ばよりんがうちにやってきた!
−出たぞフラット!−


表彰式BGM、作曲はヘンデル。というのを、この三歳児教本で初めて知った(笑)。
更に、それがオペラの曲だというのも初めて知った。題して「勇士はかえる−マカベウスのユダ」。
マカベア家のユダあ?!まあ、ずいぶんとマイナーな題材を!!!(笑)あれをオペラ化したのか…侮れないっヘンデル。ちょっと好奇心をそそられました。なんたって、同じヘンデルの「ベルシャザール」が面白かったからなー(笑)。でも買ってきてないけど。

無事一発クリアを果たしたハイドンの団子四兄弟アンダンテの余勢をかって突入したこの曲、そもそもアンダンテが飽きたときなんかに鳴らしていたりもしたので二回でクリアを果たしました。つーより、これって弾いてて気分いいですねえ。さして難しくないのに(何たって三歳児用)一応知ってる曲なので、それなり音が響けばマトモなシロモノに聞こえるのですよ。にやり。

というわけで、脱出の予感をはらんでいたため次の曲にも手は出していた…出していたのだが。

子うさぎというタイトルで、何故にこんなに暗いんだ、ウクライナ民謡!!(笑)

先生と二人で絶句するほどの暗さ。

「先生、これタイトルのくせにえらく暗くありませんか……」
「うーん…ウクライナだからですかねえ……」

何となく承服の行かない暗いうさぎ君、出没しては、にや、と笑っているブラックなちびしぼの如き風情でございます。強弱をちゃんとつけるのがこの辺りの課題だったのですが、とりあえずこれも一発クリア。串刺し団子がないってありがたい。

そしてついに出た。

おめでとう ♭君のとうじょうです

でーたー!!!とりあえず、頻出するシのフラット付きから開始。そして一気に六つ分の指慣らしと串刺し団子四つを気軽に繰り出してくるベルコビッチさんとかゆー人のポルカがおまけについてきた。まあいいけどさー。何たって指慣らしは一つが一行(笑)。六つあっても結局六行(笑)。問題は四つ串刺しを連続技で三つ弾かなきゃならないポルカのほーだあーっ!
アンダンテはまだ良かったんだよ…一個後先考えずに鳴らしたら、後はお目にかからずにすむからさ……。
ばよりんをやってから、己の一発屋たる性分を切実に噛みしめております。

とはいえ弾かなきゃ脱出は出来ないわけで、仕方ないから立ち向かうしかないのである。とゆーわけで、じわじわ侵略バージョンでそれなり練習したつもりなんだが……。

ぐぎぎぎぎぎー☆!!!
「そんな力いっぱい弾かなくても鳴りますよー♪」

あっちゃー……。
職場で言われてしまった『隠れ体育会系』なるフレーズが電光掲示板のごとくに脳裏を過ぎる……。私は生粋文系だー!!!←無意味に主張
どうも、鳴らさなきゃ鳴らさなきゃという頭が、

鳴らぬなら 鳴らしてみせよう ほととぎす!!!

といわんばかりの強引極まりない弾き方に直結しているらしい……。安ばよりん君もさぞ迷惑と思われる……。

おまけに怒涛の展開で忙しかったせいか、

和音を二つ読み間違っていた(笑)

いやね、同じ串刺しを三つ×2だと思っていたらさ。最後の一個だけ串刺しの中身が変わってたんだー!!(泣)注意力散漫。
かくして破壊的串刺し四つ攻撃にさらされたご近所の皆さん、この場を借りてご協力に感謝いたします(笑)。
まあ四つで鍛えられたのは事実で、その後に出てきたシーズンオフの「きよしこの夜」は倍近く楽譜があるのに普通の和音一個しか出てこず、一発クリアを果たしたわけでございます。
やっぱりメリーさんから串刺し系は鬼門なんだなー…このトラウマから介抱されるのはいつになるのやら。はあ。

と思っていたら、案外習うより慣れろという職人世界の言葉も事実であることが明らかになります。


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