おにさんおにさん


秦太虚が言ってた。宝応の民で、嫁を娶ってから客と会ってた人がいるんだって。酒も半ばで、客がようやく起って門を出たんだけどさ。主人がこれを追ったところ、客が滅茶苦茶酔っ払ってて、挙句の果てに水に飛び込みかけたもんで、急いで引き止めたわけ。したらお客さんがね。
「レディがね〜詩でもって僕を招待してくれてさあ〜こんな詩なんだあ〜。
『長橋の真下の蘭のお舟で 月の彼方へ煙を衝いて 思いのままに遊びに行こう
お家のお宝それがどうした 子供の喧嘩はおやめになって 一緒にまったり致しましょ♪』
慌てちゃって、"おし、行くぞ!"と思ったら、まさか水だとは思わなくってさあ……(^^;)」
こんなお客はついに他には出なかったそうな。夜会で鬼の話してたらさ、参寥君がこの話を持ち出してきたんで、ちょこっとメモね。

危険な客だな……(^^;)。あまりコメントの必要もないかもしれません。皆さん、飲んだ後の帰り道には気をつけましょう。ついでながら車に乗ってもいけません。同乗者も二十万近くの罰金を取られます。(ただいま免許取得学習中)