入院前日 金曜日pm6:00

    
 
 先月('02/6月)、生まれて初めての入院を経験した。約10年ほど前になるが関東(正確には埼玉なのだが何故か隠したい)に転勤になり3〜4年程経った頃、職場からの帰宅途中、息苦しくなり自宅に帰ってもゼ〜ゼ〜と酷い息遣い。一晩寝たら大丈夫だろうと思っていたのだが翌日も苦しい。仕方なく近くの病院に行って診てもらうと気管支喘息との事。

今まで環境の良い所ばかりの勤務地で埼玉は田舎育ちの俺にとって空気が悪すぎたらしい。しかも歳が往ってからの喘息は治りずらいとの事。それ以来の長い付き合いになる。関東(埼玉)を離れてからはすっかり収まっていたのだが・・しかし・・疲れとかもあったりしたのかまた、具合が・・。近くの医院(自宅から一番近いため何の気なしに選んだ)に行くと先生が
取り合えず点滴をします。」と一言。

そばのベッドで横になっていると自分の頭の方のベッドに横になっていたおばさんが同じように点滴をされている様子。その時、何度もおばさんの「うっ・・うっ」という痛さを押し殺して耐えている声が聞こえるので何の気なしに見上げると、しかめっ面をした太った看護婦が、静脈に注射針が入らず何発もおばさんに刺してるではないか・・。まっ・・まさか自分もその看護婦に注射をされるのではないかと朦朧した頭をよぎる。

その看護婦は7〜8回は刺したであろうか結局、静脈に入らず別の看護婦を呼んで代わったのだが代わった看護婦はぷすりと一発必中プロの技!!簡単に済ませてまた元の部屋に戻っていった。おいおい待ってくれよ、次は俺の番だぞ・・。だっ誰が俺に注射するんだ

しかし、いくらなんでもあれ程失敗しているので続いてその看護婦がしないだろうとタカをくくっていたら予想を反して前回にもましていかつい顔をして注射器を片手に近づいて来るではないか
その瞬間、さらに合が悪化したのは言うまでも無い。

ただ毎回毎回ミスはないだろうと思うのは差に非ず、失敗は繰り返された。結果3回目に刺さった。やっと刺さった後、「間接のところだから少々痛いけど我慢して下さい。」と言って離れていったのだが、その看護婦は笑顔一つ無い。たしかに看護婦も大変できついと思うが弱っている患者にとって笑顔は何よりの良薬だぞ!!わかってんのか!

それから、約
10分位経ったのだろうかやけに注射を刺した関節の所がズキズキと痛い。関節の所だから痛いと言われていたのでこんなものかと更に我慢していたのだがどうにも痛くて痛くてたまらないので注射が刺さっている所を見てみると、なっなんと液が漏れて間接の所が卵大に膨れているではないか!!慌てて看護婦を呼ぶと、運がいいことに一発必中の看護婦が来てくれ「ゴメンね。ゴメンね。」と言って刺し直してくれた。

その時、思っていた事をぶちまけると「本当にあの子は・・」と声を出して言いたくても言えない様な感じでその看護婦は怒っていた。たぶん普段からよくトラブルを起していたのだろう。

それから刺し直して
5分位すると点滴中に受付の女性が来て「病院の終了時間なので一旦、精算して下さい」との事。点滴の真っ最中ですよ・・・まあ仕方がないなと思い片手でぎこちなく財布を出し精算を済まし横になったのも束の間また別の看護婦が来て、まだ点滴中で薬が沢山残っているというのに途中で点滴を終わらせ注射針を抜き「はいっ、お大事に」と一言。

なっなんなんだこの病院は・・液漏れのため点滴時間わずか10分だぞ!!    

翌日へ
・・