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−大家登場!−
さて。クラシックとゆーなれば、皆様いかなる人を思い出すでせう。
プッチーニ?ロッシーニ?…はい、そんなの明らかに高松の趣味です。間違ってもそんな答えが返ってくるはずがない。
何がポピュラーかって、安売りCDのワゴンにどんだけのウェイトを占めているかを見れば一目瞭然!
はい、ベートーヴェン御大とモーツァルト様がセットで登場です。
フラットと和音を引っさげて!!!(泣)
元々相性の悪いモーツァルト。「ドン・ジョヴァンニ」のメヌエットが出てきたんだが…全曲のCDを何年も前に知人のご厚意でもらったというのに、いまだ全曲通しで聴いていない「ドン・ジョヴァンニ」……。やる気がないので、好きでも嫌いでもないベートーヴェンから手をつけた。何たって「トルコ行進曲」。さすがの高松でも名前を知っている知名度の高さ。(笑)
スタッカートは嫌いじゃないので、ぽんぽこぽんぽこかっ飛ばし、そして音符が飛んだところでフリーズするという(全然だめじゃん)ノリだけの「トルコ行進曲」。そしてシメの和音で再びフリーズするという、乗り切れていないオチがつく。
そして無視したいのだが、次の「ドン・ジョヴァンニ」の奴と来たら一行丸々和音の羅列みたいなとこが出現。それを抜けると、楽譜を見たくもない知らないハンガリー民謡が二行も和音の羅列を持ち込んでいる。
…わかったよやるよやればいいんだろ!!!(涙目)
しかし。
それが。
A線とE線というのはダブルで弾きやすい線のようです。右端とその隣の線なので、右手で弓をぎこぎこやっている身としては力を普通にかけやすい。すなわち、
鳴らぬなら鳴らしてみよう、ほととぎす!
をせずとも鳴るということです。和音連続の「ドン・ジョヴァンニ」をぎこぎこやっているときに、ふと響いたマトモ極まりない和音!
〜♪
…な、っ、た!!!
はい、弓を持ったまま固まりました。シロート感動の瞬間でございます。
あっあのメリーさんの死刑台はどこ?!あああ、ドン・ジョヴァンニがバラ持って微笑んでるよ……(笑)。
調子に乗った時の人間は恐ろしいもので、「トルコ行進曲」も、スタッカートでいい気になってぽんぽこぽんぽこかっ飛ばしさえせずちゃんと安全運転に心掛ければマトモに終われることが判明。くーっ…苦節一年で和音が鳴るようになるとは……!!
本来習い始めたきっかけが、
音程滅茶苦茶狂ってきたんだけど自分で直せないし直し方がネットに出ていないから習うしかない
というどうしようもないものだったため(笑)、まさか和音を自分が弾くなんて考えたことなかったですねー……。つーより、和音が出せるなんて知らなかったという天晴なシロートっぷり。バイオリンソロの曲なんて全然知らなかったしなあ。
そしてできないことができるようになると人間は調子に乗るのである。
気を良くしてばよりんを再び手荷物台ターンテーブルで回らせ、意気揚々と実家で練習していたGWのある日のことでした。二時間近く練習してから一息入れてお茶を飲んでいると、出現した父上がにやりと笑った。
「いやー、缶切り工場終わったの?」
「!!(・_・;)」
「やっぱうちの家系ってこーゆーげーじつてきな才能ないんだねー。弾くたびに音程違ったじゃん。あ、コーヒー入れてね。」
「!!!(>_<;)」
問題はもっと基礎的なところに……!!!ひー……。
んなことねーやと啖呵を切りたいのだが、身に覚えがありすぎる……。
「それさー、きっとバイオリンが安いから仕方ないんじゃないの?」
…母上…フォローになってない……。
「んにゃ、安ばよりん君のせいじゃない…それ、先生が弾いたらべらぼーにいい音で鳴ったんだ……。」
「じゃあ仕方ないねー。」
フォロー終了(笑)。
仕方ないのさ、まだ一年しかやってないんだもん!三歳児教本の二冊目だもん!!シロートはシロートなりに進むのさ!
というわけで、慣れたらそのうち缶切り工場脱却なるかと企みつつ、見たことも聴いたこともないハンガリー民謡「マジャールの踊り」に突入。聞いたことありますか、ないです、という問答をすると、先生が弾いてくれました。
…あ、すごく好みだ。チャールダーシュ系。
先生の話だとツィゴイネルワイゼンもこういう流れなんだとか。ほほう。
ツィゴイネルより先にカールマン(笑)に似てると思った私はやはり邪道一直線なんだなあと思い知った次第。
しかし二度あることは三度ある、歴史は繰り返す。好きだけど弾けないというテレマンのメヌエット再び。
この曲、和音よりも問題だったのが、怒涛の十六分音符攻撃です。指がもたもたしていてついて行かない上に、滑るのです。そして音程がずれまくり、はい、父の非情な感想を引き出したのはこの曲です。一月くらいかかりましたね、この曲脱出するまでに。
慣れると、かっ飛ばせる曲なのでストレス解消に大いに役立ちます(笑)。何となく、
ばよりんを弾いているなあ
という気分を満喫させてくれるような曲なので、シロートのお気に入りでございます。
ちなみに曲そのものが気に入ったというより、あっさり弾けてそれ故に気分がいいというお気に入りもこの二冊目でぽこぽこ出来つつあるのですが、その話はまたの機会に。と、ネタを保留にしておく。(笑)