ぼったくりカレッジ

ボストンの学校は学費が高い。ハーバード大学やボストン大学のような有名校でなくても,私が通っているへなちょこカレッジでも, 米国の平均と比べるとずいぶん高い。更にこのカレッジは,学期開始の一ヶ月以上も前から,学費の請求書を何度も何度も送ってきた。 わざわざ日本にまで。。。この学校は学生指導よりも学費回収の方に圧倒的に情熱を傾けている。

学校が始まる2〜3週間前にはアメリカに来たのだが,まず最初に学費支払いについて大学に問い合わせた。だが,あれだけ請求書を送ってきた割には, 担当者が一向に捕まらない。埒が明かないので,車で直接大学まで行ってみた。
大学はボストン中心部近くにあり,地図を見ると道がかなりややこしい。案の定,思いっきり道に迷う。車を降りて,周りの人に地図を見せて聞きまくるが, 道順の説明がとても複雑でさっぱり理解できない。「慣れると簡単なんだけどねー」と,説明してくれた兄さんは苦笑いしていた。同じ道を何度も行ったり来たりして, やっと大学にたどり着いた。

夏休み中の大学の事務所は半分遊んでいるような雰囲気だった。何とか,担当者の上司である男性マネージャーを捕まえる事ができた。 私が学費を払いに来たと知ると,急に対応が素早く丁寧になったのが気に食わない。更に,トラベラーズチェックで支払ったのだが,端数分のお釣りを現金で欲しいと言うと, それは出来ないと言う。「余分に支払った分は次の学期の学費に回せばいいよ」とその男性マネージャーは笑顔で言うのだが,非常〜に信用ならない。 しつこく食い下がり,金庫の中の1ドル札をかき集めさせて,その場で釣銭を受け取った。自ら遠い道のりを,金を巻き上げられに行ったようなものだ。嫌な気分。

結局,1学期分でおよそ8千ドルを支払ったのだが,それだけの価値がこの大学にあるかどうか。大学側は「自主的にサポートを求める人には,いくらでもそれを提供します」 と言うのだが。ならばまずエレベーターを設置してほしい。授業の度に5階まで歩いて登っているのだが,毎回毎回,心臓が破裂しそうだ。 「エレベーターつきの学校に行きたい」との理由で,転校していく学生が毎年かなりの数に登っているに違いないと予想する。

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