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2002年08月31日 23時12分14秒 |
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紛失 「ない・・・。ないーーーーっ!!」――水球の試合の帰り、部のビデオカメラを忘れてしまったことに気が付いた時にはすでに表参道で電車を降りた後だった。置いてきたのはおそらく青葉台駅のホーム。思い出した、電車に乗るときに置きっ放してきたんだ。くそ!とりあえず青葉台駅に電話してみるか・・・。通りすがった表参道の駅員さんに電話番号を訊こうとした。「あのぅ、青葉台駅の・・・」言い終わる前に「3番線」。あごでしゃくって終わりだった。ぶん殴ってやりたかった。ちくしょう、とにかく今は急がないと。3番線ホーム、タイミングよく飛び乗った電車は急行だった。少しだけ気が晴れた。 流れる汗が乾かない。油汗と冷や汗が同時ににじみ出ている感じ。マズいよ・・・こりゃマズいよ!実はこの僕、以前にも一度部のビデオカメラをなくしたことがある。そのせいで新たに部費で買い換えたばかりのカメラをまたなくすなんて。2回目だ、もう許されない。もし取り戻せなかったら、今度ばかりはいくらかかろうとも自腹切るしかないぞ・・・。急行に乗っていても、青葉台までの30分は長くて仕方なかった。 ない。駅に着いてエスカレーターを駆け上がりホームを見渡しても、1時間前にそこに置き忘れたはずのビデオカメラは姿形もなかった。すがる思いで駅員さんに尋ねると・・・やはり振られた首は横向きだった。ただ、若いけれど感じのよい人だった。絶望の塊と化した僕はその駅員さんに紹介された駅の交番へ。二人のお巡りさんがいた。 若い方の人が紛失届けの手続きを始める。形式的に淡々と事務をこなす、という表現がぴったり。そのくせ帳簿に文字を書くスピードの遅いことに妙に苛立った。「メーカーだとか通称名だとか、もっと他に特徴は分からない?」訊かれても、めったに触らない部のビデオなんだから知らないよ。今日は帰って試合結果速報を書くために、たまたま持って帰るつもりだったんだ。彼の言葉に感情は込もっていたが、それは同情ではなかった。それも当然か。この人にとってはこんなの一日に何件もある小事件の一つに過ぎないんだもんな。機械的に済ませて終わりだ。 一連の記入が終わる頃、となりの机に着いていたもう一人の中堅お巡りさんが声をかけてくれた。「それって君個人のビデオなの?」「部の?そりゃまいったなぁ。怒られるなぁ」「今日の試合が映ってるのか。その記録ってのは取り返しがきかないもんな」「先輩には言ったの?」・・・。恰幅がよくて一見いかつい感じの、でも目はすごくやさしそうな人だった。そのお巡りさんは付近の大きな駅の交番や、隣りの管轄の警察署の電話番号まで紙に書いて渡してくれた。それらの番号に電話したって届いてるわけないよな・・・とは思ったけど、同じように思っているはずのお巡りさんがそれでもそこまで手を尽くしてくれたことを思うと、なんだかすごくうれしかった。今いちばん欲しいのは「ビデオカメラが見つかった」という知らせだけど、その次に欲しいのはこのやさしさだった。 結局、ビデオカメラは見つかった。ホームに置き忘れたままさっさと電車に乗ってしまった僕の後ろのほうにいた後輩が気を利かせて、拾ってくれていたのだった。交番を出たあと八方に電話してその事実をつきとめた瞬間は、さすがに全身の力が抜けた。今日の試合よりよっぽど疲れた。 今日の事件が、一人の親切なお巡りさんに僕を出会わせるために神様が用意したものだったとしたら、そりゃあまりにも酷ですよ神様。ただ、ホントに困ってるときこそ他人の親切・不親切が身に染みて分かるもんだ、ってことはよくよく覚えておこう。今度はこの僕が、誰かにとってあのお巡りさんみたいな人間にならなきゃいけないんだ。 それと最後に一つ誓おう。金輪際、部のビデオカメラには指一本ふれない、と・・・ |
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2002年08月29日 20時35分31秒 |
