花火
夏の陽射しの中 僕と君の二人
赤く焼ける空の下 ずっと夜を待った
遠く高く打ち上げられた綺麗な花火が
今も僕の心に映ってる
人ごみの中で 君の手を握って
駆け出したこと 僕は忘れない
また今年も夏が来て 花火は高く上がるけど
君と見たあの夏の日は もう二度と帰らない
何度振り向いたって 後悔なんてしたって
無駄なんだってわかるほど 僕は大人になってなかった
降り出した夕立 僕はただ一人で
黒い空を睨んで あの日を想ってた
壊れた箱に詰め込んだ去年の夏が
またはじけだしそうで
誰もいない海辺 この場所に来る夏
君との思い出 雨の匂い
今年の夏もまた終わり 静かに秋を迎えるけど
心の奥の壊れた箱 またこじ開けたなら
何度も見た夕焼けと 一つだけの花火が
辛くなるくらいに 僕の心の中ではじける
また花火を見に二人で 海まで行けたら
そのときは心から言うよ 「そばにいてくれてありがとう」
「本当に好きなんだ。」