「詩織ちゃん、手作りケーキに初挑戦!」
夜の藤崎家……
「…織、詩織!詩織、聞いてるの!?」
どうやら、詩織は母親が話し掛けている事に気づいてないらしい。
「詩織ー!!」
「えっ!?あっごめんお母さん。どうかした?」
母がカミナリが落ちたかのような声で怒鳴って、やっと詩織は気づいた。
「それはこっちのセリフよ。まったく。何回呼んだと思ってるの。」
「…覚えてないけど…。」
「聞いてないだけでしょ。」
「はい、そうです。ごめんなさい。」
「分かればよろしい。でっ?詩織は何を考えていたの?」
「もうすぐ私と公くんの誕生日でしょ?だから今年こそ、手作りケーキに挑戦したいと思っているんだけど…。」
もうすぐ、詩織の幼馴染である公と詩織の誕生日なのである。去年は、母に頼んではいたが、母がケーキを作れないと言ったので、詩織は、来年にしよ
うと思っていたのだ。
「ケーキねぇー…。本でも買って、自分一人でがんばったら?」
「うん、そうしよっと♪。」
そう言うと、浮れたまま、詩織は自分の部屋へと戻って行った。
「まったくあの子は。公くんのこととなるとすぐ調子に乗り出すんだから。あとで、ドジをしないといいけど……。」
母は、前のことを思いだしながら呟いた。
それは、2年前の出来事である。
「お母さ〜ん、私クッキーにチャレンジしたいんだけど…。」
「クッキー???」
「そうクッキー。」
その日は詩織と公の誕生日の1日前であった。
詩織は、誕生日の祝いにとクッキーを作りたいといいだした。
しかも、自分一人でだった。
「一人で大丈夫??お母さんが側についていようか??」
と母が言ったが、詩織は
「平気よ。私はもう15歳なんだからね。」
といって母も付き合わずに一人でやった。
「やったぁ〜、完成した。」
詩織は、味見もせず、そのまま作り試食もしなかった。
母が、
「詩織、試食しといたらどうなのよ?いやならお母さんが…。」
「いいの、一番初めに公くんに食べてもらいたいの!」
といったので、母親も試食はしなかった。
だが、今思えば試食しなかったのがすべての悪い始まりだったのである。
「お邪魔します。」
「いらっしゃい公くん。どうぞ上にあがって。」
その時の詩織は、とてもにこやかで笑顔だった。
「じゃ、あ〜ん。」
「クッキー????」
「そっ、クッキーよ。私一人でやったんだから。さっ、食べて。」
パクッ!
ところが、食べたとたんに公は叫んだ
「なっ、なんだこれはー!!かっ、辛い…。」
「えっ!?かっ、辛い?そんなはず…。」
と言って詩織は食べた。すると…
「かっ、からーい!!!」
どうらや詩織は塩と砂糖を間違えたようだ。
「ごっ、ごめんなさい公くん。まずいの食べさせて…。」
詩織の頬は真っ赤になっていた。
という出来事があったのだ。この出来事を思いだし、母は心配だった。
そして翌日……
「おっはよー♪」
昨日のことでまだご機嫌な詩織の元へ、親友である、美樹原愛が寄ってきた。
「詩織ちゃん、妙に浮かれているみたいだけど、なんかいいことあった?」
「えっ?わかった?」
「そんなの顔を見ればすぐに分かるよ。世界一、幸せって顔しているんだもの。」
気持ち悪いくらいの笑顔で笑っている詩織の機嫌が悪いと思った人は誰もいやしない。それを見ていた公と、好雄は…
「藤崎さん、かなりのご機嫌の良さだな。公。お前となんかあったのか!?」
もしかしたら…と思った好雄は、公の顔に接近する。
「なんで俺なんだよ。何もないって!」
詩織のことは好きなのだが、つい、嫌いそうな言葉を口にしてしまう公。
「この親友好雄様は知っているんだぞ。お前が藤崎さんのこと好きって言う事。」
公はさすがに、入学式以来の親友の好雄にはかなわないらしい。
(さすが好雄だな。っと、感心している場合ではないな。なんとか否定しないと。)
「何を言っているんだよ。俺と詩織は幼馴染。ただそれだけだ。」
「へぇー、はっきり言うんだな。藤崎さんにいっとこー。」
「あー!待った!それだけはダメ。」
「そうなら、白状しろ!」
「はぁー。わかったよ。好きだよ詩織のこと。」
「やっりぃー!これは大スクープだぞ!」
「こらー、待て!黙っていろよこのバカ。」
「バカだと!黙っている事はできないな。その言葉では。」
「くそーっ、わかったよ。お願いします、好雄様。」
「うーん、わかった。今日は特別に許してあげよう。」
「ありがとう、友よ。」
「今日、パフェお前のおごりな。」
「まじかよ。いつもこれだよ。」
まったくといった表情をした公は、しょうがなくおごることになった。
「あっ公くんだ♪」
詩織は、公の帰りを待っていた。30分待って、やっと公の姿を見つけた。
「公くん♪」
「あっ詩織、どうしたの?」
詩織は、公の近くについてから気がついた。
「あら早乙女君も一緒だったんだ……。」
残念といった表情と好雄を睨みつける表情の詩織に気づいた好雄は…
「あっ俺、用事思い出した。公、また明日な!」
(藤崎さんって怖い……)
「はっ!?おいっパフェは…って行ってしまったよ。」
(あら、早乙女君って意外にも気がきくわね〜)
「あっそうだ、詩織、何か用があったんじゃ…?」
「えっ?あっそうそう、一緒に帰ろうと思って待ってたの。」
どうどうという詩織にかわって公は少し照れていた。
(う〜ん、一緒に帰りたいのは山々なんだけど…話題がないな。)
「どうかした?」
詩織はずっと黙っている公の顔を覗きこむ。
「えっ!?あっなんでも。」
「???」
公はそう言うと照れ隠しと会話がないために急いで詩織より先に出た。
(う〜ん、公くんは私と並んで帰るのがイヤなのかしら?)
