2001年9月某日
 ニコン、キャノンファンはきっと見向きもしないチノンベラミというカメラ。フイルム巻き上げレバーを少し引き出すワンアクションで機械的に前面のバリアが観音開きに開き、沈胴式レンズが飛び出す。この一連の動きがとても面白い。レンズも驚くほど柔らかくてシャープな描写、内面の蛇腹といい、手作りっぽくマジメで丁寧に作られたカメラ。土佐堀の雑居ビルにあつたサービスステーションの親切な対応も忘れられない。チノンがカメラ事業から撤退してもう随分たってしまった。
*沈胴式カメラによくある光漏れを、内壁に蛇腹を使って防いでいる。
*携帯時はこの状態、あまり趣味がいいとは言えない馬車の絵も愛嬌。
  岡本民の清貧写真日記