と量の副産物を生み、それらの研究を総動員してようや くワイルスが「証明」をしたのが1995年。ワイルスは1993年に一旦「証明した」 と発表してそれが覆り、再度の挑戦でついに真に証明をなしえたというおまけつきです。 何だかミステリかサスペンスっぽい話ですね。深く知るともっと面白そうですよ。


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