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模擬授業 「それじゃ、私を小6の生徒だと思って模擬授業をしてください」―――やられた!こんな展開は予想していなかった・・・。ちくしょう、ままよ! 家庭教師センターの面接室はもはや修羅場と化していた。2日前にあらかじめFAXで送られてきた「中学入試レベル」の問題は、部活の仲間の協力もあってなんとか全部解けていた。今日はそれを提出してあとは細かい契約内容と今後のスケジュールを確認して終わるハズだと思っていたのに・・・。まさか面接担当のお姉さん相手に模擬授業するはめになるなんて! やってきた問題だからすでに解き方や答えは分かっている。でも「納得」と「説得」両方できなきゃ本当に分かっていることにはならないんだ、ってことを今日ばかりは痛感した。・・・とかなんとか言う前に、そもそも大の大人を相手に「・・・はね、〜だよね」「〜になるの、わかる?」なんて言わなきゃならない恥ずかしさ!面接室には僕ら二人しかいないけれど、それが逆になんともやりづらい。「うん」しか言わないお姉さんの中途半端な演技ぶりがたまらなく不気味。早く終わってくれ、と祈るばかりだった。 情けないくらいたどたどしい説明がようやく終わった。そのお姉さんは「大人」に戻り、一言「ちょっと・・・まわりくどい」。ほっといてくれ!!心で叫び、口では「自分でもそう思います。」と渋認。そのまま引き下がってりゃいいのに、思わず「実際は生徒さんからの質問やリアクションがもっとあると思うんで、こんな風に一から十まで一方的にしゃべる必要はないと思います。その意味で、今回はちょっとやりにくかったです。」と思いっきり言い訳してしまった。言ってからますます情けなくなり、後悔百倍! 中学入試といえど算数はやっぱり難しい。それを他人に教えるのはもっと難しい。けれどそれ以上に新鮮な驚きだったのが、それまで普通にビジネスライクな話をしていた相手(しかも初対面の大人)に突然モードチェンジして話さなきゃならなくなったときの困惑!一種の劇だと割り切ってしまえばいいのかな。とにかくこっちの方が貴重な体験だった。少なくともごはん3杯分のカロリーは消費したハズだ。 |
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2002年08月26日 23時42分38秒 |
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Good news, or Bad news? 登録していた家庭教師センターから電話が。生徒の紹介だった。家庭教師のバイトをしたいと思っていたからとりあえず吉報なんだが――。 小6女子、算数・・・算数!?しかも彼女は中学受験を目指しているという。う〜ん、はっきり言って自信ないぞ!きちんと教えられるのかな・・・。中学入試の算数ってほんとに難しいもんな。「小6だったらなんとかなるだろ」周りのみんなはそう言う。そうだったらいいのだが。家庭教師を雇ってまで合格したい(させたい?)んだから地元の私立中学じゃなく都内の有名中学を目指してるんだろうな、きっと。むうぅ、不安だ! こっちは算数から離れてはや8年以上になるし、算数・数学はもともと苦手だったし、家庭教師それ自体も今回が初めてという初心者なんだよな。合格請け負いますなんて口が裂けても言えないし・・・。まあとりあえず数日後、センターから試しに小6程度の算数の問題をやらされるらしい。それをやってみてから本気で焦るとしよう。 |
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2002年08月22日 22時26分47秒 |
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オフの過ごし方 部活づけの毎日のなかで、練習のないオフの一日はとても貴重。せっかくの休みは精一杯、有意義に過ごしたい。一秒たりとも無駄にはしたくない!今日はそのオフだった。 7時半起床。何もない日でも遅くともこの時間には起きることにしている。起きたら昼だった、というのは時間がもったいなくてやりきれない。朝ご飯を食べて、8時から新聞を読む。「本当は読まなきゃならないんだけどな・・・」とは思いながら、日経新聞は一面のレイアウトからして面白くなさそうので今日も敬遠。代わりに‘The Daily Yomiuri’にする。英語の勉強にもなるし一石二鳥!1時間半費やした。 続いて即、机について10年日記にとりかかる。実家に帰省したときの分がたまっていて大変だ。一日分はたった3行しかないけれど、思い出しながら書くと案外時間がかかる。これに1時間。そのあとPCでメールチェック。部活関連の仕事を2つ3つ。もともと文章を書くことにはかなり気を使うタイプなうえに手紙文、しかもOBの方々へのメールはとりわけ神経質になってしまう。「てにをは」はもちろん句読点の位置や個数まで気になる。俺はホントにO型だろうかと疑問に思う。・・・もう12時だ。 昼ご飯を済ませると急激に眠たくなる。スクールカウンセリング関係の本を1冊と漫画『家栽の人』を手にリクライニングチェアへ。