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    ロボット ストライカー
2003 08
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1月7日
    「がんばれ香川県」



 昼下がり、テレビをつけたらNHKで、「テーマパーク再建ドキュメント」みたいのをやってたんで見てみました。
 香川県のレオマワールド、という、3年前に閉鎖されていたテーマパークが今年4月、リニューアルオープンするというお話。



 ・・・出たな、レオマワールド


 知るひとぞ知る、ダメダメテーマパーク。日本人の2割くらいしか知らないんじゃないかと。
 その生い立ちからして怪しかった。大西なんちゃらっていうゴルフ場オーナーのおっさんがいまして、そのゴルフ場の土地を、高松新空港の建設時に大量の売却金と引き換えに売り飛ばした。1980年代末期、まさにバブリー真っ盛り。
 このおっちゃんが何を血迷ったか四国にテーマパークを作ろうと言い出した。そして金にまかせて平成3年に開園したレオマワールド。なぜそんな名称かというと、「レジャーは大西にまかせろ!」で、「レオマ」。センスがないのも甚だしい・・・

 そのうえテーマパークのくせにたいしたテーマもポリシーも持っていなかったようで、ペントハウスのキャラクターのようなキャラ付けのない着ぐるみが園内を闊歩。

 初年度こそ来場者200万人を達成したらしいが5年後には年間70万人台に。これって一日平均2000人ですよ?ほとんどインディーズやんけ。プリティ長島やんけ。
 ディズニーランドは3万4万当たり前っつうのに(当方ディズニーランドバイト経験有)。 

 んで、これが経営不振で2001年に閉鎖したそうで、番組によると、加ト吉やおもちゃ王国などが共同出資、装い新たに4月に開園。
 再建の肝になる構想が「分割独立経営」なんだそーで。「アミューズメント」「温泉・ホテル」「物販」「オリエンタルトリップ」の四つの部門をそれぞれ別個のスポンサー企業が分担して経営。

 うまくいくわけないじゃーん。

 柱になるべきアミューズメントひとつ満足に回せなかったのに、・・・つーか観覧車(新装開園の目玉らしい)乗るくらいならUSJに行くっつーの!温泉なら岐阜行くっつの、下呂るっつーの!物販も何も讃岐うどんしか名物ないっつーの!オリエンタルトリップって、オリエンタルランドへの当てつけかっつーの!オレはかあちゃんのしもべじゃないっつーの!(byジャイアン:妹思い)

 あ、でも園内ではラクダに乗れるらしい。それはのりたいなー。

 地元香川県民にとってはこれって、如何によってはけっこう生活を脅かす一大観光プロジェクトなワケですよね、きっと。ぜひともがんばってはいただきたい、大西社長。まあ失敗するのは目に見えてるけどね。間違いない。 ( ̄ー ̄)
1月11日
        「致命的」



 いや、「いかやきそばのイカがマズイ」っていうのは致命的だと思うんですよ。突然ですが。
 突然ですがっていうか今日の昼間食べたっていうか。いや、食べたんですけど。
 もとよりお客様にもそうですが、とっても失礼です、イカさんに。釣られてさばかれて食べられて、それでマズイといわれちゃ元も子もない。

 イカがマズイいかやきそば、タコの入ってないたこ焼き、スターの出てないスターボーリング、柔道の弱い柔ちゃん。これらはもう致命的です。
1月25日
    「運転上手は床上手」



昨日、「殺陣」を生で見た。殺陣を。これは生まれて二度目である。
一度は小学校の修学旅行、京都の太秦映画村で。
その時、うっかり八兵衛もいたと記憶している。
当時小学6年のはなたれおっぺけぺー小僧だった俺は寡聞にして彼を存じ上げなかったので素通りしていたが、たとえ今目の前に、あるいは今こうしてディスプレイに向かっている俺の背後に彼が現れようとも、俺は彼を追い出すに違いない。

「ゴメンなさい、あなたには毛頭興味がないの」と丁重に別離の言葉を手向けながら。

まあそんなことはどうでもいいのだが。

着物姿の伊達男4人衆が現れ『KILLBILL』のテーマ曲に合わせて演舞を。

かっこいい。

間近(2m)で見る生殺陣は甚だかっこよかった。
御坊茶魔に言わしめれば

@かっこよか〜   Aかっこよかとぶぁい

       さあ、どっち?

