【4日目】 6/2(木) 晴れ

フィレンツェ滞在
終日自由行動
(ミケランジェロ広場、サンマルコ美術館、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、ヴェッキオ橋、パラティーナ美術館、ジョットの鐘楼)

●ミケランジェロ広場
ミケランジェロ広場からの眺望 フィレンツェでは『ウフィッツィ美術館』に絶対行きたくて、それ以外はあまりどこへ行こうとか考えていなかった私。
さて今日は1日どうしようと思っていたら、添乗員Hさんが希望者のみ市バスでミケランジェロ広場へ案内してくれるという。フィレンツェの街が一望できるというこの広場にそれほど興味はなかったけれど、市バスに乗ることに興味があったのでお願いすることに。
ホテルのロビーでバスのチケットを買い(1時間有効で1ユーロの券)、9:15ホテル出発。総勢10人くらいだったかな。

市バスは、最初乗った時に一度機械にチケットを通すのみ。その時に時間が印刷されるので、私が買った1時間券の場合、その時間から1時間以内なら乗り放題。降りる時も、2回目にバスに乗るときも、チケットは見せる必要なし。
チケット持ってるふりしてタダ乗りし放題な気もしますが、たま〜にやって来る検札の方に見つかった場合、高い罰金が科せられるそう。

ダビデ像 さて、ミケランジェロ広場は、ど真ん中に大きなダビデ像が。思わずケツ側からも撮ってみたり。
フィレンツェには3つのダビデ像があって、ひとつはこの広場のブロンズのダビデ像。もうひとつはヴェッキオ宮殿入り口にある大理石の像。元々ここにあったのがオリジナルだったらしいのですが、雨ざらしにするには惜しい彫刻だということで、オリジナルはアカデミア美術館に展示されているそうです。

売店 街角で水など売ってる売店があちこちにありまして、この広場にもいくつか並んでおりました。
同じツアーの方(女性)に「あの売店かわいいから、撮ってもらえる?」とカメラを渡され、彼女と売店を写そうとしていると、売店のおっさんが何やら手招き。店の中に入れてくれるというのです。
喜んで入っていった彼女ですが、次の瞬間「ぎゃーっ!」と悲鳴が。肩とか腰とか抱かれて、ほっぺたにキスされまくり、さらに尻を揉まれるというセクハラっぷり。
…とりあえず、私も写真をお願いしてみました。襲われております(笑)。
●イタリア共和国建国記念日!
パレード ミケランジェロ広場からバスに乗って、中央駅へ。ドゥオモで解散しましょうと言う添乗員Hさんに続いてゾロゾロとフィレンツェ市内を歩いていると、何やら遠くから楽器の音が。
沿道にみるみる人混みができ、何だ何だと思っていたら、本日6月2日はイタリア共和国の建国記念日だとかで、パレードが。記念日だったなんて全然知らなかったので、びっくり。ちょうど通りかかった時にパレード見られるなんて、なんてラッキー!
ブラスバンドが先頭で、次が銃を抱えた軍人さん、その後はナース、民族衣装の方々など。ちなみに写真の赤い衣装の方々は男性(おっさん)です。
軍人さんなどさすがの統制ぶりで、堂々たる行進。しかしパレードの列は長く、後ろの方、一般市民が加わるあたりでは何だかもうぐだぐだに…(笑)。
●サンマルコ美術館
サンマルコ美術館 午前中しかやっていないということなので、まずはこの美術館へ。元修道院だけあってミサが開かれていて、危うくミサ会場に入ってしまうところでした。入り口わかりにくいよ…。
小部屋がいくつかあって、その壁や天井に宗教画が描かれていたのですが、それらは独房だったそう。
ここで最大の見所とされるのは、フラ・アンジェリコの『受胎告知』。そういう有名なものって一番奥まった部屋とかにもったいぶって飾られているのかなぁと思っていたら、二階への階段を上がった真正面の壁にドーンと飾られていました。びっくりした…豪快だな。
ここの出口が入口とは反対側の裏通りにあって、方向がわからなくなってみたり(筋金入り方向音痴)。この近くにあるアカデミア美術館にも寄ってみようかと思ったけど、長蛇の列ができていたのであっさり諦める。ダビデ像のオリジナルも見てみたかったけど、ミケランジェロ広場で堪能したからいいかな、と。
●昼食
マクドナルドへ行きました。
なにもイタリアまで来てそんなとこ行かなくてもと言われそうですが、建国記念日でお休みの店が多かったのですよ…。マクドナルドは世界各国にあるけれど、それぞれの国に合わせてメニューや味など違いがあるのかも、と思いつつ。
日本じゃ見たこと無い、大きなサラダのメニューがありました。でも4ユーロって高いよな…。飲み物は炭酸飲料(コーラ、ファンタ、スプライトなど)ばっかり。
私はMcチキンとファンタを頼みましたが、チキンはかなり塩こしょうが利いている感じ、ドリンクは問答無用でLサイズでした。その後の添乗員さん情報だと、日本のファンタは無果汁だけど、ヨーロッパのファンタはちょっぴり果汁入りらしい。でも味の違いは感じなかったな。それにしてもコカ・コーラ社、日本のファンタも果汁入れてくれよ。
●サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、ヴェッキオ橋、パラティーナ美術館
ガイドブックで見たステンドグラスの美しさに魅せられて、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ。
おごそかな雰囲気に心を洗われた後、ヴェッキオ橋を越えてパラティーナ美術館を目指す。ヴェッキオ橋は、金細工のお店や宝石店が建ち並ぶ橋。なので商店街を通り抜けているような感じで、橋を渡ってるって雰囲気ではないです。
パラティーナ美術館は、ピッティ宮殿や銀器博物館など他の美術館・博物館などと併設されていて、入り口はそれぞれ違うけれどチケット売り場は共通。一瞬焦ったけど、「ワン・パラティーナ・プリーズ」でチケットは買えました。
…パラティーナ美術館の帰り、近くの売店で水を買ったのですが。「アクア・ナチュラーレ・ペルファボーレ(水下さい)」と、つたないながらもイタリア語で話しかけているというのに、
「はーいお水ねー、おっきいのー? ちっちゃいのー?(1Lと500mlの水が売っているのです) ありがとね、さよならー」
と日本語で接客されてしまった。日本人観光客って本当に多いんだなぁと、実感する瞬間。
●ジョットの鐘楼
ジョットの鐘楼 興味ある場所は一通り回り終え、体力があったらねと後回しにしていたジョットの鐘楼へと向かう。
上まで登って、フィレンツェの町を一望できるというのです。別に高いところからの眺めとかってあんまり興味ないんですけど、私。
ちなみに、ドゥオモの展望台に上るのが一番高く、ジョットの鐘楼は高さ的にはフィレンツェで2番目だそう。でも建築家として有名なジョットの名が残る塔の内部を見てみたいと思い、こちらを上ることに(でもジョットが設計したのは、この塔の下1/3くらいらしいですが)。