数秒迷い、片方を手に取った。桑田さんみたいな判事、いや人間に憧れながら、自分はやっぱり家庭裁判所調査官の仕事に向いてる気がするな・・・そんなこと考えながら眠りに落ちる。 目を覚まし、何日かぶりにプレステを起動。どうしようもなく無駄な時間を過ごしているような気持ちに苛まれて50分で終了。始めっからやるなよ、そんなら。今度は再びPC電源を入れて、ため込んでいたメルマガ『日経ビジネスexpress』に目を通す。カラーできれいだ。こっちの方は読む気が起きる。 そのあと風呂に入り晩ご飯を食べテレビを観て今、気がつけば夜も10時になってしまった。もうすぐラジオ英会話が始まる。一日を最後の最後まで無駄なく過ごすぞ!――そんなふうに時間に追われ、せかせかした生活が自分は好きなのかもしれない。なんだか最近、受験生だった高3の頃を思い出すことが多くなった。 |
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2002年08月19日 12時50分10秒 |
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『家栽の人』 『家栽の人』という漫画がある。それを今初めて、真剣に読んでいる。 14年前に始まり8年前に完結した作品で、僕自身は高校に上がったくらいの時期に初めてこの漫画出会った。ただそのときは出会っただけで、読みはしなかった。父がなんとなく「こんな仕事も向いてるんじゃないか」と勧めてくれたのだった。それにも関わらず当時の僕は「そんな地味で硬そうな仕事!」と何の興味も抱かなかった。『SLUMDUNK』ばかり読んでいた。
二十歳も過ぎて心底興味を持って読んでみると、この作品が単なる「いい話」を越えた深さを持っていることに気付く。漫画であり、フィクションであることを充分にわかったうえで、やっぱり桑田さんみたいな人間になりたいと憧れる。 自分まるごと全部で相手を受け止め、そして理解する。理想だけでやっていけるほど甘い仕事じゃないのは分かるけど、そんな理想さえなかったら始めからこの仕事に人生を捧げてみようかなんて絶対に思わないよな・・・ 僕の中で家裁の仕事がどんどん魅力的になってくる。 |
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2002年08月18日 23時07分59秒 |
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心を込めて 磨く。とにかく磨く。使ってるウェットティッシュは100円ショップで買ったやつ。惜しくない。何枚でも使う。白いティッシュが茶色くうす汚れる。裏腹に美しい白を甦らせるこいつ・・・愛すべきやつだよ、まったく。 ゴムでもなく、布でもなく、プラスチックでもないなにやら不思議な材質でできている。鈍い光沢。汚れが目立つ白だが、その材質のおかげで表面の汚れは驚くほど簡単にとれる。気持ちのいいことと言ったら!磨く手にもいっそう心が込もる。 それにしても、見るからに独特のフォルム!ニクいぜ。これまでいったい何人の道行く人がすれ違い様にこいつに見とれていったか。奇異の目?そんなハズないじゃないか。だってこいつは最高だ。機能なんてお構いなし。圧倒的な存在感がいいんだ。 もうほとんど表面の汚れは拭きとった。新品同様だ。思わずつぶやく。「美しい・・・」。これからもずっとお前のこと、大切にするからな。 ――そう、こいつの名は‘the KOBE 2’。 |
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2002年08月08日 17時44分37秒 |
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まだまだ・・・なーんて言ってらんないか もうそろそろ逃げ切れなくなってきた。真剣に考えなきゃならないときが来たようだ。大学の本屋さんで手に取った一冊の本――『就職活動はじめるBOOK』。 資料請求、エントリーシート、筆記試験、OB訪問、面接・・・云々かんぬんと聞いたことあるような言葉がいろいろ書いてある。パラパラ読んでて抱いたのは、なんだか企業の要求する人物像に自分をむりやり作り変えることを強いられてる感じ。「個性」っいう言葉はともすれば他人と同じであることを無条件に否定する一方で、それと同じくらいすべてのあり方を盲目的に受容する、とても安易で矛盾した表現のようで僕は好きじゃない。でも就職活動(企業からすれば採用活動)ってその「個性」すら許されない雰囲気。もちろんその一冊の本を読んだだけで就活の全部を知った気にはならないけど。