正解は草剪クンが選ばなかった方。ざ〜んね〜ん関口シェフ。

っと、話が横っ飛びしてしまったので戻す。
彼らの演舞は正味、10分ないくらいの短いものだったが、その洗練された動きに釘付けされて。
よくもあんな狭いスペース(ライブハウスのフロア、2×5mくらい、しかも天井低し)であれほどダイナミックな動きを。

聞けば彼ら、映画『KILLBILL』の撮影現場で殺陣指導をしたそうなのである。

道理で!っと思った反面、本当か?と疑い半分。
いや、あの動きを見た時点、普段の俺ならば合点もしたろう。

だがしかし。

駄菓子菓子!
 (マイフェイバリットうまい棒は「たこ焼味」)

共演者が悪かった。まあ、共演といえども、いっしょにステージにあがる訳ではないが、 彼ら、「剱伎衆かむゐ」の前後にステージに上がっていたのが、

@探偵物語のオープニングテーマ、BadCityにのって登場、松田優作のコスプレをした「工藤贋作」と名乗る男。

Aダッチワイフを抱えながら異常なハイテンションで登場、自称プロのラテン歌手、ロベルト杉浦。(歌唱力はホンモノ)

Bそのロベルト杉浦を唾液フェチという設定の主役に据えて15分の無声フィルムを撮影、活弁映画を上映する映画監督。

Cにせジュリー。


このメンツの中にあって、いくら彼らが隙のない演舞を舞おうとも、誰もがその言葉を鵜呑みにすることを
躊躇するのではなかろうか。

彼らの演技はすばらしい。かっこいい。ちょっぴり惚れた。
しかし、この疑問はいまだ残るのだ。
剱伎衆かむゐ。あなたたちは本物ですか?
私はそう聞きたい。小一時間、問い詰めたい。


1月29日
   「不思議ナイト(昨夜の話)」


二年間、同じゼミにいて、その状況にありながら「何にもない」関係なら、そりゃあこれ以降も「何もない」と思うもの。
まさかね、お互いの名前以外ほとっんど何も知らない人間3人が今更になって二次会(居酒屋)三次会(魔窟=※注:詳細は後ほど明らかに)と連れ立ち、夜を明かそうとは。

総勢20余名ほどのゼミ生の中で、当初からもっとも濃ゆいオーラを放っていたのが彼ら2人であった。
2人は性格としてはまったく異なる、いわば背反とも思えるタイプの持ち主だったが、彼らの放つキネティックパワーは明らかに我らが○澤ゼミの教室内に局地的な歪んだ磁場を作り出していた。

・・・いや、あなたたちのコトですよ!横○さん!○西さん!

私と彼らの間で二年間に交わされた触れ合いは、実にお通し程度(※おつうじ、でわない。「おとおし」読むべきところ。和民に行くとウサギのエサみたいな野菜スティックが出てきたり、そういうヤツだ。それができたらガードのゆるんだ相手の脇腹に左フックを打つべし、打つべし!)のものであると言って差し支えがないかもしれない。
そんな、あくまで表層的な袖触れ合いと、二年前からひきずってきた第一印象を足がかりに、私は彼ら2人をそれぞれ、哲学男(横○)、アングラ女(○西)と定義していた。

この評価は、今日(昨日?)の飲み明かしの中で実際、だいたい当たっていたことが判明するのだが、私は彼らの「濃度」について重大な勘違いを犯していた事も同時に判明。想像以上、遥かに、濃い。
この事実を瑣末なものと思うなかれ。濃度の違いはとても重要である。

例えばニュース番組で近年扱われることが多い医療ミス。薬剤の希釈濃度を間違えて投薬して患者を死なせてしまった例などが報告されているし、又、ラーメン店「天下一品」において、何も知らないビギナーが
「こってりラーメン」を注文するとこれもまた大変な騒ぎに発展してしまう(あの粘度はもはやスープではない。「タレ」だ)

哲学男はニーチェを、ハイデガーを、カントを、ベートーヴェンを、マルクスを、ゾロアスターを、草野仁を語り、アングラ女はゴダールを、小津安二郎を、荒俣宏を、岡崎京子を、小沢健二を、辺見マリを語る。
本当はアングラ女を中心にもっと濃ゆい名が挙がっていたはずだが私がメモライズできたのはそのほんの一部にすぎない。
遅ればせながら訂正すると、アングラ女、は、むしろサブカル女と定義した方がよいかもしれない。

