中古CD情報 その16


Miriah Carey

  タ イ ト ル: ヴィジョン・オブ・ライブ
              (MTV UNPLUGGED EP)

  アーティスト: Miriah Carey

  購 入 店 : ブックオフ

  購 入 日 : 2001年12月2日

  価   格 : ¥350







マライア・キャリーの声を聞かなくなって、ずいぶんになりますねえ。
ああいう声の人は、やっぱり若い間だけのことなんでしょうかねえ。
マライア・キャリーの魅力は、私にとっては、あの、自分の力を100%振り絞って歌う姿勢だったんですよ。
ああいう歌い方は、若いうちでないと駄目なんでしょうねえ。

女声ヴォーカルで、歌手寿命の長い大御所、たとえばエラ・フィッツジェラルドみたいな人。
こういう人って、決して、100%の力で歌ってるようには聞こえませんよね。
余裕のある歌声で、そのバックに途方も無いエネルギーがたゆたっているのを感じさせる。
そんな感じですよね。

そういう歌声が駄目だって言ってるわけじゃないんですよ。
ただ、自分の力を振り絞って歌ってる、そういう声。
そういう声に、私はどうしようもなく惹かれてしまうんですよね。
1曲、1曲、この曲さえ歌いきることができれば、それで自分はもういいんだ、という感じ。
でも、次の曲になれば、また尽きることの無いパワーが湧いてくる。
やっぱり、若さが無いと駄目なのかもしれませんね。
まあ、そういう歌い方は、若さにまかせて無理をしてる、と言えるのかもしれませんけどね。

シーナ・イーストン、という人がいました(今でも、アルバムは出してるみたいですけど)。
デビューした頃の彼女は、やっぱり、そういう感じでしたね。
今じゃ、すっかり太って、もうフツーのオバサン、という感じでしたね。
いつか、日本の歌番組に登場してたけど、あれにはがっかりしちゃったな。

でも、ああいう歌は、ほんとに若さの特権なんですね。
それは、その年齢に居る、ごく限られた人だけが手にいれることのできる歌声なんでしょう。

わたしが、マライア・キャリーの歌で一番好きなのは、
今日紹介するアルバムに入っている、「IF IT'S OVER」という歌です。

このアルバムは、ご存知MTVのやっている「アンプラグド」という番組に、彼女が登場したときの録音です。
「アンプラグド」という番組は、普段は電気楽器を使っているアーティストに、
その日はアコースティックの楽器だけでパフォーマンスをさせる、という番組です。
この番組はほんとに不思議な番組で、ここに登場すると、音が丸裸にされるだけでなく、
なんか、アーティストの人間性まで丸裸になっちゃうんですね。

いろいろなアーティストの性格を、この番組で垣間見ることができましたね。
まあ、悪い方は言わないことにして、いいほうを言うと、
ロッド・スチュアートとか、ポール・サイモンなんかは、
ほんとに、私は好きになりましたねえ。
あ、あと、キッスも、いい感じだったなあ。

そしてもちろん、マライア・キャリーもすごくいいです。
さっきも言いましたように、この曲さえ歌いきることができれば、それで自分はもういいんだ、
というような、けなげさが伝わってきましたねえ。

そして、このアルバムの中のイチオシは、さっきも言いました「IF IT'S OVER」。
この曲、私は、スタジオ録音のは聞いたことが無いんです。
でも、これ聞いちゃうと、何かもう、スタジオ版は聞きたくないですね。
それほどいいです。
何回聞いても、鳥肌が立ちます。

マライアが好きで、このアルバムは持っていないという方、ぜひこれを聞いてみて下さい。



いま、このアルバムを聞いたあとで、ちょっと、エラ・フィッツジェラルドを聞いてます。
「Someone To Watch Over Me」が今流れてます。
これは、これで、すっごくいいです(この曲、好きなんですよねえ)。
リピートして、もう一回聞いちゃおっと。



つづく