この映画はモンキーシリーズ初のジャッキーチェンが監督、主演の両方を務めた作品なのである。
日本公開版は、いきなり漫画家・モンキーパンチのルパンチックなアニメから始まる。
現在DVD版も発売されているが、このシーンがあるのかどうかは未確認。
で、内容は蛇拳にも酔拳にも似てる感じで、その中間と言った所だろうか。お馴染みの始めは弱く段々強くなってくる、そして師が殺され敵を討つと言う昔の香港映画の王道作品と言える。
映画のテイストが前半と後半でガラリと違っていて、陳が殺されてしまう辺りから話が面白くなってくる。
それまでの前半は、オノロケ、お笑いで見せていてる。ジャッキーの様々な変装が見られるのはユニーク。
女装までしてくれるのである(笑)
笑拳とはどんなクンフーなのか?映画の説明によると
形意道場の一門に伝わる秘拳らしく、喜怒哀楽に基づいて構成されたクンフーらしい。別名「鉄線術」とも言うらしい。
敵の感情に働きかけて、その判断を誤らせる所に笑拳の真髄があるのである。
初めて観ると只の筋肉拳なのかな?と思うが、これは任の鉄の爪封じに必要な為と捉える事ができる。
今作品の主題歌も御寮人のお気に入り。その名も「クレージーモンキー」と言うタイトルそのまんまで、テンポの良いソウルチック、又はディスコミュージックのような歌で、ドクター・スープと言う人達(1人かな?)が歌っている。練習中にも違う曲が流れるのだが、こちらは「モンキーマン」と言う曲。
御寮人の持っているジャッキーアルバムの中にはこの「クレージーモンキー」と「カンフージョン」だけが入ってないのは残念。何度もモンキーシリーズのレビューでも書いてるのだが、とにかくモンキーシリーズとテンポの良い主題歌は切っても切れない仲であると言える。この気持ちは同じファンなら御理解頂けると思う。
この笑拳と兄弟作と言えるのに「大笑拳」なる映画がある。これもレンタルで借りて観た事があるのだが、確かに登場キャラは同じ。しかし、話そのものはよく判らない内容だった。なんと言うか「笑拳」の場面を所々繋ぎ合わせているような感じだ。
見所はやはり、シンロンと鉄の爪の一騎打ちが挙げられるが、他にも、
陳VS鉄の爪、
シンロンVS3人の兵隊等が挙げられる。で、肝心の音楽は勿論、ラスボス戦で流れる。
特に任の必殺技・喉潰しを鍛えた筋肉で跳ね返すシーン等は一気に展開が盛り上がってくる。
昔、まだ土曜ゴールデン洋画劇場の司会が高嶋忠夫さんだった頃にモンキーシリーズ4作品を4週に分けて一挙放送、何てゆう企画があった。
今思うとマニアにとっては超豪華企画だった。クレージーモンキーをテレビ版で最後に観たのは、確か金曜ロードショウだった。
もはや、深夜枠でもお昼の映画でも放送し無さそうな気がするが、、、、。