---こんにちは旅の方!最果ての街へようこそ!!貴方は人目の来訪者です---
鳥は歌う
空が笑う
花たちは踊る
誰にも知られることもなく
営みを続ける村がある
人々は ゆっくりと
己の時を 生きている
雨が降れば 天からの恵と言って喜び
作物が実れば また天からの恵と言って 祭りを開く
晴れれば子供達は 遊びに出かけ
大人達は それを優しく見守りながら 大地を耕す
全ては 大地と 天からの 授かり物だと
皆は言う
忘れていた 太古から続く いのちのサイクルを
彼らはゆっくりと廻し続けている
旅人はいづれの日にか歌うだろう
其処の村での紡ぎ歌を
大地と天への感謝の歌を
それは南風に乗り
彼らの元へと届く
ああ 今年もいい風が吹いた と
村人達は また喜ぶだろう
そして その光景を見て
大地も 天も
優しく 静かに 微笑んでいるだろう
月球儀屋 鷹栖香サマより 789hitキリリクで頂きました素敵詩