「個性ある人材」がどうのこうのと言いながら、じゃなんでこんな就活マニュアル本がいっぱい出てるわけ?それってどこの企業もだいたい同じような人材を求めてるってことでしょ。「個性」と言ってもある程度決められた‘枠’内での話なのかな。それを例えば「日本における社会的規範の枠組み」なーんて言ったとしたら、そりゃ僕にとってはえらく狭い枠だ。 もちろん‘何でもアリ’がいいって言うつもりはない。でもあの本を読んでたら、「今のお前じゃぜんっぜんダメ!まったく箸にも棒にもかかりゃしない。もっとこういう服を着て、こういう姿勢で歩き、こういう話し方をして、こう言われたらこう応えろ・・・」ってまるで強制されてるみたいだ。これじゃ自己啓発するどころかただの自信喪失だ。こんな就活まるで納得できねえ!・・・と言ってじゃあどうすればいいのかなんて分からない。企業が悪いのかっていうとそんなことはない。彼らにとってこのやり方が効率いいっていう理屈もなんとなく分かる。やっぱ「これが現実、これが就活」って割り切るしかないんだろうか・・・。 でも考えてみたら、僕の考え方もかなりエゴいな。例えば好きな女の子が「こういう人がタイプ」って言ったとしたら僕は間違いなくそのタイプの人間になろうとする。絶対!または憧れのスーパースターが独特の口癖を持ってたりしたら僕は必ずそれをまねる。服装や髪型にしたってそうだ。何から何までガラッと変えちゃう。それなのに就活で企業――それも一応‘自分の希望する’企業――の求める人材になることには抵抗感じるんだから。都合のいいこった。 ここまで考えてみてちょっと分かったぞ。こんなにも就活がイヤなものに感じる原因の一つは、まだ僕自身が本気で「ここの会社に就職したいっ!!」っていう意志を持ってないからだ。そういう会社もない。ほんとに魅力的な仕事、生涯付き合っていきたい仕事ができる場所が発見できたとしたら、僕のことだからきっとのぼせ上がって自分を変える努力をするだろう。別にどっかの企業でなくても、そういう場所をとにかく早く見つけないと! なんだかえらくあっけなくて、曖昧で、まとまりのない考えしか出てこなかったなぁ。しかも思いっきり理想主義的だし。まあ、はっきりした答えがそう簡単に出るような問題でもないか。仕方ない、もうちょっとだけ問題先送りだ。 |
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2002年08月7日 23時28分22秒 |
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Letters 来ないと切ないが来ればもっと切ない手紙がある・・・それがあなたからの手紙です。きれいな封筒におしゃれな便箋。そこに丁寧に書かれたあなたの文字を読むたび、あの頃の想い出がよみがえります。前に会ってからずいぶん経ちますね。 手紙のあなたはとても元気そうでなによりです。ただ、僕とは全くちがった世界で、僕の存在があなたにとって何の意味も持たない世界で、あなたは新しい仲間と楽しく生きている。それは、それが当然の望ましい姿であることを頭では分かっていても、心ではなんだか寂しいです。だけど少なくともあなたがこの手紙を書いている間は、あなたの中に、僕がいたのかなぁ。僕が四六時中あなたのことを考えていたとしたら、この手紙が書かれている間だけは、お互いの心の中にお互いが同時にいた、ってことになるんですね。この手紙は、そんな時間がたしかに存在したという証になり得るのかも知れませんね。だから僕にとってすごく大切なんだ、あなたからの手紙は。僕の中で今も消えることのないあなたを強く強く感じさせる手紙なんだ・・・ そんな手紙が今日、届いた。 |
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2002年08月06日 18時27分46秒 |
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the day of HIROSHIMA 朝、起きるなり携帯のアラームを8時14分にセット。これで一安心。俺って広島人だな。 新聞のテレビ欄をチェック。NHK以外の局に見当たらない「ヒロシマ」の文字。扱いが小さすぎる!憤慨。俺って広島人だな。 電車の中で鳴るアラーム。15分になるのを待ち立ったまま黙祷。被爆者・戦没者の冥福と世界平和を祈念する。俺って広島人だな。 生まれてこのかた(と言ってももちろん物心ついてからではあるけど)毎年8月6日8時15分、欠かさずしてきた黙祷。もう体に染み付いてる。俺って広島人だな。 |
