ばよりんがうちにやってきた!
−たかがめろでぃーされどめろでぃー−

のこぎりを引いているのか、誰かの首を締めているのか。いえいえ、これでもばよりんを弾いているのです。

『弾く』という漢字を当ててしまうことに相当の気後れを感じるようなばよりん鳴らしなのですが(音は出ていますからねえ)、一応投げ出さずに続いております。周囲に迷惑を振りまきつつ。

さて、ようやく音階というものに到達した前回、無謀にもその音階で弾ける(鳴る)という小曲に早速チャレンジ。この辺りが既に無計画。

懐かしの『川は呼んでる』です(笑)。小学校一年生以来の再会でした。あの曲、何かの入門編にうってつけなんだろうか?前回やった時はキーボードだったのだけどさ。リコーダーで学校でやらされたかどうかは取りあえず記憶の彼方。

さて、のこびきばよりんバージョンの『川は呼んでる』…あんなものを寛ぎの九時半にお見舞いされた近隣の方々ごめんなさい、です。何しろ。

当たり前ですが、ばよりんに鍵盤はありません。つまり『押せば自動的にこの音が鳴る』というものは存在しません。なので、『弦のこの辺を押さえて弾いたら鳴る』というポジションを覚え、そこを押さえてこするわけです。

が。

シロートは当然ながらいろんな所を押さえる→必然的に同じメロディーは二度と鳴らない(笑)。

同じ音すら鳴らないのですよ、これが。恐らく習いに行けばこの辺りをしっかりと叩きこんでくださるのでしょうが、そんな面倒なことはごめんだよ、というものぐさシロート。いい加減に『川は呼んでる』を三十分弾き散らし。

飽きちゃった(笑)。

そもそもこんなものは曲じゃないしー、飽きて当然なんだよ、という滅茶苦茶な理論を口にしてぺれぺれと楽譜をめくり始めるのです。すでに音がのこ引き音だとか、U弦と一緒にV弦こすってるとか、同じ音をちゃんと出せてないとかいう基礎的テクニックはどうでもいいようです。←他人事

この学習態度はどこかで…ドイツ語だっ!

何しろ『こうもり』の歌詞が発音できればいいという(それもいい加減な発音でいい)低レベルな目標を掲げて始めたせいで、文法に泣きの涙を流した上に身についてやいないドイツ語っ!一年やったのに全く単語を覚えていないという驚異の忘却能力!(笑)
あれと学習態度が一緒なら、マトモな上達は見こめないぞ……。

と、そんな折、ここを知らない友人に『ばよりんを衝動買いしたよ』という話をしましたところ、

「英語が終わったら是非習いたまえ!」

と言われてしまいました。友人はかつてびよらを弾いていたことがあるんだそうだ…びよらとばよりんの違いについて色々と教えてくれたのだが、半分以上頭からすっぽ抜けてしまった。最早固いものの入らなくなっているこの脳味噌。

それでも玄関で松やにを塗りつけるという(笑)ことをしながら、一応ばよりんはぎこぎこと鳴り続けております。

『メリー・ウィドー・ワルツ』の『むせび泣くばよりん』というシロモノが出現するのはいつになることやら。


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