少しショックな表情でため息をついている詩織に公は気づいていない。
っといっても先々に歩いていってしまっていた。
「あっ公くんまってよ〜。」
「はぁはぁ。」
公があまりにも早いので、詩織は走って追いかけた。だが、追いついたころにはもう家の前だった。
「じゃあな。」
公はたった一言「じゃあな」と言った後、家の中へ入ってしまった。
「はぁはぁ…これって一緒に帰ったっていうのかしら…。」
「たっただいまぁ〜。」
精一杯走って公を追いかけていたため、詩織は息切れしていた。
「あらあら詩織、どうしたの?汗びっしょり、それに息切れしているじゃない。」
帰ってきた娘を見た母は少し驚いた。
そう、帰ってきた詩織は汗で制服の襟の部分が濡れていた。
「とっ、トレーニングをしているのよ。だから学校から、走って帰ってきたの。」
その口調はあきらかに焦っている口調で、嘘がバレバレだった。
「あらそうなの。くれぐれもケガはしないようにね。」
母はもちろん嘘だとわかっていたが、聞くことはやめにした。
なぜかというと、『どうせ、公くんとなにかあったんでしょう』ということを思っていたからだ。いままで、詩織が焦る口調をするのは公のことが
ほとんどだった。
バッタン
「ふぅ〜、お母さんにバレなくよかった。バレたらきっとまた『詩織には公くんはもったいないわね〜。あんた嫌われているかもしれないわよ』
って言うんだから。でも、そうだったら……。」
その後、詩織は嫌な事を想像して大声をあげていた。
「う〜ん、嫌われていたらケーキを作っても同じだしなぁ〜、こうなったらやけくそよ!電話して聞くしかないわね!」
詩織はそう言うと、受話器を取った。
トゥルルルー
ガチャ
「はい主人ですが。」
電話にでたのは公の母親だった。
「あっ、おばさま、詩織です。公くんいます?」
「ええ、公なら2階の自分の部屋にいるけど…公にご用?」
「はい、少しだけ話したいことがあって…。」
「了解、公にかわるわ。ちょっと待っててね。」
「公〜、詩織ちゃんから電話よ〜、上の2番を押してとりなさい。」
公が出るのを待っていると、公の母が公を呼んでいる声がした。
「はいはい。」
「もしもし?」
「あっもしもし、公くん?詩織です。」
「わかってるよ、さっき母さんから聞いたから。でっ、何?」
「えっとね……公くんは私のこと嫌い?」
詩織はおもいきって聞いて見た。
「何を言ってるんだ?嫌いなわけないだろう。」
(よかったぁ〜、ケーキが作れるわ!)
………その後、2人はそのまま話をつづけていた。
「おはよー♪。」
「おはよう、詩織ちゃん。」
「おはよう、メグ。」
「また詩織ちゃん浮かれてるね。」
「えっ、そう?まあいいじゃない。減るものじゃないし。」
(詩織ちゃんかなり浮かれている…意味のわからないことを口にだすなんて…。)
どうやら詩織は昨日より浮かれているらしい。
なんとなく愛は公のことかなとわかっていた。
クラブ時間…
ボーッとする詩織…すると
「詩織!それはサッカーボールじゃない!」
奈津江の声に気づき、自分の持っているのはサッカーボールだと気づく詩織。
「へっ??あっほんと。」
しかし、これですんだと思っていてはいけなかったようだ…
「詩織!!それは、バレーボールでしょ!!!なにをボーッとしてるのよ!」
やれやれ、どうやら詩織は、昨日の公の言葉で浮れているらしい。
「あっほんと。」
「まったくー!そんなんでどーするのよ。もうすぐ試合でしょ!」
「あっそういえば、そうだね。」
「忘れてたの!?まったく、何に浮かれているのよ!どうせ主人君のことでしょ。」
「……なにいっているのよ、そんなことないわよ。」
ところが…
ガンッ!