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2002年08月05日 21時58分33秒 |
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み、水・・・! 猛烈な吐き気と頭痛!何もできなくなって思わずプールサイドに大の字。――今日はじめて、今世間ではやりの熱中症(のようなもの?)を体験した。 部活がら四六時中プールの中にいるせいか、自分がとてつもない汗っかき野郎だということを練習中よく忘れる。今日みたいに屋外プールでの練習だととくに汗かいたハズだ。おまけにドリンクが途中で尽きてしまったのが痛い!水ならプールの中にたっぷりあるのにそれを飲めない辛さ。高校のときにはあんまりノドが渇くものだからやむにやまれず、練習中よくプールの水を飲んだもんだ。その晩必ずお腹こわして。 でも今日だってなんだかんだ言いながら試合形式の練習が終わるまではなんとかやっていた。むしろ調子いいくらいで。それが終わったあと、糸が切れたように集中が途切れてしまったんだな。その状態でやった最後の「潜水&ダッシュ」10本がトドメだった。効いたよこれは。 これが脱水症状か・・・なるほど!というくらい話に聞いたとおりの状態に陥った。なんだか妙に納得。帰り道、ポカリスウェット500mlをイッキ飲みしたら楽になり、ざるそば大盛食べたら回復した。でも水分補給はほんとに大事だってことを今日ばかりは痛感した。 後輩もいるんだ。あいつらの前でバテて情けなく伸びてる姿なんてもう見せられない。実はそっちの恥ずかしさの方が今日は大きかった。 |
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2002年08月03日 23時23分46秒 |
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ダメだ、こんなルーズじゃ。 部活の2部練、3日目にしてダルな態度が出てしまった。午前中は武蔵高校と合同練習。リクルートも兼ねた訪問だったのにダラけた雰囲気で臨んでしまった。彼らの目にはどう映ったかな。「たいしたことねえや」「なんだあの適当な雰囲気は」「もっとビシッとしてるのかと思ったよ」ってとこだろうか。情けない・・・我ながら!かく言う高校生がどんな態度だったかなんて関係ない。技術うんぬんの話でもない。僕らはもっとキビキビと、真摯に練習に取り組まなきゃいけなかったんだ。 午後も午後で練習開始予定時刻に遅れるし。先に大学のプールに戻って待ってた僕らのキャプテンは怒ると言うよりも悲しそうだった。「練習時間が5分短くなっただけ」じゃないんだよな。こういうのって部活の雰囲気自体をダルにするし、大げさに言えば部のあり方そのものを腐らせちまうことに繋がるんだ。そんなことも忘れて・・・何やってんだ俺は。 もうよそう。グチグチ自責するより明日から態度で示そう。 |
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2002年08月02日 21時22分41秒 |
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遭遇 思い出すだけで鳥肌たってくる。冗談抜きで吐き気を催す。が、今日はちょっとガマンして書いてみよう。 すごい雨だった。ちくしょう、傘忘れた!2部練も終わった夕方。疲れてるし早く帰りたかった。あきらめて、濡れて帰る決心。裸足にサンダル、半パン。雨道でもOKだ。部室を出てほんの数m、小さな藪道を登る。と、そこに1本の短いロープが落ちていた。あれ、こんなとこにロープなんてあったっけ?気にせず上を向いて登りきってしまえばよかったものを・・・いや、今思えばそうさせないだけの存在感をその1本の短いロープは持っていた。とにかく僕の視線はそれに吸いつけられたのだった。 ニュ・・ニュルッ・・・ニュルニュルニュルニュルゥゥゥ〜〜!!!!ヤツは突如として動き出し、そしてあっという間に茂みの中へ消え去った。ほんの一瞬のできごとだった。僕の舌根は上あごに強く押し付けられ、胃が大きく脈打つ。全身の毛穴が開く。瞳孔も開く。硬直する筋肉。頼まれもしないのに、今はもう何もいないその場所に今しがた見た光景を何度もリプレイしてしまう。そのうえご丁寧にも、むき出しの足首にヤツがヌュルリッと絡み付いてくる感触を追加して。リアルに、すごくリアルに!・・・しばらくして自分が息をしていないことに気がついた。一時停止が切れたビデオ映像のように、僕は我にかえった。 そして藪を猛スピードで一気に駆け登り、つぶやくのだった。―――カエルだけじゃなかったのか・・・ |