Wienerreise
−ヒーツィングヘ行こう♪−

休みの日に早起きすることほど切ないものはない。

と、『早起きは三文の得』なる格言に真っ向から喧嘩を売るごときポリシーを持っている高松ですが、さすがにウィーン着初日から朝ごはんを食いっぱぐれるのは嫌だったので、八時過ぎにカフェスペースに下りました。

パンとドリンクバイキングです。果物は別料金。
飛行機のコーヒーに味をしめて、ここでも頼んでみました。普通においしかった。しかし飛行機はしのがなかったので(笑)、翌日からは見事に紅茶党に戻りました。フレッシュジュースも充実してたので、起き抜けにオレンジジュースとかグレープフルーツジュースがあるのもありがたかったなあ。

基本ごはん党なので、パンかあ…ドイツパン固いしなあ…まあトーストくらいあるさ、程度の認識だったのですが、これがいい意味に裏切られました。
ふっかふっかのほわっほわっ、という平素の好みとはちと違うのですが、みっちりしっとりとおいしかったです。ほわほわでももっちりでもないのですが、新手の食感で程よい甘みもあっておいしかった。未知のパンが何種類も置いてあったので、一週間食べ続けても飽きませんでした。

そして休日特権。
二度寝した(笑)。
観光旅行とはいえ、ぶっ倒れたくないもーん。すし詰め旅行やだもーん。
でかいベッドで二度寝は気持ちよいです☆

そして午後前になってようやく起動。

ウィーン・ミッテの駅までお散歩し、日本にいるときから散々予習していた一週間定期を買うべく、いざ券売機へ!
……。
………………。
『地○の歩き方』で調べたときと画面が違うっ!急いで『しぼ版:ウィーンの歩き方』を取り出し確認するが、やはり表示されるはずのボタンが見当たらん!!
執念深く何度もトライしようとするのだが、上手くいきません。
すると、見知らぬおにーさんが寄ってきた。何か早口でまくし立てている。文句があるわけではないらしい。だが。
なにをいわれているのかわからない←最悪
口開けて呆然としている高松より早く、何やら友人が勢い込んで応酬。やや怯んだおにーさんとしばしのやり取りを経て、ばいばい、と力なくおにーさんは去っていった。
??何が起きたんだ?
金を恵んでくれと言っていた」
は。
はああああー?!
まさに隣にある危機。そして最後まで意味がわからなかった(笑)。
「な、何て撃退したんだ!」
「貴方に上げるお金はないと言った」
すげええ!
日本でしっかりしている友人は海外でも頼りになります。
そして、結局諦めた我々は窓口へ行って一週間定期を買い、刻印機に通そうとしたのだが…通らない。
無駄な抵抗を試みている高松を尻目に、K女史があっさりと窓口で聞いてきた。
刻印無用(窓口で買ったから。自販で買ったサイズは刻印できるそうです)
なんとゆーか…旅の連れは頼れる人に限ります。

ヒーツィングは底抜け騒ぎー♪という歌詞が『ウイーン気質』にありますが、それ以外印象のなかったヒーツィング。に行ってきました。
そして。
迷ったさ、三回も!!(笑)←こんなのばっか
市電の乗り継ぎを間違い、未知の住宅地へ突進して振り出しに戻り、また戻っては今度は逆走し慌てて次の駅で降り。
三度目の正直で目的地にたどり着いた。
ヒーツィングだけは再訪しても迷わずに電車に乗る自信がつきました。
これが後々役に立ちます。

ヒーツィング駅から見える、皇帝専用駅舎。
BY オットー・ワーグナー

無知な高松はあまりよく知らんのですが、
ユーゲントシュティールの有名な建築家だそーです。
ガイドブックに載ってたほかの建物も割と好きだったのですが、いかんせん時間が…っ!(涙)

シェーンブルン宮殿の裏手に当たるのだということも初めて知った。何せ、降りたら公園の塀にでかでかとシェーンブルンって書いてあるんだもん。

ヒーツィングを後にしてからは、まずは偵察。買い物公園ケルントナーをふらりふらりとぶらぶら歩きする頃にはとっぷりと日が暮れて、ついでにべらぼーに疲れていた。
そして腹が減るわけですが。

運悪く、ユーロが強かった。

そして目をひん剥くほどのお値段のレストラン。ぎひー!迂闊にガイドブックに載ってるところに入ろうとしたら、卒倒しかけた。
ウィーンに来ていきなりイタリアンもないだろう…それでなくとも私、スパゲッティ外であまり食べない人なのに。

てなわけで、Nord Seeというシーフードチェーンに入りました。セルフサービスですが、一応座って食べられます。
何だかシーフードサラダとフライが中心で、魚煮込みとかってないんだなあと思いつつ、意外にもミニご飯が置いてあったりしたので食べることに。そして焼きたてのホッケらしきものが出てきたから、買おーかな、とうっかりショーウィンドーを覗いて固まった。

ホッケの開きが7ユーロって、あなた。
ホッケは庶民の常食、とりあえずしゃけかホッケ焼いておけ、という感覚の道産子は愕然。嬉しくないぞ、そんなグレードアップ!!
巨大シーフードサラダ(明らかに一人で抱えて食べるべきものではない)とミニ炊き込みごはんを調達、友人はパエリアを食べてました。水にフレーバーがついてたのがおいしかったなあ。炭酸でほのかにラズベリー。
ちなみに今回載ってる食べ物写真二枚も友人に貰ったもの。多謝♪

…でもパンの本場でごはんチョイスするものじゃないということは嫌というほどよくわかりました(笑)。ついでに内陸で魚食べに行くもんじゃないということも。
まあ、この後の旅程にしっかり教訓が生かされたからまあいいか。
ご飯の炊き方は別として(笑)、おかずの魚料理はそこそこおいしかったです。ただ。

この日はウィーンの料理の底力を全く知らなかったからね。

翌日から、ウィーンのおいしさはこんなもんじゃないということを連日ノックアウトされることになります。

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