喜多嶋作品といえば夏!
夏のスポーツといえばマリンスポーツ!
ということで作品中に登場するスポーツはサーフィン、ボディボード、ヨットなどが中心です。
スポーツフィッシング?じゃあ釣りはスポーツか?
鱒もバスもルアーでバーブレス、当然キャッチ&リリース(キャッチ&ストマック)の窯猫ですがそうは思いません。
生き物が相手である以上いくら綺麗事をならべようが逃がそうが、釣りは血みどろの遊びです。
で
爽太郎のロケ地もだいたい南の島、マリーの本拠地もハワイイ
日本での舞台も湘南、葉山となればこれはもういたしかたなし。。。
では喜多嶋氏の得意スポーツはというとなんとスキー!しかも競技スキーと書いてあるんですね。
(インタビューでもそう答えています)
となるとウインタースポーツを題材として使った作品はないのか?
冬の雪山、スキー、出会い、事件、悪くはないですね。
またバブル期に爽太郎のS&WにスキーやボードメーカーからCF依頼はなかったのでしょうか。
「キープ・スキーイング」― CFギャングシリーズ ―
「流葉くん、この板の特徴はずばり、カーブしやすいことだ」
俺はその板を手にとった、異常に短い。また本来シャープなはずのトップが丸く広がっている。
「短いな・・・・。俺の板は195だがこの板は170あるなしだ。ビンディングは付いてないがジュニアスキーじゃあないんだろう」
担当はニヤリと笑った。日焼けした肌に白い歯、相当やるのだろう。自身満々で説明した。
「短くすること、そして君も気付いたようにトップとテールを広くしてサイドカーブをきつくした」
「何故だか解るかね?」
俺は答えなかった。
「このサイドカーブによって初心者でもひざを倒すだけで容易にカービングターンができる」
「この板でスキーの歴史が変わるんだよ」
俺はサーフィン、スキーをやる人間を認めている。
なぜならどちらも最初はただただ辛いだけだからだ。最初から楽しくスイスイというわけにはいかない。
その一線を越えなければバランス系のスポーツは楽しくならない。
だからこそ認めるのだ、根性や努力という言葉はきらいだが。
「・・・あまり認めたくない商品だな。何でもかんでも手軽に容易にというのは性に合わないんでね。変わらなくてもいいというものはある」
氷山はオイオイという表情だ
「誰も君にモニターになってくれとは言っていない。意見も聞いていないし商品を気に入れとも言わない。売れるCFを作ってくれと言ってるんだ」
「そいつは出来ない相談ですね」
おおお!物語が始まりましたね。
でもね。カービングスキーの登場でスキーの歴史は変わったんですよ、流葉くん!!
とは言うもののまぁ厚着した爽太郎やリョウは見たくないですね。
しかし本当にウインタースポーツを題材にした作品はないのか?
ファンクラグ会員の方なら気付いたことでしょう。
ココナッツクラブに中に1編ありました(窯猫は認めたくありませんが文庫にもなっています)
スノーボード
しかもアルペン男前です。
フリースタイルではなくハードブーツのアルペンという男前さ。
タイトルもズバリ
「恋はスラローム」
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