詩織の放ったボールは見事にリングにはじかれた。
「あっ……。」
「ふぅー、詩織ってわかりやすいわね〜。」
「もー、奈津江ちゃんには関係ないじゃないの〜!」
「いいから、白状しなさい!」
……それから詩織はしぶしぶ昨日の公との出来事を奈津江に話した。
「…なによそれ。嫌いじゃないっていわれたくらいで…ふつうかもしれないのに単純よね〜詩織は。天才少女のくせに。」
奈津江は、まったくという表情を浮かべてため息をついた。
「…もーいいじゃないの!そういう奈津江ちゃんはどうなのよ?あの人と。」
あの人とはもちろん奈津江の幼馴染、勝馬のことである。
「…なっ、なにいってんのよ、詩織!」
ところが…奈津江もさっきの詩織のパターンとまったくいっしょだった
ガンッ!
もちろんのこと奈津江の放ったボールはリングにはじかれた。
「あー!!!」
「…奈津江ちゃんたら見事に動揺しているね。奈津江ちゃんこそ白状したら?」
詩織は、笑いながら奈津江に問う。
「別になんにもなかったわよ!…たっ、ただ……。」
「ただ???」
「もー、いいじゃない。詩織も早く練習に集中しなさいよ。」
「あー、無責任ね奈津江ちゃんったら。私だけに言わせて〜。」
「はっきりと白状したあんたが悪いのよ♪」
その後も奈津江は、少々詩織の言葉に動揺していて失敗の繰り返しだった。
「ただいま〜。」
「あら、お帰りなさい詩織。いつもより遅かったじゃない???」
詩織がいつもより遅く帰宅したため母親が問う。
「お母さんがいっていたケーキの本を買いに、本屋さんに寄っていたから。」
やはり詩織は上機嫌であった。
「あらそう、明日から作り始めたら??あさってだからね、あんたと公くんの誕生日は。間に合わなかったら恥よ。」
「わかっているわよ。」
詩織はかわいく舌をペロッと出して、本を抱えたまま部屋に入っていった。
翌日の土曜日の朝
ドタドタ!!
「おはよ〜!!!」
朝から詩織は大きな音をたてて、階段を駆け下りた。
「おはよう詩織。張り切っているのはいいけど、うるさいわよ。」
「あっごめんなさい。」
「なんだなんだ?張り切っているって…。」
「詩織が今日手作りケーキに挑戦するのよ。それになんていったって初挑戦よ。」
ブッ
父親は飲んでいたコーヒーは吐き出してしまった。
「なっなんだって〜!?!?!?」
父親にとっては、とてもびっくりすることであった。
「なっなによ、お父さん。そんなに以外??」
「詩織、2年前の事件のことを覚えているか??」
父親は、あの『塩と砂糖の間違え大失敗事件』のことを口に出した
「2年前の事件のこと???なーにそれ?」
どうやら詩織は忘れているようだ。
「まったく覚えていないのか…、クッキーを作って塩と砂糖を間違えたことがあっただろう??公くんに変なものを食べさせてしまって。」
「あっああー!!、そういえばそんなことがあったのよね…。」
「今度は試食してから公くんに……。」
「ダッダメー!!」
ガタガターン!!!
詩織のあまりの大声に父親は椅子から落ちてしまった。
「なっ、なんだよ、詩織。」
「あっごめんなさい…ケーキの形をくずしたくないのよ…。」
「失敗したら、また恥をかくたけだぞ。」
「大丈夫よ、今度はお母さんに付き添ってもらうから。」
「そっ、そうか、ならいいが…。」
「なんですかお父さん、私では不安とでも?」
母親の睨み顔に父親は……
「いっいや、そういうことではないぞ。」
「ほんとうかしらね〜。」
「ふふふふふ。」
2人の会話に詩織は思わず笑ってしまった。
「あっおはよう公くん、今日は早いわね。」
「おはよう詩織。だけど、今日は。は余計だぞ。」
「あらそうかしら?」
「なんだよ〜。」
「ふふふふふ。」
「ははははは。」
2人は楽しく登校した。
「メーグ!」
「どうしたの?詩織ちゃん。」
「あのね〜、私手作りケーキに初挑戦するよ。」
「えー!!!!」
あまりにも愛が大きな声で叫んだもので、詩織はしりもちをついた。
「めっメグ…騒ぎすぎよ。それにあまり大きな声をださないで…みんな見ているから…恥ずかしいじゃない。」
「あっごめん…。」
廊下を歩いていた生徒が、ジロジロと詩織と愛を見ていく。
「もー、こっちにきて。」
詩織はそういうと、愛の手を引っ張って中庭につれてきた。
「そんなに大袈裟のことかしら?」
「いっ、いやそういうことじゃなくて…初挑戦って。」
「なーに?メグは、私がへたくそとでもいいたいのかしら?」
「そっ、そういうんじゃないってば〜。」
その後、詩織と愛はケーキのことについて、ずっと話していた。
「ただいまー!!!!!」
バタン!!
