弦楽小夜曲登場人物紹介

とりあえず、「こんな人たちが出てくる話です」とゆーことで。その内、元々はどんな設定になっていたのか公開することもあろうかと思います。

春霞之段

内侍の君(院の内侍、院の君、真葛) この話の多分主人公。ゴーイングマイウェイの内侍さんであるが、実は前帥宮の姫で院の養女。唐土に留学した清原俊蔭卿の子孫で、名琴『波斯風』を隠し持っている。普段は胡琴をひっそり弾き散らす隠れ音楽馬鹿。一般には気さくで明るい書痴の内侍の君で通っており、校書殿の常連でもある。いつか唐土に留学してやろうという無茶な野望を持っている。
東宮(坊、宮、五の宮) 口八丁手八丁才色兼備の花々公子。壊滅的に口が悪い。ついでに壊滅的に素行が悪い。おまけに御身分が高いので誰も増長を押さえられなかったと見た。何でもおできになる宮なのだが、こと蹴鞠と琴に関しては天上天下唯我独尊状態である。俊蔭の伝えた名琴『南風』を伝領している。
内侍の君の親代わりで東宮の蹴鞠の師。琴をよくする風流人として朝廷で重きをなしておられる。親友だった前帥宮が琴の師でもあった関係で、忘れ形見の内侍の君を何とか深窓の姫として自立させようと心を砕いておられるのだが、本人がキャリアとして自立してしまったので困っておられる。
左近少将 東宮の幼馴染で、内侍の君とは院の御所に上がった頃からの筒井筒。常識を超えている友人たちに振り回されている唯一の常識人。なので絶えずストレスにさらされている気のいいおにーさん。『左近蹴鞠友の会』メンバー。
頭中将 これまた『左近蹴鞠友の会』メンバーなのだが、大抵やる気がないのか日向ぼっこをしながら転がっている。内侍の君の上手を行くゴーイングマイウェイ。彼が頭中将になったのは百パーセント家柄だとは衆目の一致するところである。彼も東宮の幼馴染。
侍従の君 『左近蹴鞠友の会』メンバーで、空中二回転など雑技団ばりのアクロバットを無駄に披露してくれる愉快な人。内侍の君とも仲良しである。左近少将と並ぶ常識人だが、非常識な人たちのストッパーになろうという気はなさそうである。
関白殿(左大臣殿) 東宮の親友。にっこりのほほんの坊ちゃん気質と見せかけて、陰ではろくなことをしていない。言うことがさりげなく熾烈。『左近蹴鞠友の会』メンバーは彼の二重人格を周知しているのだが、院がころりと騙されておられるので、内侍の君の婿に擬しておられたりする。が、根底は東宮と一緒の素行不良。


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