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−うわさのかいざー−
さて、にせんきゅー年初めてのレッスン。は、バッハのメヌエット三連発で始まった。
バッハガボットがあってから、恒例(?)の、
「やりたいのありますかー」
「とくにありませーん」
を繰り返し、なら、
「別の教本なんだけどこれは弾けといた方がいい」
と先生が持ってきた楽譜がバッハのメヌエット三連発。
音符がでかい
くうううっ、涙ちょちょぎれるほど嬉しいんですけどっ!!(笑)
おまけに一回全部先生が通しで弾いてくれたときに既知を発見。
「あっ留守電の保留音!」
「留守電?!」
「あ、いえ、ふつーに保留音……」(笑)
実家にいた頃使ってた電話の保留音のメヌエット。作者がバッハ御大だったと始めて知った高松でした。
そしてショパンのノクターンのほうが好みでよくそっちに変えていたことまで思い出した……。
というわけで、年末から保留音完全制覇をモットーに頑張っていたのですが、問題が発生した。
つーのは、明らかにこんなに時間をかけて攻略することを想定していない(笑)教本の音階練習ネタが尽きてしまったのである。最早二年半の付き合いになっているこの教本二冊目。尽きて当たり前だ、明らかに。
というわけで、次からこれをやりましょうと先生が持って来たのが、かの名高いカイザーだった。
おお、あちこちのブログで毀誉褒貶(笑)はなはだしいあのカイザーか
「知ってますかー」
「聞いたことはあるんですけど、これって音階練習なんですか?」
「音階もないわけじゃないけど、指の練習ですねえ」
あちこちで『飽きた!』とか『つまらん!』というネタは見ていたが、まさかそれを危惧したわけでもないだろうという先生の一言。
「指練習ですけど、けっこー面白いんですよー。この曲実は私、一番好きで」(笑)
そしてばりばり弾き始める。
…うん、普通に面白そうだし、いい曲だぞ。
問題は…音符が多くて楽譜を見るのに目がついていけていない(笑)
というわけで、名にし負うかいざあさんとのお付き合いが始まったのでした。朝一に一気に弾いて調子判断したりもするという師匠のお言葉。うーむ、しんぷるって奥が深いなあ……。
かくして、あがったーり、さがったーり、が趣味だった高松、行ったり来たりのシンプルな世界にもはまってしまったわけでございます。弓の使い方を同じフレーズで変えていく練習をするんだが、メロディー変わんないのに奏法変わるとすごく印象変わる曲なのですね、カイザー君。
そんなに飽きるような曲なのか、カイザー…という先入観を払拭するシンプルな面白さでございます。エキサイト性は基本ばよりんに求めていない。というよりエキサイトできるほど技術が明らかについていけていない。
カイザー君と出会って二回目くらいのレッスンで、メヌエット三連発は無事クリア。
残る鬼門は、かの六ページコンチェルトだけだ!うひいいい。