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2003年は、本を読みました。読んだなー。何冊かは数えてませんが一ヵ月に15冊くらい読んだこともあるので。一番大きな変化は移動図書を利用できるようになった、ということです。(冬の間はおやすみ中だけど)どうしても自分で買った本だけだとそのときにちょっと読みたい新刊を読む、というのは無理なので。無軌道に買っているように見えるかもしれないけどけっこう我慢してるんですよ。読みたくても読まずにいた本を借りて来れるのは嬉しいことです。しかし、やはり人気作家の本となるとなかなか。よって横山秀夫はまだ。2004年はなんとか読みたい。どんどん評判のいい本がでてるから。 2003年はとにかく京極夏彦「おんもらき」がでた!というのはニュースでは。ベストにあげてませんが。そして年があけて、直木賞受賞。中山可穂さんが一冊しか出なかったのは寂しかった。2004年はすでに新刊予定があるそうです。 ベストをつけるにはちょっと弱いので印象に残っている本を何冊かあげていきます。 「煙か土か食い物か」→bk1 →Amazon舞城王太郎(講談社ノベルス) とにかく2003年は舞城を読んだ!と。すごくインパクトがあった。その後「暗闇の中で子供」「九十九十九」「山ん中の獅見朋成雄」と読んだけど一冊ならこれ。 今年はノベルスで読んでいない一冊と、純文学を読みたい。そして書いて欲しいのはノベルスの続きを!家族を巡る愛と血の物語。覆面作家である、舞城のことが知りたくなる。だってどの小説を読んでも作者の叫びが聞こえてくるようなんだもの。殴りながらどの登場人物も寂しさをあたり一面にまき散らしている。 「GO」→bk1 →Amazon金城一紀(講談社文庫) 文庫化で読んだけど早く読んでおけばよかった。男子高校生のさわやかな恋愛ものでありながら、現代の一つの顔を浮き上がらせる。小説としてのうまさがたまらなかった。もう一冊、落ちこぼれ高校生たちの大活躍もよかった。 「海霧」(上)→bk1 →Amazon(下)→bk1 →Amazon原田康子(講談社) 久々の新作。小説を読んだ、という手ごたえのある作品。でもまた恋愛小説を書いて欲しいなぁ。 「ドゥムズディ・ブック」(上)→bk1 →Amazon(下)→bk1 →Amazonコニー・ウィリス(ハヤカワSF文庫) SFから一冊。タイムトラベルもの。現代、というか未来なのだがその部分がどたばた調で、過去がシリアス、という対比がめりはりきいてる。そして過去をかえてはならないというタイムトラベルものにつきもののお約束を巡って転回するヒロインの思考がスリリング。 「ネバーランド」→bk1 →Amazon(集英社文庫)「黒と茶の幻想」→bk1 →Amazon(講談社)恩田陸 どっちがいいか、しぼれない〜。「ネバーランド」のほうは男の子の寮生活が好きな人におすすめ。マンガの「ポーの一族」を連想する。 「センセイの鞄」→bk1 →Amazon(平凡社)川上弘美 やはり、この本をいれないと。恋愛小説の書き手として川上弘美さんを改めて覚えておこう、と。 「放送禁止歌」→bk1 →Amazon(知恵の森文庫)森達也 ノンフィクションから一冊。スリリングに解きあかされていく心の壁の物語。 「手紙」→bk1 →Amazon東野圭吾 今年はこれと「GO」の二冊が読んでいて目頭が篤くなった。とくにラストは我慢できないくらい。 「心地よい眺め」→bk1 →Amazonルース・レンデル いかにもレンデルらしい悪意が、底流に流れていた。そこにはまったら誰も抜けられない。非常に言葉にあらわすのが難しいと思われる、階級の違いがひしひしと感じられる作品。今どき身分の差なんて・・・という意見もあるでしょうが育った環境の差は大きいぞ。 「妄想炸裂」→bk1 →Amazon三浦しをん エッセイで知ったのはひょっとして、そんだったかも。今年は小説を読みたい。 |