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私も、紫みたいになりたいな・・・そういえば、紫と友哉くんどうして別れちゃったんだろう、私の知らない間に別れたんだよね。別れた原因って何なんだろう。紫に聞いても、曖昧な答えが返ってくるし。別れて気まずいはずなのに、普通に友達として付き合ってるし。元恋人同士なのに・・・別れちゃったのに・・・どうして・・・なんで紫は、原因言ってくれないんだろう・・・!まさか・・・原因が私だからかな・・・私が別れの原因なのかな・・・紫に気付かれてるのかな・・・もし、私が原因で別れたなら・・・私・・・友哉くんに告白できないじゃん。紫って、普段鈍い方なのに、私のことになると妙に勘が鋭いんだよね。何でかな・・・そんなに私って、顔に出やすいのかな。私、諦めなきゃ駄目かな・・・友哉くんだったら教えてくれるかな・・・私は無意識に、携帯の電源を入れて友哉くんの携帯にかけた。
「どうした、はるか?何かあったか」
「あのさ、私いまだによく分からないんだけど。ゆかりんと友哉くんの別れの原因って何ナノかな。」
「え?何だよ突然。」
「あ!ゴメンネ、聞いても、答えてくれないし・・・だってね普通さ別れた恋人同士なのに、あんなに仲のいい友達になれるのかなって思って。浩嗣くんとの事だって、友哉くん全然気にしてないし、変わった人たちだなってね。」
「たしかに、変わってるな俺たち。そっか、原因聞いてないんだ。別にさ、喧嘩別れでもないし、あいつが嫌いになったわけでもない。だた、考え方の不意一致って奴かな。付き合い始めた頃はさ、互いに頑張ったけどな。やっぱり、限界は来るんだな。だから、俺から言ったんだ。でも、互いにスッキリしてさ。これで良かったんだよ・・・これで。だから、友達として付き合えるんだ。紫に彼が出来たって別に気にしないし、全く気にならないって訳じゃないけどさ。よっし、俺も見つけるぞって感じ
かな。」
「あの時は、泣いて喜んでたのにな、ゆかりん。私が応援したんだよ、告白頑張れって。だからさ、告白が実った時一緒に泣いて喜んだのにな(嬉し涙2:諦め涙8)」
「それは、悪い事しちゃったな。でもさ、俺もちゃんと見つけた。好きな子。」
「え!見つけちゃったの?」
「うん、あんまり近くにいすぎて全く気がつかなかった。その子の存在。紫とも付き合っていたし、別れて一人になって気付い たんだ。 もしかしたら、紫と付き合う前から好きだったかもしれない。すこし、遠回りしたけどさ・・・」
「それって、同じクラスにいる子なの?」
「まぁーな、けど先を越されちゃったんだ。誰かさんに。」
「もしかして、友哉くん失恋したの。告白もしてないのに。」
・・・・・・っていうか、気づけよ。はるかは、紫より鈍いのかもしかして・・・
「友哉くん、失恋してもくじけちゃ駄目だよ。」
「してないって、まだ失恋したと決まったわけじゃないからさ。あいつの出方を今伺ってるし。」
「その子も、いいね二人に想われて。羨ましいな・・・そうだ、ゆかりんにも相談してみたら。ほら、私よりも経験豊富だし。いいアドバイスくれるかも!」
紫に、相談できるんならとっくにしてるっつーの、紫に相談したら・・・『告白しろ』って言われるに決まってんだ。 私たちが、電話で話している最中に、目の前にある子機が点滅していた。
「ごめん、家のほうに電話がきたみたい。友哉くんも、頑張ってね!私も応援してるからさ。じゃぁ、また月曜日学校でね!」
携帯を切って、子機を手にとった。
「はいどなたですか?」
「沖慶介だ。用件だけ言う、明日遊園地に行かないか。ただ券が余ってるんだ、お前の友達も誘って良いからさ。もし都合が良ければの話だけど。」
「遊園地ですか・・・急に言われても・・・紫に聞いてみます。慶介くんって、携帯もってる?もし持ってるなら、携帯の番号教えてくれないかな。紫から返事きたらメールするから。」
「俺の携帯番号は、090-XXXX-XXXXだ。アドレスは・・・・・だ。じゃぁ、いい返事待ってる。」
本当に、用件だけ言うと切ってしまった。なんで、あんなに堂々としてるんだろう。もしかしたら、断られるかもしれないのに・・・不思議な人だな・・・とりあえず、ゆかりんにメールしておこう・・・友哉くんも誘ってみようかな・・・
『慶介くんが、遊園地のタダ券持ってるんだって、明日暇かな?もし暇で、遊園地に行っても良いなら、メールください。』
二人からの返事は、
『行っても良い』
と言う、メールが返ってきたので、慶介くんにもそう伝えた。
『みんな明日、行けるみたいです』と。
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