「ときメモ2」をプレイされた方で、

 

 

「『1』と違って、なんでプレイ後のアルバムを女の子が一緒に見てくれないんだ?」

とお嘆きの方いらっしゃいません?

 

実は、こういう裏話があったんです……

 

 

 

アルバムの隙間

 

 

 

 

 

 

「あれ?水無月さんどうしたの、急に。」

「貴方の顔を見たくなった・…というのは理由にならないかしら?それとも今、忙しい?」

「ううん、そんなことないよ。水無月さんだったら大歓迎だよ。」

 

 

「さあ、あがって、あがって。」

「お邪魔します。」

「なんか飲み物でも用意するよ。今整理中だったからちょっと散らかってるけど。」

「ああ、お構いなく。」

「えっと、コーヒーにする?そ・・・・・・」

コーヒーですって?コーヒーですってぇぇ?」

「す、すすす、すみません、玉露でよろしいでしょうか?」

「ええ、それでいいわ。お願いするわ。」

「じゃあ、今お茶入れてくるよ。

 

公二が部屋を出て行った後、琴子は部屋を見渡してみた。

整理中であったのだろう、アルバムが何枚かの写真とともに投げ出してある。

「あらあら、見られちゃってもいいのかしらね。」

そう言いつつ琴子はアルバムに手を伸ばした。

「あっ、光だ。」

そこに写っていたのは幼い日の公二と光。

以前光の部屋で光の幼い日の写真を見たことがあったので、光だとすぐにわかった。

「じゃあ、その横に写ってるのは・…公二くんかしら?」

そこへ公二が戻ってきた。

「お待たせ。」

「あ、公二くん。今、これを見させていただいてるわ。」

「今、整理中だったから。片付けるよ。」

「ちょっとだけ見させて。いいでしょ。」

「うん、まあ……」

「光の小さい頃って可愛いわよね。そして貴方も……」

「は、恥ずかしいなあ。」

「だってこんなに可愛いじゃない。ウフフフフ……」

「水無月さんの小さかった頃もみたいなあ…きっと可愛かったんだろうなあ。」

「私はそんなこと、ないわよ」

「今だってこんなに可愛いのに、そんなことないよ。」

「公二くん…」

「水無月さん……」

 

見つめあう二人。

二人の唇が少しづつ、その距離を縮めていき今にも触れようとしたその瞬間。

 

ピンポ−ン。

 

「まったく、誰だよ、いいとこなのに」

 

ピンポンピンポーン

 

「主人さーん、宅配便でーす」

 

「しょーがねーなー、ちょっと出てくる。」

「……うん。」

 

公二が部屋を出て行くと、琴子は残念そうな顔をしていたが一息

ふっとついて、まだ見ている途中だったアルバムを開いていった。

 

「ちぃーっす、やあ、元気だったかね、少年」

「あ、舞佳さん。」

「いやぁー、しばらくぶりだねー。お姉さんに会えなくって寂しくなかったかい?」

「ま、舞佳さん!」

「いやぁー、相変わらず可愛いねぇー、君は。すぐ照れちゃって。」

「か、からかうのも程々にしてくださいよー。」

「わかったわかった、そんじゃ、はい、これ荷物ね。ハンコ押して。」

「えっと…はい、押しましたよ。」

「それじゃ、

『魅惑の香水フェロモーン』

お届けっと。少年、一体何に使うのかなぁ〜〜?」

「ま、舞佳さん、そ、そんなに強調しなくたっていいじゃないですか。」

「そうかそうか、少年も恋をしているんだな。そういえば女の子、来ているみたいだしね。」

「な、何でわかるんです!?」

「だって、ほら。」

舞佳が指差したのは琴子の靴。

「これ、少年のじゃないだろう?」

「……はい」

「でもね、強引なのはだめだぞ、女の子の気持ちを大事にしなよ。」

「ま、舞佳さん!」

「ははは、それじゃ、毎度あり〜〜〜〜」

 

 

 

そんなこんなで公二が荷物を受け取り部屋に戻るまで数分かかったのであった。

 

公二が戻ってくると、琴子の雰囲気が一変していた。

(あれ?何かあったのかな、様子が変だぞ)

「こ・う・じ・く・ん?」

「はい?」

「これは一体、何かしら?」

 

そう言って琴子が手にしていた写真に写っていたのは……

 

琴子の入浴シーンであった。

茶道部の合宿中にこっそり撮ったものであった。

(まずい!見つかってしまったぞ……(汗))

 

「説明していただけないかしら?」

「え、ええと…(滝汗)」

「わかったわ、あなたが自分から言わないのなら、

 

あたしが言わせてあげるわ、その口からね……」

 

 

そして主人家からは謎の、悲鳴にも似た絶叫が辺りに響き渡ったという……

 

 

 

 

 

 

 

……………というわけで、アルバムを一緒に見てくれなくなってしまったのです。

 

そして、件の写真はネガもろとも焼却され、アルバムには

そのような写真が存在したことを示す証拠は何一つ残らなかった、ということです。

 

Fin>

 


 

―後書き―

 

どうも、始めましての方もそうでない方も。MIDです。

始めてお会いする方のために申し上げますと、私、属性は沙希ちゃんでございます。

というわけでもないんですが、当初は沙希ちゃんで書こうかとも思ってたんですよ。

 

しかーし!

 

この企画、沙希ちゃんだと

発見するのがH本だとか男物の下着になりそうで、しかもそのまま18禁に突入しそうなんでボツにしました(^^;;

それ以外のネタが出なかったMIDの貧困な想像力のせいではありますが(T_T)

 

次に浮かんだのがこの琴子様ネタ。

え?なんで「様」をつけるのかですって?

いや、迂闊なこと言おうものなら

 

「天誅!」

 

と後ろから袈裟切りにあいそうなもので…

 

それと、発見されるのHぃの期待してた方、ごめんなさい(^^;;

MIDはそういうの書けません、お酒が入ってないと(核爆)

 

それでは皆様、またどこかでお会いしましょう。


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