ジョットの鐘楼内部の階段
で、内部はこんな感じ →
人が2人すれ違うのがやっとという細い階段です。
写真の部分はまだ塔の下の方で、階段も真っ直ぐなのですが、上の方になると螺旋状になってますます狭くなり、体格の大きな外国の方とすれ違うのはかなり怖かったです。

途中3回休憩所のようなところがあり、真ん中が吹き抜けになっています。金網が張ってあるのでその上に立ってみたのですが、高所恐怖症の人には堪らんだろうなと(笑)。
休憩所があるからといってそこでいちいち休んでいると、汗だくになってかなり辛かったですよ(私のイタリア滞在中は連日30℃超えてまして、下が石畳なので照り返しも凄かったようで、日焼け止めがっつり塗ってあったにも関わらず、ばっちり日焼けしてしまいました。日本の梅雨時のように湿気もあって、蒸し暑かったです)。でも、幼稚園児くらい?と思われる小さな子供も何人かいたので、子供でも上れるのにと思って頑張りました。
下の写真は、同じ場所を3つの休憩所及び頂上の展望台から撮ったもの。左から右へ、だんだん高くなっています。

ジョットの鐘楼からの眺望
●お買い物あれこれ
シニョーリア広場のカフェ『Rivoire』は、ガイドブックによると有名な老舗のチョコレート屋らしい。お土産用に、箱入りチョコをお買い上げ。たくさん買ったからか、おまけのチョコをいくつか貰ってしまった。
気を良くして、オープンテラスでお茶していくことに。メニューは写真入り、そして日本語も書いてあってとても親切。折角チョコで有名な店なので、チョコレートケーキとカフェ・ラッテを注文。ウェイターさんの対応はとても丁寧かつフレンドリーで、老舗の余裕を感じます。
チョコレートケーキは大きくて、かなり甘めでした。
さて、ウェイターは担当の席が決まっていて、お会計のときもオーダーを取りに来たウェイターに頼まねばなりません。オーダーに来たのは、ヒゲのウェイターさん。ヒゲを求めてぐるりと見渡すと…ウェイターはほぼ全員ヒゲ持ちでした。違いは白いものが混じっているかどうかくらい。
見分けつかないよ…。

徒歩にてホテルへ帰る途中、免税店へ立ち寄る。
私のお目当ては、靴。ブランド物とかではなく、単に大きなサイズの靴を物色したかったのです。24.5cm以上の靴って、日本じゃなかなか気に入ったの見つけられないのですよ…。
靴売り場を探していると、日本人スタッフにつかまる。靴売り場は2階にあって、店員同伴でないと行けないようになっていると聞いて、ちょっとひるんでみたり。なーんか、買わずに出てこられないような雰囲気ではないですか。しかし店員さん(30代くらいの女性)は気さくな方で、気に入った靴も見つかり、いくつか試し履きなどさせて頂きつつ話もはずんでみたり。
店に並べられている靴は一番小さいサイズの靴で、靴の裏にサイズ一覧の書かれたシールが貼ってあり、在庫のないサイズはマジックで消してあるとのこと。そのサイズシールを見て感激したことに、私の欲しいサイズが一覧の真ん中くらいではないですか。つまりイタリアでは私のサイズは平均くらいということですよね。まぁでも、日本人の足にはイタリアサイズは幅が狭くてキツめだったりするわけですが、幸い気に入った靴はちゃんと履くことが出来ました。
「あの、日本のことをちょっとお聞きしてもいいですか?」
靴を包んで頂きながら、店員さんにそう訊かれまして、最近の日本のニュースとかかな? と軽い気持ちではいはいと返事しました。

「人間ドックって、幾らくらいかかりますか?」

お役に立てなくてごめんなさい……。

いやしかし、その質問は予想外にも程があるよ。
「イタリアで健康診断すると全部調べ終わるまでに半年くらいかかるから、マジで途中で亡くなっちゃう人もいるんですよ〜」って、本当に!?


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