食い物の恨み!


漢の高祖がビンボーだったときさ。仕事もしないで、時々客を連れて嫂さんに食事をたかってたわけね。鍋にスープがないって嘘ついたもんで、お客さんは帰ったわけ。んで、鍋ん中見たらスープがあるんでさ、嫂さんを怨んだわけ。斉王や代王を立てた時に、兄貴の子だけ列侯にしてやんなかったのね。太上皇が一言言ってやったら、高祖ったらさ。
「何も忘れとったわけじゃないよ、奴のお袋がろくでなしだからさあね。」
で。その子の信を『羹頡侯(スープくれないぞ侯爵)』にしたのさ。高祖って、太っ腹で人の間違いを一々記憶に留めないってーけど、食い物の怨みは許さないでさ、どーして太上皇の縁者の分配記録に採録されるのを恐れなかったんだろ?


劉邦なら、「書いたって平気さあね」とか言ってそうですけどね。大体史官の筆ごときに左右されるほどマトモなタマではない(笑)。あの時代って義弟いじめがはやってたんでしょうか……?『嫂さんにいじめられっこ倶楽部』が結成できそうな勢いです。(笑)まあ、いじめられ役も相当な面子だったり。別に、私がいじめられっ子が好きだというわけでは。それでも、史記キャラクターのうち3人までが『嫂さんがいじめたー!』ってのは、いささか複雑な気がします……。まあ、なまずおやじはおいといて(笑)、蘇秦と陳平は、うーん。ついでながらどちらもお笑いキャラクターなのは何故だろう。