刺客






追っ手が、もうすぐそこまで来ていた
肩の傷を押さえ、武道は走った
背中には一星を背負っていた
昨日飲みすぎたせいで二日酔いだと言っていた
すぐ後ろに銃声が聞えた
走った
辻Kyunの8億9745分の1程の速さで走った
世界記録を遥かに超える速さだった
人間の限界を超える力に、体が悲鳴をあげ始めた
銃声
そして、右のわき腹に鈍い痛みがはしった


ゾロォォォォォ!


10/15