食わないぞ!


洛陽の下に洞穴があって、深さはちょっと計り知れない。ある人がそん中に落ちちゃって脱出できないからすさまじく飢えたのね。見たら亀だの蛇だのがうじゃらじゃらしてて、毎朝首を伸ばして東を望み、最初のお日様を飲んでるのね。その人も一緒にそっちへ向いて、やめずに真似してたらさ、二度と飢えなかっただけでなく身も軽く力も強くなっちゃったわけさ。最後どうなったか知らないけど。これは晋の武帝の時のこと。辟穀の方法は百を数えるけどさ、これが最高、まさに真打。よく玉泉を飲んで、鉛・水銀でコンディションを調節したら、さらば俗世よと天に舞い上がるのも夢じゃない!この方法、知るのも簡単、するのも簡単、なのに知ってる人でもちゃんとやる人いないのはなんでだろー?恬淡にして静穏なんて、世間にないもんね。元符二年、儋耳では米が高くてさ、ほんっと食いっぱぐれのピンチなんだよ。息子の過ちゃんとこれやってみよーかな、ってんで書いて授けることにしたのさ。四月十九日、記。


危ないからだよ!そんなんやったら、水銀中毒に鉛中毒のダブルパンチで、仙人になって飛んでく前にぽっくり行ってさようならでしょうが!ちなみにとうばは試したんだろうか…あの食欲では、無理というより無駄な抵抗という気がきょーれつにするのだが。ちなみに日光浴は体にいいという話をしていたときに、このセンテンスを読んだ話をすると「あやしいがな(^^;)」と言われました。