kanonSS 雪降る町にも夏は来る by宇沙樹 ミ〜〜ンミ〜〜ン、ジジジジジ・・・・ 雪国の町でも夏はさすがに暑いらしい。 「・・・あじぃ・・・・・」 ジ〜ワジ〜ワ・・・ で、その暑い中俺の両隣でたい焼きと肉まんを むさぼり食ってる少女達がいる。 〜俺の状況説明終了〜 「おまえら、俺の近くでそんな暑苦しいもの食うなっ!!」 「えーっ、なんでよぅ。とってもおいしいのに・・・」 「うぐうぐ、祐一君も食べる?」 「食うかっ!」 「うぐぅ・・・おいしのに」 「俺はおまえらみたいに暑い日にわざわざあったかくてしかも甘い物を食べる趣味はないんだ」 そんな会話をしていたらキッチンから秋子さんが出てきた。おそらく昼飯の事だろう。 「祐一さん、お昼は何を作りましょうか?」 「(やっぱりそうきますか・・・)んと、カレーなんかどうでしょう?」 「夏バテ防止対策ですか?」 「ん〜、まぁそんなとこです。」 実はあゆ&真琴、辛いもの食えるか実験だったりする。 「それじゃあ少し辛めにしておきますね。」 「お願いします。」 秋子さんはキッチンに戻っていった。 「祐一っ!暑い日にあったかいものは食べないんじゃなかったのっ!!」 「うぐぅ・・祐一君のうそつき」 「黙れ、万年たい焼き&肉まんイーター」 「あう〜〜〜!!」 「うぐぅ〜〜〜!!」 まったく、うるさい奴らだ。 「ただいま〜」 とかなんとか言ってる間に陸上部の部長さんが帰ってきたな。 「夏休みにも部活があるなんて難儀だな」 「うん、だけど走るの好きだから」 「暑いだろ」 「でも気持ちいいよ〜」 ふっ、聞いた俺が馬鹿だった。 「祐一〜、今すっごく遠い目しなかった?」 「気のせいだ」 「う〜〜〜」 「あーうるさいうるさい」 「イチゴサ・・・・」 俺はその場から離れた。いや、逃げたというべきだろう。いちいち会話する度に食べ物を要求 されたら財布の中身が空っぽになっちまう。 「お母さ〜ん、祐一が例のジャム・・・」 「名雪っ、イチゴサンデー食べに行こう!!」 「うんっ☆」 ・ ・ふっ、俺は心が広いから財布の中身なんて気にしないのさっ! 「私も行く〜っ」 「ボクも〜」 「あゆ、俺の部屋にたい焼きがあるけど欲しいか?」 「欲しいー!」 「あげるからとってこい」 「うんっ!」 「ねえ真琴、私の部屋にある肉まん欲しい?」 「うんっ!」 「とってきていいよ〜〜」 「名雪、ありがと〜」 「うぐぅ、うれしいよ祐一君」 二人はどたどた階段を上っていった。 「さ、今のうちに行くか」 「祐一、ひどいね」 「おまえもな」 「だって祐一と二人きりで行きたかったんだもん」 「名雪は可愛いな」 そして二人は手をつないで百花屋まで行ったとさ。 END![]()
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