陳平危機一髪の話(お題の『Oje,oje,wie ruhrt mich dies!』です)は、当初もっと早く載せるつもりでした。 去年の十一月にはできていたので、その気になれば載せられたのですが。 遅くなったのは…って、しぼちゃんどうした?息せき切って。 「高松っ、あの男が道徳の教科書に載ってたって、本当か!!」 うん、ほんとー。嘘みたいだけどほんとー。 「うっ、嘘だ…あんな不道徳極まりない男が(それはいえる)…反面教師か?」 ぷるぷるぷる。んじゃあ現物を見せてあげよう!(笑) …そうです。これをスキャンしたいがために放置していたのです。 「待ったーっ、高松っ、それは俺じゃないっ、出すなっ、いやーっ!!」 これ、しぼちゃん、しっかり捕まえておくのだよ。 「うん。護軍中尉、私の命令が聞けないのか?(にや)」 「聞きたいわけないでしょ!意地悪したいだけでしょ!!」 「……(ものすごくうれしそう)」 |
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| これです。(大笑い)あっちで泣いてる陳平はほっといて(意地悪な作者)テキストを読んでみませう。 |
| 『漢土に陳平といへる智謀の人あり。楚国を出て漢に至る途に河あり。船をもとめて既に川中に至る。舟守(わたしもり)陳平が嚢中(ろぎん)を奪わんと思ふ心あり。陳平はやく是をさとり元来一銭の貯へもなければ衣(きるもの)を脱ぎて裸になり舟守にかわりて艪を押したり。舟守は嚢中空を見て悪心を止めことなく陳平をむかふの岸に送りたり。陳平が身の内の才は盗賊も奪うことあたわず身を全ふしてついに漢の丞相となれり。』 |
| いやあ、どえらくまともそうな人じゃありませんか!(笑) |
子房:『智謀の人…智謀の……』ぷぷっ。 陳平:(笑ってるし……(-_-メ))なんか文句ある?!非常時には非常手段、これ鉄則! 子房:(どきっぱり☆)『行き当たりばったり』だろう、お前の場合。 陳平:ううっ…その行き当たりばったりを当てにしてるのは誰なのさあ……(ToT) 子房:(無視)で、高松、これどういう本なのだ? 高松:『画本実語教』とゆー、まあ江戸時代の修身の教科書みたいな奴だね。 子房:くはははっ、護軍中尉で修身!基本が間違っている!(大笑い) 陳平:そりゃ日頃の行い悪いけど…子房っ、泣くほどおかしいっ?! 高松:対句一つが一章になってる構成で、陳平の場合は『倉の内の財は朽ちること有り、身の内の才は朽ちること無し』って章。しかし、あまり教訓になってない気がするのは私だけ? 子房:…護軍中尉よりもっとましな事例がありそうだが……。大体この男の場合だと見てくれだけは立派そうに見えるってだけでこの事件だぞ?で、身包みはがれてもどうせ素寒貧だとアピールしただけだぞ? 陳平:じゃあしぼちゃん真似できるわけ?…って、人のことぶたない! 高松:まあまあ。ついでに対句の前半部分としてカップリングされているのが平時子と安徳天皇in壇ノ浦だ。 子房:(笑いが止まらないらしい)なんで、なんであのまともな平家滅亡とこの男……。 陳平:呼吸困難になるまで笑う?普段は無表情のくせに! 高松:まあ平家滅亡はまともだよな…よく似たシチュエーションに見えた南宋滅亡みたいに、『妻子を船端から突き落とす』どこぞの丞相みたいにぶち壊しなのもいなかったことだし。 陳平:えっとあの時状元閣下は捕虜だった…ってことは……(たらーり) 子房:…ろくでもない男だな……。こいつのほうがまだましだ……。 陳平:えっ? 子房:お前、人を城壁から突き落とす趣味はなかろう?? 陳平:……そういう問題? 子房:(こくこく) 高松:ほかにも晏子とか、煬帝、政君子嬰に阿房宮炎上、『韓非子』出典の和氏の璧ネタも載ってます☆ 子房:さすが韓非様!! 高松:…目の色変わったし。 陳平:もうこの話やめない? 高松:やめたそーだからやめようか? 陳平:うん。『画本実語教』は高松の毎度恒例『かなの会』テキストでした。あと、それと! 俺は決してあんな貧相でもがりがりでもはげでもありません!!『史記』見てよっ!俺、美形なんだから!顔が資本で世渡りしてた時期あんだからね! 子房:見てくれだけが取得で都尉になったとか、見てくれだけで富豪の入り婿に抜擢されたとかだろう?…まあ韓非子を見てしまったら全て月とすっぽんじょーたいだがな。ついでに私の趣味じゃないし。(にや) 陳平:…いじめて楽しい? 子房:(にや) |