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−フラットがふたーつ!−
怒涛の重音スタッカート連続と十六分音符攻撃に泣いた「マジャールの踊り」。あれは…あれは好きだったけどハードだった。
かくして一月ほどそこで引っ掛かっていた高松、脱出するなり♭君が増えました。そして頭は変ロ長調。ミにフラットがつきます。
下のミはいいにしても、上のミが(笑)。つい、つい、
E線の開放弦で弾いてしまう(笑)
とーぜん半音下がるはずがありません。お隣のA線で弾くのが正規にして目下唯一の解決策です。
それでも最初の部分はかなり度胸で一発クリアしたのですよ。いや、先生も甘く見てくれた部分が大きいのですが。
虫食い式に飽きたら先の方もやっているので、
「これやってきましたかー?」
と言われても大抵のものはかじっているのですね。んで、暴虎馮河にして、
「やりました」
と答えてしまう奴一名。そしてかなり怪しい音だがとりあえず度胸で最後まで鳴らしてみるという一発屋根性。
これでオーケーが出る場合があるのです(笑)。なので駄目元でやってみよう!というろくでもない結論に。
この辺りから、今まで無視し続けてきたFやPみたいな強弱記号に注意して弾くことを教えられ始めました。鳴りゃーいーやといういい加減極まりない思考の人には新たな世界が開けます。強弱付けるだけで音楽らしさがぐぐぐっとアップするもんですねえ。つまり現在私が弾いているのは紛うことなき騒音だということだ。
それにしても先生がドシロートレベルに合わせて要求事項を引き上げてくださるのでたいそう感謝しております。一度に何でもかんでも言われたって出来やしないもんな、間違いなく。
んなわけで、ちーと天狗になりかかるとにっこり笑って叩きのめしてくれるのが練習曲という存在であります(笑)。
移弦の練習
全部押さえられるしさー、と甘く見てかかった私が馬鹿だった。
そう、この練習曲の怒涛の十六分音符攻撃は何が怖いかというと。
多重巻き込み事故を引き起こすスリルとサスペンスに満ちた(笑)四行なのである。
第一期で巻き込み事故を多発させていた前科を思い出させるがごとく、左右に弓を振るたびに余計なところにぶつかるぶつかる。そして続出する騒音。おまけに小指が滑る!攣る!!人差し指が小指に引きずられる!!
結果=音程だだ崩れ。
基礎は大事です。
しかし、この巻き込み克服プロジェクトは何がいいかと言って、
ものを考えずに弾ける(笑)
のがいいところです。ぼー、としながら、意欲がなくとも何となくばよりんを触りたいときに最適なシロモノ。なので教本に載っている程度の指練習は頭使わなくていいから結構好きですよ。曲やらないで、ぼー…と音階ばっかりやっているときあるし。
このところ仕事が忙しいから脳が休みを求めているのか?そうなのか??
いや、絶対仕事だけではあるまいな……。
身の程を知らずに暴走したがる高松に、教本はしっかり釘を刺してくれました。
ゆっくり練習すること
先生も、
「あーいいこと書いてありますねー☆」
と、アンダーラインを引いてくれました。
なので、身の程を知って(笑)のーたのーたと巻き込まないことを目標に(低レベル)練習を続けていたのが六月から七月ごろ。
この練習曲と並行して進めていたセナイユのアリアがまた練習曲パート2。移弦移弦移弦、十六分音符十六分音符の連続技。なので、練習曲と同じ感覚でてれてれと弾いていたら。
「pとppとクレッシェンドの違いをちゃんとつけましょうねー♪」
しまったー、腐っても曲だったー!!(セナイユさんごめん)
巻き込み事故防止と滑らざる十六分音符に配慮しながら強弱記号と格闘するのは結構泣けると思い知った瞬間でありました。