大威震八連制覇・編
激闘・1号生VS3号生
大威震八連制覇(だいいしんぱーれんせいは)とは?
三年に1度、男塾で先輩後輩の区別無く行なわれる命を賭けた格闘技試合であり男塾最大の修羅業行。
今回、桃達1号生は、この業行を過去10余年連続三回制し、指名権を得た3号生筆頭・大豪院邪鬼によって指名される事になった。
1対1の実力タイマン勝負の驚羅大四凶殺とは異なり、プロレスで言うタッグマッチ形式でありチームワーク、団結力が大きくモノをいうのが特徴である。しかし、蓋を開けてみれば死闘中に味方にタッチする間など無いに等しく結局は1対1の戦いに発展(笑)どちらか片方が死ぬまでタッチは不可能に等しいと言える。
三号生四天王の1人・卍丸いわく
「己の始末は己で着けい」
と言う事らしい。
閻魔の3号、遂に現る。
豪学連との驚羅大四凶殺から間もなく、1号生の教室に上意を持つ3号生がやって来た。上意の内容は
「剣桃太郎、富樫源次、J、虎丸龍次の4人は直ちに天動宮に出頭すべし。以上、3号生筆頭・大豪院邪鬼」
という3号生筆頭からの出頭命令であった。
富樫源次は3号生筆頭の名を聞き、異様なまでの気の高ぶりと鬼気迫る気迫を見せる。「大威震八連制覇」、「大豪院邪鬼」、、、この2つの言葉こそ富樫源次の兄・源吉が絶命の間際に残した言葉だった。
天動宮への関門・鎮守直廊(ちんじゅちょくろう)といわれる3つの関を守る蝙翔鬼、独眼鉄、男爵ディーノを退けた桃達4人だったが、富樫は1人暴走し、単身で天動宮の中へと飛び込んでいく、、、。
果敢にも3号生筆頭に向かって行く富樫だったが案の定返り討ちに遭ってしまう。富樫大ピンチの最中、桃達3人は扉をブチ開け、何とか救出に成功。桃と邪鬼が大乱闘になるかと思われたが、そこに塾長・江田島平八が仲裁に入り、三号生と一号生が対面した真の意味を明かすのであった。
8対8のタッグマッチである八連制覇開催にあたり塾長は桃達4人に新たに入塾させた4人の1号生を紹介。その4人は先の驚羅大四凶殺で死闘を演じた伊達臣人、雷電、飛燕、月光であった。頼もしい4人を味方にした桃達。3号生代表8人は鎮守直郎3人衆、独眼鉄、蝙翔鬼、男爵ディーノ、そして3号生四天王、卍丸、センクウ、羅刹、影慶そして大豪院邪鬼。
桃達8人の男を賭けた最後の戦いが幕を切って落とされたのであった、、、、、。
さて、アニメ男塾もいよいよ大詰めとなった。
男塾は、この戦いから段々とマンネリ化の印象が強くなってきたのは事実。敵もより強くなり、架空の中国拳法が乱舞し、あの有名な民明書房刊も細かくなっていく(笑)それにしても民明書房刊の説明ぶりは絶品で、本当に存在してるかのような細かさなので私を含めた当時少年だった人達は信じきっていた人は多いのではないだろうか?その細かさはこの狭い範囲では説明しきれるものではないので知りたい方は専門サイトに行くか原作を購入する事をオススメしたい(笑)
話を戻し、このアニメ版・大威震八連制覇だが非常〜に残念な展開となった。それは第2闘場の富樫VSセンクウ戦から第3戦、第4戦まで一気にダイジェストになってイキナリ大豪院邪鬼と剣桃太郎の大将戦に突入してしまう。今回改めて観たアニメ版だが、そのダイジェストぶりは異様なほど不自然。
もしかしてアニメーションは既に作ってあったのに、番組事情があって仕方なく省略されたんじゃないかと思うほどだった。個人的に第3戦目の羅刹、男爵ディーノ組VS伊達臣人、虎丸龍次組の死闘が観たかったのにホントに残念、、、(無念)。その戦いぶりはダイジェストで流されたものの私の好きな羅刹の声は聞く事は出来なかった。
私は男塾の面子の中でも3号生四天王には特に思い入れがあり、唯一の救いは卍丸、センクウ、影慶の声が聞け、アニメで動いてる姿を見れた事だった。何故、羅刹だけは喋らないのかは疑問中の疑問(怒)。
原作との違い
鎮守直廊での場面で、原作では1の関門が独眼鉄なのだが、アニメでは蝙翔鬼になっている。展開はほぼ同じだが、蝙翔鬼の謝砕節(しゃさいせつ)と言われるJへの指折りが省略されている。
後は第3の関門で男爵ディーノがナイフを持って「このガキャ〜、よっぽど命要らんらしいな、、、死ねやボケ〜、、、」とぶち切れるシーンが原作にはあるがアニメでは無し(笑)ディーノの声優であるキートン山田氏の声で是非このセリフを聞いてみたかったのは私だけか?
驚羅大四凶殺でもそうだったが、この男塾では闘技場の説明の祭によく動物が使われる事が多い。溶岩の中に放り込んで威力を試したり、硫酸の中にウサギを放り込んで骨にしたり等の表現があるのだが、流石にアニメ版という事もあり、原作で投げ込まれる動物が魚になってたり等、気を使ってる作りになってたりする(笑)これをやってしまうとPTAだけでなく動物愛護センターまでも敵に回してしまう事になる。
最後の違いになるが、最終戦で負けた邪鬼が桃に囁く「八連制覇の真の意味」だが、アニメ版ではこの八連制覇で終了なのでしっかり邪鬼先輩の締めの御言葉は「塾長を信じるのだ、、、何を言われても、回りから叩かれても耐える漢(おとこ)の姿を目に焼き付けるのだ、、、」と言う様な事を言ってくれる。
原作ではこの後、邪鬼、四天王、鎮守直廊3人衆も桃達の仲間となり、これで男塾の最強戦士16人が集結する事になる。それにしてもOVA(オリジナルビデオアニメ)でもいいから
この続きが観たい〜、、、
と思う日本全国のアニメ男塾ファンは多いのではないだろうか???。