そして場所も場所であった。

二次会は極めてフツウのチェーン居酒屋だったのだが、その後向かった喫茶店がまた。
店は地下にあった。時刻は深夜1時半。階段を下り、そこで私たちが開けたのは単なる深夜喫茶店のドアに非ず、異界への扉であった。

店内、なかなか広し。テーブルにソファ椅子がならび、座席数は150はあろう。
我々が店内に入ったときに先客は20人ほど。みな、一人客なのでテーブルはわりかし埋まっている。
客、というか、ぶっちゃけルンペン。ぶっちゃけ家なき子。・・・もとい、家なき大人。
そして。みんな寝てる。オール眠りこけてる。ひとりさえも起きてはいない。
子守唄がわりなのか、申し訳程度に店内に流れる有線放送。
その音量をはるかに凌駕するいびきの二十重奏。



20世紀最大の名曲、「IMAGENE」でジョン・レノンは語りかけるようにこう、歌い始めている。

      Imagene there is no heaven.
(この世に天国なんてないって想像してごらん)



ジョンよ、君は今、どこにいるのかい?天国へは行かなかった君はまだこの世界のどこかにいて、私たちを優しい眼差しで見守ってくれているのかい?
だがジョンよ。



     地獄はここにありました。


IMAGENE、みんな、想像してごらん。この有様を。リアルに。

場末、なんて言葉で形容できるものではない。
ビジュアル的に、もはや魔窟としか言いようがない。
そして空気が、匂いが、注文して出てきたカフェオレがよどんでいる。

横○よ、○西よ。もし君たちがいなければ私は、呼吸するごとにHPを奪われる「毒の沼地」の如き喫茶店内で倒れてしまっていたかもしれない。
店に向かうまでに見せた、既に経験者の君たちの含み笑いが今思い返せば少々憎らしいが、横山よ、小西よ。アブノーマルな君たちと一緒にいたからこそ私は、あの空気を逆にネタとして、エンターテインメントとして受容できたのだと思う。マイナスかけるマイナスは、プラスだ。

店内で起きている客は我々のみ。背もたれの背後にはいびきをかいておやすみするルンペン。
ちょこっとした植え込みをはさんだ左隣には時々、思い出したように起き上がるルンペン。
そのさなかにあって、「ここは人生の終着駅」だの「磁界が違う」だの「ココになれちゃったら終わりだね」だのと大爆笑を交えつつ会話ができる君たちは素敵すぎる。

とにもかくにもその他にも、ニューロンやらシナプスやらがグルグル刺激しあってるよな濃ゆーい話題。
普段してるよな会話をぎゅぎゅっと5倍10倍くらいの濃度で、ひさっびさに同年代の人と話したような。
まあ、内容なんかほとんど覚えちゃいないのだが。

君たちは「どちらかのニンゲン」と私は確信している。
横○さん。あなたは4月から社会人になるそうですが20年後のあなたは、そのまま会社に残っているか、大学教授になっているか(成功コース)、ココに住人として舞い戻ってきているか(失敗しちゃったなコース)、どちらかだ。
○西さん。あなたは辺見えみりにちょいと上品味を加えた小奇麗な顔立ちをしている婦女子だというのにココにいれるという現時点の段階で既に超越者だ。20年後のあなたは、フリーランスのやり手マスコミ人か玉の輿に乗っているか(大富豪コース)、あるいはココに住人として舞い戻ってきているか(大貧民コース)、どちらかだ。

そんな君たちに「同じ匂いがする」と言われようが、「似たものどうしじゃーん」と言われようが、私は断じて順風満帆な社会人、家庭人として人生をまっとうし、老後、寝たきりになったときに思い起こすための いっぱいいっぱいの楽しい思い出を自らの力で掴み取る、幸せ人生コースを歩むのだ。

絶対だ。

1月30日
     「一夜明けて。(夜中マジック)」


 ↑昨日の日記は彼らと別れたあと、そのまま学校の24時間開放PCルームで打ったもの。午前6時。
 なんだか寝ずの状況でふらふらしてて。
 読み返すとこのうえなく恥ずかしいですね。ちょっとあつっくなってました。イッツ夜中マジック。