ばよりんがうちにやってきた!
−十六分音符に怨嗟の声を!−


りーでぃんぐ。曲は好きなのにテンポが取れないリーディング、りたーんず。

やっぱりテンポが取れません。(笑)

何が鬼門かって、十六分音符を一弓で弾けないんだ。頭ではこんな曲と分かっていても、かんっぜんに指がついて行かない。押さえる指が遅すぎて、弓が足りなくなる。するとどーなるか。

残り二センチで何とか後二つほど音符が弾けないか試みた挙句、断末魔の呻きが発生する(笑)

うん、自分の弓の使い方がいかに暴走馬なのかよくわかったよ。わかったからってどーもなりゃしないけどさ!
唯一の救いは、曲が好きなので、延々と練習していてもあまり気にならないことです。ここまで来ると音階もおなじみの連中になりつつあるので、ただでさえ使わない頭に優しいのです。

うん。
頭はあんまり使っちゃいけなかったんだ。

四月、リュリのガボットを抜けたあたりで仕事で異動があり、その後から体調だだ崩れを引き起こしたんで、あんだけやりたいほーだいしてるくせに無意識に何か気でも使ってんのか自分、と気になってはいたんだけどさ。
あまりにぶっ倒れ率が上がったのでびょーいんへ行き、頭の輪切り検査をしてもらいました。
そーしたら。

動脈瘤のちっちゃいのがあるっぽいよ!よろしくね!

……。
………………。

そのせいかっ!
ここんとこ頭痛がひどくて、楽譜見ながら、
ここはどこわたしはだれ
状態になってフリーズし、先生が呆れ果てているのは!

いやほんとに。記憶力云々ではなくて、自分が見ているものがいまいち把握しきれていないという、何か色々不安になってくるようなことが発覚したのですが。

あるっぽいってだけで頭蓋骨に穴開けるのはリスクが高すぎらあ

という結論に達し、今日まで共存している次第です。消えることもあるそーなので、自然消滅を狙っています(笑)。あるっぽいってーのは膨らんでるのかねじれてんのか、ちょーど物陰になっててわかんないという理由。どっちでもいいけど、不調の原因はお前さんだな。結局。

そんな十六分音符十個を一弓で弾けという、左利きならざる我が左手君には前代未聞の課題が科せられたわけですが、問題はそこだけではありません。
この曲、景気よく三連符が出てきます。

そして三連符をかっ飛ばしたついでに、安息できるはずの四分音符まで倍速でかっ飛ばす

…この上強弱を一切無視という最悪な所業が重なりまして、きっかり半年。2008年の半分をリーディングとお付き合いしました。終わった時の先生は。

「思い残すことはありますか!」
「ありませんっ!」

そりゃー半年も付き合えばなあ(笑)。
それはさておき、さすがに半年付き合っただけはあり、暇なときに逃避するのには良い曲となっています。

そしていまだに十六分音符は鬼門です

なんて言っていられない羽目になるのを、この時の私はまだ知る由もない…教本は相変わらず手ごわかったのでございます。が。

次に登場したのは、待ってました!高松御贔屓バッハ御大の『ガボット』でございます。
バッハなら半年付き合っても全然おっけーさー!←まちがったにほんご


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