「まあ、なんて声をだすのよ。それに、ドアは静かに閉めなさいよ。」
「えっ?ごめん、だって早く作りたかったんだもの。」
「はいはい、用意はもう出来ていますよ。」
「ありがとう♪。」
「さて、始めるとしましょうかね〜。」
こうして詩織ちゃんの手作りケーキの挑戦は始まった。
そして、約2時間で作り上げた。
「やったー、完成♪」
「詩織、味見本当にしなくて……。」
「いいの!!」
母が言い終わらないうちに、詩織は声を出した。
「はいはい、わかりました。」
「るるるるる〜ん♪」
詩織は、誕生日前夜一人で浮れていた。
そうして夜は更けていく
「今日は、私と公くんの誕生日だなぁ〜♪」
やはり朝から上機嫌な詩織。それに対して父は…
「朝からはりきってどうするんだ、昼からだろ?」
「ええそうよ。けど嬉しいんだもの♪」
「母さん、詩織は少し浮かれすぎじゃないか?」
「いいじゃありませんか、詩織もそういう年なんですよ。」
母がそういうと、父も納得するようにうなずいた。
「いよいよだわ!」
今から告白するのか?というくらいの言葉を口にする詩織。
笑顔ではあるが、反面はとても緊張している。
ピーンポーン
藤崎家のチャイムがなった。
「あっ公くんだわ♪」
「詩織、公くんがきたわよ!」
「はーい!!」
どたどたどた!!
詩織は地響きをたてて階段を降りてきた。その音はまさに怪獣のようだった。
「いらっしゃぃ、公くん。さっ、上にあがって。」
「ああ。じゃあ、お邪魔します。」
「はいはい、どうぞ。あっあと詩織、階段は静かに下りなさいって、いつもいっているでしょう。とてもうるさかったわよ。まるで怪獣みたいだったわよ。」
「かっ、怪獣!???」
「ははははは。」
あまりにも詩織の母の言葉がおかしかったので、公はお腹をおさえて笑った。
「もう!公くんまで。」
怒ってはいる詩織だが、頬は真っ赤になっていた。
そして…
「そうだ、公くん。いまからいい物もってくるからちょっと待っててね。」
詩織はそう言い残すと部屋をでていった。
どたどたどた!!
「こら!詩織、静かにしなさいって言ったばかりでしょ!」
詩織の母の声が、2階の詩織の部屋にいる公に聞こえていた。
そして、公はおもわず
「ははははははは。」
といって笑っていた。
ガチャッ
「公くんおまたせ。」
詩織は、ケーキを後ろに隠している。
「公くん、すこしだけ目をつぶって。」
「目?ああいいよ。」
公は、詩織に言われたとおりに目を閉じた。
「いいわよ。」
詩織の声と共に目を開けると…
「ケーキ???」
「そうよ、手作りなんだから。」
「詩織、2年前のクッキー事件覚えているか??塩とさと…。」
「もう!公くんまで言うのね!?覚えているわよ。けど、今度は絶対大丈夫だから、安心して食べていいわよ。お母さん指導なんだからね。」
「ふーん、じゃあいただきまーす。」
パクッ
ドキドキドキドキドキ
「うん、おいし…くない。」
「えっ、えっ、えーっ!??」
ちゃんとやったはずのケーキがおいしくないはずがない。あまりの言葉に詩織は床の上にしりもちをついた。
「こっ、このケーキも塩と砂糖がまちがっている……。」
「えっ、うそー!!!」
パクリ
詩織も一口食べて見る。そうすると…
「ほっ、ほんと…間違えちゃった。」
「ふぅー、詩織はまったく成長してないなぁ〜。」
たしかに詩織は、まったく2年前とは変わらずのドジであった。そして詩織はまた『塩・砂糖事件2』を作ってしまったのであった。
そしてその夜……
「まったく詩織は、2度同じ失敗してどうするのよ。」
「もー、いいじゃない。今度は味見するようにするもん!」
そして詩織は、その翌年の誕生日のケーキは味見をして大成功になりましたとさ。
お・わ・り
あとがき
どうもこんにちは、Mariaといいます。
この作品を思いついたのは『My wish…』の1部で思いつきました。
書くのは少し疲れましたが、とても楽しく書けました♪
えっとあきらさん、また今度も参加させてくださいね。
それでは。
2001年 4月26日 Maria