「目標、強羅絶対防衛線まであと15分。」

「第三飛行連隊を緊急展開して時間を稼げ。地上部隊は展開するだけ無駄だ、すべで引き上げろ。」

使徒は刻々と第三新東京市へと迫ってくる。ネルフの通常戦力では歯も立たない。

「第一種戦闘配置だ。対地迎撃戦用意。」

ネルフ本部が通常配置から戦闘配置に移行する。

「冬月、後を頼む。」

そういうと碇司令はリニアシューターで降下していく。セオリーどおりなら最高司令官が発令所を離れるなど狂気の沙汰だ。しかし今回だけは、セオリーを無視できるだけの理由があった。

(3年ぶりの、親子の対面か…。)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『総員第一種戦闘配置。対地迎激戦、初号機起動用意。』

「どういうこと?これ。」

本部の最下層にある巨大な水槽、というよりプールの上を、1隻のモーターボートが走っていく。乗員はさっきの3人。

「初号機はB型装備のまま現在待機中。いつでも起動できるわ。」

「パイロットは?」

「…………。」

リツコは何も答えない。しかしミサトは特に気にしなかった。

「何考えてんのかしら、司令は…。」

「NN地雷もきかないのよ、ほんとに使えるの?エヴァは。」

「エヴァならいけるわ、技術一課のプライドをかけて保障する。と言いたいところだけど、こればっかりは誰にも分からない。でもね、NN地雷だって使い方がうまければ一時的に目標の動きは止められたはずよ。」

そうやって話をしている間に、水槽の対岸についた。そこからハッチを開け、暗い空間に入る。

「暗いから気をつけて。」

リツコが電源をいじる。パッと電気がつくと…。

「こっ、これは……。」




ご意見ご感想は掲示板へどうぞ。

もう一つの、世界

再会

Return to Top
Return to This Novel Index