匈奴の『兵が全て』 |
匈奴が漢を平城に包囲。群臣が皇帝に言うことには。
「胡は兵が全てです。令して強弩と矢を両方移動させて外側に向けなさい。徐行して囲みを出ます。」
李奇の注ではさ。
「兵が全て」
をさ。
「弓矛だけで、武器のバリエーションがなかった」
って説なんだけど、そうじゃないよ。胡にバラエティ豊かな武器があったらさ、矢を外側に移す作戦は出来なくなるわけ?ついでに奇さんはどっから匈奴に武器のバリエーションがないなんて知ったのさ?匈奴は特に弩がなかっただけだよ。兵が全てってのは、匈奴が自分とこで戦うときは、死ぬような真似をしないで、危うきに近寄らずってことを言うのさ。
さて、この『群臣』ってのは誰あろう、陳平です。(笑)ということは、はい、皇帝は劉邦です。漢帝国は成立後も負け続けていたのでした。最後の意味、『みんな意識は平歩兵=責任者(将)ゼロ=危なくなったらじゃんじゃん脱走しちゃえ』で…確かいいはず。といういい加減な訳。ノブレス・オブリージなんざ薬にしたくてもありやしません。(笑)それにしても、とうばを読んでる時に自分のキャラクターにぶち当ると、ついつい顔が笑ってしまいます。ある意味、外で読むのは危険かも。