三養の記 |
東坡居士、今日をもってお酒一杯、肉料理一皿以上食べないことを宣言します。特別ゲストが来てもお出しするのは三皿で、減りはしますが増えません。僕がお呼ばれした時は、あらかじめ先様にお伝えします。主人が聞いてくれないでこれ以上出しても、食べるのやめます。一つには分に安んじて福を養い、二つには胃を広くして気を養い、三つにはお金を節約して、財を養うというわけです。元符三年の八月。
これを黒々と大書した後、ぐぐぐぐーっ…とおなかの鳴る東坡が思い浮かんでしまう私です。食べるんだろーね、結局……。
このセンテンスはわりに有名らしく(って、その程度のことも知らないの、この書庫官!←完全に呆れた子瞻)掛け軸の通販の広告に訳が載っていたりします。私は見た。正確な訳はどこででも手に入るので、そちらでどーぞ。書き出しは意気揚々と書いている東坡が、日付を入れ終わった途端に肉断ちの日々を思い描いて青くなる、というのが、うちの子瞻さんです。(笑)
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